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「IELTSのバンドスコア6.5ってどのくらいのレベル?」
「勉強法を知りたい!」
など、海外への留学や就職でバンドスコア6.5が求められているものの、どのくらいのレベルなのか、勉強はどのようにすればいいのか分からないことも多いですよね。
そこで本記事では、IELTSバンドスコア6.5のレベル(難易度)と対策方法について解説します。バンドスコア6.5が求められる場面や勉強法、TOEFLやTOEICとの換算表も紹介しますので、ぜひ参考にご覧ください。
オンライン英会話ベストティーチャーのIELTS対策コースでは、IELTSを共同運営するIDPが監修した『オリジナル問題』を使ってレッスンを受けられます。1ヶ月強でスピーキングスコア5.5から7.5にアップした実績も!無料で体験可能なのでまずはお気軽にお試しください。
【IELTSスコア別対策記事】
リーディングとリスニングは、それぞれ40問あり1問1点です。例えば40問正解で、バンドスコア9.0といったように、正答数がバンドスコアに換算されます。
スコア6.0
Reading (リーディング):23(アカデミック)/30(ジェネラル・トレーニング)
Listening (リスニング):23
スコア7.0
Reading (リーディング):30(アカデミック)/34(ジェネラル・トレーニング)
Listening (リスニング):30
引用:https://ieltsjp.com/japan/about/about-ielts/ielts-band-scores
6.5を達成するために必要な点数の平均正答数は明記されていませんが、6.0と7.0の正答数から推測するに7割程度の正答数でしょう。
スピーキングとライティングに関しては、4つの評価基準がありそれに則って採点されます。詳しくは、IELTS6.5を取得するための勉強方法のパートで紹介します。
IELTSのスコアについては「IELTSスコアの仕組み!各スコアの英語レベルや留学の目安・換算表」でも解説しています。
2022年の受験者のデータによると日本人の平均バンドスコアはAcademic(アカデミック)も、General Training(ジェネラル・トレーニング)もオーバーオールの平均は5.9という結果でした。残念ながら6.5を下回ってしまっています。
<Academic(アカデミック)>
Writing:5.7
Speaking:5.5
Reading:6.1
Listening:6
Overall:5.9
<General Training(ジェネラル・トレーニング)>
Writing:5.7
Speaking:5.7
Reading:5.7
Listening:6
Overall:5.9
参照:https://www.ielts.org/for-researchers/test-statistics/test-taker-performance
IELTS 6.5を他の試験に換算するとどの程度なのか、TOEFL iBT、TOEIC、英検との換算をCEFRを基準で行い表にまとめました。それぞれ異なるタイプの試験なので目安ではありますが、参考にしてみてください。
CEFR | IELTS | TOEFL | 英検 | TOEIC SW | TOEIC LR |
B2 | 5.5〜6.5 | 72 | 準1〜1級 | Speaking 160〜 Writing 150〜 |
Listening 400〜 Reading 385〜 |
海外への大学進学を目指す場合は、IELTSスコア6.5 (アカデミック)が一般的に必要とされる最低ラインです。バンドスコア8.0を求める機関は多くないので、6.5〜7.5を目標として設定すると良いでしょう。
・ケンブリッジ大学 (イギリス)
・セント・アンドリューズ大学 (イギリス)
・マイアミ大学 (アメリカ)
上記はほんの一例ですが、6.5が求められる大学を紹介しました。どこの機関がどれだけのスコアを求めているかは、https://www.ielts.org/about-ielts/who-accepts-ielts-scoresで検索できます。
外資企業で社内公用語が英語である場合や、日常業務で英語を良く使うという場合は、スコア6.5では厳しいでしょう。まずは「7.0」そして可能であれば「8.0以上」の取得を目指したいところです。日本企業などに対して「英語力のアピール」という点だけで言えば、6.5は英検1級レベルに相当するため活かすことができるでしょう。
また、外務省の採用では、英語力のみで採用の可否を決めることはないとしてはいるものの、TOEFLまたはIELTSのスコアを提出することを推奨しており、優れたスコアは高い語学能力を示すものとして評価されると明記しています。
ただし、残念ながら日本国内では、IELTSは英検®︎やTOEICと比べるとさほど認知されていないため、人事担当者がIELTSを知らず英語力が伝わらない場合もあります。事前にTOEICや英検®︎に換算したスコアを把握しておくと良いでしょう。
*参照:外務省の採用に関するFAQ
移住(永住権の申請)には各国条件があり、ほとんどの場合、まずは就学/就労ビザで滞在をし、滞在年数や条件を満たしてから永住権の申請が可能になります。IELTSのスコアも国によってさまざまですが、6.5が求められることはあまりありません。詳細な条件は、必ず希望する国の情報をウェブサイト等で直接確認しましょう。
