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「IELTSのバンドスコア5.0ってどのくらいのレベル?」
「これからスコアを伸ばすためには何を勉強すればいいの?」
など、IELTSの学習にあたって疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。
海外への留学や就職、移住を希望する際、英語力の証明としてIELTSのバンドスコアが求められます。5.0は英語力の証明として十分なのか、気になりますよね。
そこで本記事では、IELTSバンドスコア5.0のレベル(難易度)と対策について解説します。バンドスコア5.0が求められる場面や勉強法、TOEFLやTOEICとの換算表も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
オンライン英会話ベストティーチャーのIELTS対策コースでは、IELTSを共同運営するIDPが監修した『オリジナル問題』を使ってレッスンを受けられます。1ヶ月強でスピーキングスコア5.5から7.5にアップした実績も!無料で体験可能なのでまずはお気軽にお試しください。
【IELTSスコア別対策記事】
リーディングとリスニングは、それぞれ40問あり1問1点です。例えば40問正解でバンドスコア9.0といったように、正答数がバンドスコアに換算されます。
スコア5.0の正答数はそれぞれ以下の通りです。
Reading (リーディング):15(アカデミック)/23(ジェネラル・トレーニング)
Listening (リスニング):16
Speaking (スピーキング)とWriting (ライティング)に関しては、4つの評価基準に則って採点されます。
バンドスコア5.0の評価基準には「課題の要件に大体取り組めてはいるが、所々の書式が不適切であったりする」「情報がある程度整理されて記述されているが、全体的な連続性を欠く」などの記載があります。
引用:https://ieltsjp.com/japan/about/about-ielts/ielts-band-scores
IELTSスコアの仕組みについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
2023年〜2024年の受験者のデータによると、日本人の平均バンドスコア(オーバーオール)はAcademic(アカデミック)で5.9、General Training(ジェネラル・トレーニング)で5.8という結果でした。
<Academic(アカデミック)>
Writing:5.7
Speaking:5.5
Reading:6.1
Listening:5.9
Overall:5.9
<General Training(ジェネラル・トレーニング)>
Writing:5.7
Speaking:5.7
Reading:5.6
Listening:5.9
Overall:5.8
参照:https://www.ielts.org/for-researchers/test-statistics/test-taker-performance
IELTS公式サイトが発表した39ヶ国のデータによると、この日本人の平均バンドスコアは、39ヶ国中「Academic(アカデミック)が34位」、「General Training(ジェネラル・トレーニング)が30位」という結果でした。残念ながらあまり高いスコアとは言えないでしょう。
バンドスコア5.0はそれよりも更に低いスコアです。スピーキング・ライティングの評価基準にも記載の通り、このスコアでの英語力はやや限定的だと考えられます。
IELTS 5.0を他の試験に換算するとどの程度になるのでしょうか。
CEFRを基準に、TOEFL iBT、TOEIC、英検をそれぞれ換算し表にまとめました。それぞれ異なるタイプの試験なのであくまで目安ではありますが、参考にしてみてください。
CEFR |
IELTS |
TOEFL |
英検 |
TOEIC SW |
TOEIC LR |
B1 |
4.0〜5.0 |
42〜71 |
2〜準1級 |
Speaking 160〜Writing 150〜 |
Listening 400〜Reading 385〜 |
海外への大学進学を目指す場合、バンドスコア5.0は通過点と考えた方が良いでしょう。一般的には、留学時の英語力の証明として最低限取得しておきたいラインはスコア6.5だと言われています(アカデミックの場合)。
CollegeやFoundation Courseへの入学を前提とする場合には6.0でも選択肢はありますが、4年制大学を目指すのであれば6.5〜7.5を目標にすると良いでしょう。
