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「IELTSのスピーキング、どのように対策したら良い?」
「概要や問題傾向、コツなどが知りたい」
海外への留学や就職でIELTSの勉強をしている方も多いと思いますが、スピーキングの答えはひとつではないので、どのように対策すればいいのか迷いますよね。
そこで本記事では、IELTSのスピーキングテストの概要や問題傾向、対策方法をオンライン英会話ベストティーチャーのIELTSに精通した現役講師監修の元紹介します。
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まずは概要と流れについて解説します。
対面で行うスピーキングテスト
スピーキングテストは、IELTSアカデミックとジェネラル・トレーニングのどちらも同じで、個室で試験官と1対1のインタビュー形式で行われます。
オンラインで行うスピーキングテスト
資格を持つ専門の試験官が、ビデオコールを通してスピーキングテストを行います。
対面式のスピーキングテストと同様の「試験内容、質問形式、採点基準、時間配分、セキュリティーチェック」で行われます。
IELTSのスピーキングセクションは以下の3つのパートに分かれており、試験時間は11~14分ほどです。
パート1(4~5分) | 3つのトピック 12の質問に答える |
インタビュー形式 |
---|---|---|
パート2(3〜4分) | 1つのトピック 1〜2分のトーク |
トピックカードを引き そのテーマでスピーチする |
パート3(4〜5分) | パート2のトピックに関して 4〜6の質問 |
ディスカッション形式で |
<パート1>
<パート2>
<パート3>
参考:https://ieltsjp.com/japan/prepare/speaking
トピックを予想することは非常に困難ですが、家族構成や、記憶に残っているエピソードなど身近なテーマの他に、トレンドや時事に関連した問題を出題する傾向があります。
例えば、クリスマスや新年の前後は、それに関連するトピックが使用される可能性があり、また、世界的な出来事(パンデミック、健康問題、デモ)や季節に関する話題(秋の祭り、秋の食べ物、自然...)が出題される場合もあります。
試験官は資料を受け取って実施するため、試験官がトピックを選定するわけではありません。
試験の準備をしっかりとするためには、模擬試験を用いて何度も繰り返し練習する必要があります。 また、繰り返しですが「身の回りのもの全てがテストのトピックになり得る」ので、様々な種類のトピックを日頃から考えておくと良いでしょう。思いついたアイデアや例は忘れてしまいがちなので、グループ分けしてメモしておくことも効果的です。
身の回りのもの全てと言いましたが、例えば「チョコレート」がトピックになることもあります。
<質問例>
そして、別のトピックは「近所/隣人」かもしれません。
<質問例>
上記のように、自分の家、家具、食べ物、好きな料理、嫌いな料理、本、動物、子供、両親、建物、空、お店、ショッピングなど、自分を取り巻く全てのものがトピックになり得ます。つまり、何百通りもの可能性があるということですね。
さて、ここからは各パート別に詳しい対策方法と回答例を紹介します。
1つの質問に対して10秒程度で解答するのが理想です。質問に、接続語や導入語(besides, in addition, also, for example...)を使い明確に答え、単純な文と複雑な文の組み合わせを考えましょう。
Yes/Noや名詞だけではなく、どのような考えからそのような答えになるのか説明し、詳細 / 例を加えるなどして内容をふくらませる必要があります。
解答のポイント
質問のトピック
一般的なトピック
下記にパート1で出題される問題例を提示いたします。
<問題例>
<解答例>
<問題例>
<解答例>
IELTSのスピーキングはTOEFL iBTのスピーキングとは違い、人と対面方式です。面接官の質問が聞き取れなかった場合は、問題の反復や説明を頼んだり、言い換えてもらうことができます。
<使えるフレーズ>
反復:Could you repeat the question?
説明:Could you explain the question?
言い換え:Could you rephrase the question?
1~2回であれば、上記のリクエストをしても試験の結果に影響はありません。試験官はフレーズを言い換える際などは、1回目よりもゆっくり話してくれる可能性が高いので、リスニングが苦手な人にはおすすめです。
パート2では特定のトピックについて質問されます。トピックは基本的に受験者自身や受験者の日常生活、受験者の出身国に関するものです。
渡されるトピックカードに書かれた内容について1分間の準備時間の後に、約2分間のスピーチをします。
<一般的なトピック>
スピーチ前の1分間という限られた準備時間を有効に使う必要があります。時間がないので文章全体ではなく「要点のみ」と併せて「いくつかの表現やコロケーション」を忘れないようにメモしましょう。
スピーチは以下の構成で行うと良いです。
なるべく「間」を空けず、躊躇しないように注意する必要があります。
また、スピーチの時間は2分間あるので、自分の知っていることをすべて盛り込みましょう。(時制の使い分け、条件文、関係詞、受身、連結語や同義語の使用など)なお、よく接続詞(and, but, so)で文章を始める受験者がいますがこれは避けるべきです。
トピックの他に、話の流れを作るための"prompts(カンペのようなもの)"が3つ与えられます。スピーチは導入は1つ目のpromptに答える形で始めましょう。
導入で述べたことの理由を2つ目のpromptを活用しながら説明し、3つ目のpromptをまとめとして使うとスピーチの構成が楽になります。
<例題>
Describe a friend you are very close to. (トピック)
You should say:
Who is your close friend (プロンプト1)
What is your relationship with that friend (プロンプト2)
Why that friend is special (プロンプト3)
and explain why you chose that friend.
<解答例>
試験官が出題する問題と同一のもの、もしくは、類似の問題で練習することが最適です。その際、答えや全体の構成を聞いてチェックする人(講師など)がいるとより望ましいでしょう。
パート3は試験官と受験者がディスカッションをします。試験官はパート2に関連した質問を4〜6つします。受験者の返答の長さによって質問の数は変わります。
解答する際は、一般的な視点からトピックを考えるようにしましょう。つまり、個人的な例を加えないということです。そのため、people、the elderly、young/middle-aged people などの名詞や、we、theyなどの複数代名詞を使い、できるだけ長い文章で質問に明確に答えるようにしましょう。なお、パート2と3は関連性があるので一緒に練習することをおすすめします。
一般的なトピック:スポーツ、読書、趣味、幸せ、変化、向上心、語学、服装、友情、食べ物・食事、ゲーム、老後、犯罪、人生の目標など。
<質問例>
<良い解答例>
<悪い解答例>
<問題例>
<解答例>
自分の意見を言った後に、意見をサポートをする理由を2〜3つ述べましょう。パート2のスピーチよりは短いですが、パート1よりは内容が深いので長めに答えましょう。
下記で、IELTSスピーキングテストで使えるフレーズをご紹介します。
Besides, (その他)
In addition, (さらに)
Firstly, (はじめに)
Secondly, (次に)
Lastly, (最後に)
For example, (例えば)
Also, (また)
I would like to talk about…(〜について話したいと思います)
To reveal one thing at the end, (最後に一つだけ明らかにすると)
Actually, (実は)
What’s more, (その他)
In my country, (私の国では)
<問題例>
<解答例>
<問題例>
<解答例>
スコア5,6を目指す人、スコア6.5, 7を目指す人、7.5以上を目指す人が心がけるべきポイントを紹介します。
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返答する時の間に注意を払い、躊躇をしないようにしましょう。また、同じ単語や表現、構文を繰り返さないように心がけてください。
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文法の間違いや文の構成に注意し、連語や導入句(in addition/additionally, moreover, furthermore, what's more...)も意識しましょう。
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返答全体の構成に注意しましょう。できれば、解答を膨らませ、様々な表現、連語(to be under the weather, in the spirit of friendship, to look after your health, to unwind...)を用いるとよいでしょう。句動詞、短縮形(I'm, didn't, can't...)コロケーション(ただし、スラングや不適切、不快な単語・表現・言葉は使わない)を使うと、高得点につながるでしょう。
それぞれのパートで紹介したように、質問をうまく利用して解答することをオススメします。質問が聞き取れなかった時や、もう少し違う言葉に言い換えて欲しい時は、面接官に質問できることもお忘れなく!
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