IELTSスコア6.5については、IELTS6.5のレベル(難易度)と対策・勉強法|TOEFLやTOEICとの換算もで詳しく説明しています。
社内公用語が英語になっているなど、日常業務で英語を頻繁に使うという場合は、スコア5.0ではかなり厳しいです。できれば8.0以上の取得を目指したいところです。
日本企業に対しての「英語力のアピール」という面では、履歴書に記載するスコアは一般的に「6.0」からと言われています。そのため、5.0では説得力に欠けてしまうでしょう。
ちなみに、英語圏の就労ビザ申請時の英語レベルとして、IELTSスコア5.0以上が必要とされる場合があります。こう聞くと「5.0を持っていれば海外で働ける!」と感じてしまいますが、企業が別途必要な英語力の基準を定めている場合が多く、そのほとんどが5.0よりも高いレベルです。
実際に海外で働くことを考える際には、前述の通り8.0以上を目標にするのが良いでしょう。
移住(永住権の申請)には各国条件があり、ほとんどの場合、まずは就学/就労ビザで滞在し、滞在年数などの条件を満たしてから永住権の申請が可能になります。
IELTSのスコア基準も国によってさまざまですが、多くの場合就労ビザよりも高い英語力が求められますので、5.0で基準を満たせるケースはあまりありません。詳細な条件は、必ず希望する国の情報をウェブサイト等で直接確認しましょう。
5.0を取得するために、まずは試験形式や内容をしっかりと理解することから始めましょう。仮に文法のミスをしたとしても、全体的なメッセージを伝えたり、一般的なトピックについてやりとりができることが重要です。仕事や学業、日常生活について議論できることも期待されます。
そのためには、普段から英語に触れるよう努めるようにしましょう。映画やYouTubeなどの動画を英語で観たり、スマートフォンの言語を英語にしたり、友人などと英語で話してみるのもよいでしょう。日常のことや一般的な話題について英語で考える習慣を身につけることが重要です。
IELTSの基本的な概要や対策は「IELTSの勉強方法と対策【初心者・独学者必見】」でも紹介しています。
ここでは、各セクションごとの必要な勉強時間と勉強方法を紹介します。
CEFRでは、それぞれのレベルに到達するまでに必要な勉強時間の目安が提示されています。IELTSスコア5.0に相当するCEFR B1レベルを初心者が目指す場合には、およそ350〜400時間かかるとされています。
実際に必要な勉強時間は現在の英語レベルによっても異なります。ケンブリッジ大学英語検定機構のWebサイトでは、それぞれのレベルに必要な勉強時間を見ることができます。
公式から具体的な数字は発表されていませんが、一般的にIELTSスコア5.0を取得するのに必要な単語数は約2,000語とされています。IELTS対策の単語帳には2,000語以上が収録されている場合が多いので、1冊学習すれば5.0達成に必要な語彙力が身につけられるでしょう。特に基本的な単語に不安のある方は、頻出単語に絞って収録している単語帳を使うのがおすすめです。
IELTS対策におすすめの単語帳については、以下の記事でご紹介しています。
IELTSのおすすめ単語帳とアプリ!英単語の覚え方やスコアアップの勉強法
公式から発表されていませんが、一般的にリーディングで5.0を取るための平均正答数は15問(アカデミック)/23問(ジェネラル・トレーニング)と言われています。
リーディングでは文章に書かれていること全てを読み取ろうとするのではなく、キーとなる単語を見つけるのがポイントです。問題文とパッセージに共通する単語に着目し、スキミング(速読により、文章の要点や大まかな意味を掴む技術)とスキャニング(必要な情報をできるだけ速く見つける技術)で効率よく文の趣旨を理解する練習に取り組むのが効果的です。
リーディング(アカデミック)の詳しい対策方法は、「IELTS超基本リーディング対策:スコアを短期間で上げる3つのコツ」で解説しています。
公式から発表されていませんが、一般的にリスニングで5.0を取るための平均正答数は16問と言われています。
特定の語句や数字を聞いたり読んだりした際にスムーズに理解できるよう、聞き取りの練習をしましょう。IELTSの問題形式に慣れるために、公式教材などを使って本番に近い形式のテストに取り組むのも効果的です。
また、IELTSのリスニングテストでは、解答は手書きで行います。スペルミスや文法上の誤りがあると減点されてしまうので、スペルや文法の間違いを減らすことを意識しましょう。
リスニング音源は、さまざまな国のネイティブスピーカーの音声やアクセントが使われます。日頃からイギリス、アメリカ、オーストラリアなどの発音、アクセントの音源を積極的に聞きましょう。
リスニングの詳しい問題形式などは、「IELTSリスニング対策と勉強方法:問題形式を知りスコアアップするコツ3つ」で紹介しています。
まずは文法を使いこなせるように学習しましょう。文法上の誤りが多発しないよう、練習の段階で発生したミスは必ず修正しましょう。スコア5.0を目指す段階の場合、無理に難しい単語や言い回しを使うのではなく、自分の持っている語彙の中で明確に意見を述べることを意識してください。
また、スラングや日常的な言い回し、短縮形なども減点対象になりますので、使わないよう注意しましょう。例えば “did not”、“could not”、“she is”などは略さず完全な形で書く必要があります。
特にタスク1では、図表と説明文についてまとめた「概要」の段落を作ることが重要です。さまざまなトピックでライティングタスクを想定した解答を練習しながら、使える単語やフレーズを増やしていきましょう。
ライティングの注意点や、対策方法などの詳細は「IELTSライティング対策と勉強法:Task1とTask2それぞれ解説」で解説しています。
スピーキングは3つのパートに分かれています。それぞれ出題形式が異なりますので、全てのパートを練習して試験に望みましょう。間違いを指摘してくれる相手と一緒に練習できるとより効率的に学習できます。
いずれのパートも、幅広い範囲からトピックが選ばれます。本番でスムーズに回答できるよう、さまざまなトピックについて英語で考え、回答のアイデアを自分の中にストックしておくことも効果的です。同義語やよく使われる語句を覚えて、言葉や構文の繰り返しを防ぎましょう。
また、躊躇したり沈黙が長くなるなど、回答までに時間がかかりすぎると減点に繋がるので注意が必要です。(不自然にならない範囲であれば、返答に一呼吸おくのは問題ありません。)
スピーキングの出題形式や対策方法などについては、「IELTSスピーキング:スコアアップ対策とコツ!【問題例文・解答例付】」で詳しく解説しています。オンライン英会話ベストティーチャーのIELTS対策コースを利用して、IELTSスコアが5.0以上にアップした生徒の体験談を紹介します。
オーストラリアのメルボルン大学院に留学するため
他社のオンライン英会話スクールでもIELTS対策をしていたものの、IELTS本番で使える英語表現の習得が不充分で、スピーキングスコアがずっと5.0だった。通学型も検討したが、自分には合わないと感じベストティーチャーを選択。
約1ヵ月でスピーキングのスコアは5.0から6.0に、ライティングは2~3カ月で6.0から6.5へのスコアアップに成功した。
自分が書いた英作文を添削してもらい、正しい英文を覚えて身につけてから、スピーキングレッスンをすることで、初めて英語力が伸びることを実感。「Writing→添削→復習→Speaking」を繰り返すメソッドがスコアアップに繋がった。
特にライティングとスピーキングは、独学ではスコアを伸ばしにくいセクションです。この2つのセクションでスコアが伸び悩んでいる人は、スクールなどでフィードバックを直接もらえる環境で対策する方法が適しているでしょう。
詳しい体験談は、こちらからご覧いただけます。
海外の大学院に留学するため
独学で一度IELTSを受験したところ、オーバーオール5.5、ライティング4.0という結果だったため、ライティング対策に注力しようと決意。「誰かに添削してもらう必要性」を強く感じてスクールを探した。通学型は金額が高く受講回数も限られるため、回数無制限でライティングの添削とスピーキングレッスンが受けられるベストティーチャーを選択。
2回目に受けたIELTSでライティング6.0、スピーキング6.5にスコアアップ。
ライティング対策用の問題は、実際のペーパー版の試験を想定し「時間を測って紙に解答を書く」→「PCでタイピングする」という流れでレッスンを受けた。スピーキング対策用の問題は、ライティングレッスンを受ける前に解答を音読し、上手く言えなかった部分を書き出して添削を受けた。
詳しい体験談は、こちらからご覧いただけます。
ベストティーチャーで実現する短期間でのIELTSスコアアップ!では、実際に目標スコアを達成された受講生のレッスン回数や、推奨の受講回数などを紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
IELTSのバンドスコア5.0は、日本人受験者の平均よりもやや低いスコアです。国内の大学入試でIELTSを活用したい場合は6.0、留学を目指す人は6.5が最低ラインとなります。本記事で紹介した勉強法を活用して、これらのスコアを目指していきましょう。
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