必要となる勉強時間は、現在の英語力にもよりますがケンブリッジ大学英語検定機構のWebサイトによると、CEFR基準で考えた時に1つ上のレベルの英語力を身につけるには200時間、初心者からCEFRのB2レベル(IELTS5.5〜6.5)を目指すには、およそ500〜600時間が必要だとされています。
【IELTS関連記事】
リーディングで6.5を取るための平均正答数は公表されていませんが、「6.0」で23問(アカデミック)/30問(ジェネラル・トレーニング)、「7.0」で30問(アカデミック)/34問(ジェネラル・トレーニング)とされているため、概ね7割の正答数で6.5になると推測されます。
評価基準はなく、正答数がバンドスコアに換算されるのでIELTSの模擬試験や問題集で「問題に慣れておく」ことが大切です。スコア6.5を取得するには、比較的容易な最初の2つのパートが得点源となります。特に気をつけたいポイントは、文法やスペルです。
また、すべての問題を解くために必要な時間を確保するため、文章を端から端まで読まずに要点や情報を得る「スキミング」と「スキャニング」の練習を、時間を測って行うことをおすすめします。日頃からさまざまな種類の資料や文献を教材として使うと良いでしょう。
リーディング対策(アカデミック)は「IELTS超基本リーディング対策:スコアを短期間で上げる3つのコツ」でも紹介しています。
リスニングで6.5を取るための平均正答数は公表されていませんが、6.0で23問、7.0で30問とされているため、概ね7割の正答数で6.5になると推測されます。
リスニングは4つのパートで構成されていますが、最初の2つのセクションは話し手も少なく、日常生活に関わるトピックなので比較的容易です。スコア6.5を取るためには、特にこの最初の2つのセクションで確実に得点を稼ぐ必要があります。
そのためにも、日頃から文法やスペルミスに気を配り、実際のIELTSの模擬試験や公式問題集などで練習をしましょう。そして、パート3は「複数の人が話す」タイプの問題なので、複数話者の音源を聞いて「いつ誰が話しているのか」を意識してディクテーションをするのが有効です。
リスニングの詳しい問題形式などは、「IELTSリスニング対策と勉強方法:問題形式を知りスコアアップするコツ3つ」で紹介しています。
ライティングには4つの評価基準が設けられ、複数の採点官が採点を行います。
スコア6.5を取得するためには、それぞれ以下の勉強方法や対策が有効です。
重点や要点が記述されているが、不正確な部分や詳細部分に記述の余地がある
➡︎課題に明確に答えられるように、与えられた課題・質問だけに答える練習をしましょう。
意見が論理的に整理されていて、全体を通して明確な関連性がある
➡︎Body (本論)を明確に書き、整理する練習をしましょう。具体的には、まずは「一般的に思いつくこと、理由、ポイント」から始め、それに「説明や例」を加えて発展させていきます。さらに、パラフレーズ(イントロダクションはトピックセンテンスを言い換えて書く)、サマライズ(エッセイの要点をまとめて結論を書く)方法を日頃から取り入れてエッセイをできるだけ多く書きましょう。そして、IELTSに精通している人に確認してもらいフィードバックを貰うことをおすすめします。
課題に対して十分な範囲の語彙が使用できる
➡︎日頃から、カテゴリーやトピックごとに単語をグループ分けして記録しましょう。ポイントは、無理をして難しい単語を使うのではなく、シチュエーションに適した単語をいかに柔軟に組み込むことができるかです。特に同じリンカーや導入フレーズは使うべきではないので、慎重に使用しましょう。普段からいくつか言い換えのフレーズを練習しておくことをおすすめします。
文法と句読点、複雑な構文が使えるかどうか
➡︎スコア6.0と7.0の違いは、まさに上記のポイントです。6.0では「簡単な構文と複雑な構文の両方を使用する」、7.0では「様々な複雑な構文を使用できる」と評価基準シートでは記載されています。よって、6.5を取得するには、普段から「句読点」と「ある程度複雑な構文」も使いこなせるように練習しておく必要があるでしょう。
詳しいライティング対策(アカデミック)は「IELTSライティング対策と勉強法:Task1とTask2それぞれ解説」で解説しています。
なお、ライティングタスクの評価基準は以下より確認できます。
スピーキングには4つの評価基準が設けられ、複数の採点官が採点を行います。
スコア6.5を取得するためには、それぞれ以下の勉強方法や対策が有効です。
一貫性を持って話せるか、言い直しはあるものの流暢に話せるかどうか
➡︎普段からなるべく多く話すことを意識して、不自然な間やためらいを抑える練習をしましょう。IELTSの模擬試験や問題集に掲載されているトピックを使用して、誰かと一緒に練習する方法がおすすめです。
テーマについて論じれる語彙力、言い換えが正しくできるかどうか
➡︎適しているとは言えない単語であっても「意味が通じる単語」を選べて、さらに、同じ単語やフレーズを繰り返し言うのではなく、言い換えが概ねできれば6.5は取得できるでしょう。特に、同じリンカーや導入フレーズを使うべきではないので、日頃からパラフレーズの練習をしましょう。大切なのは「繰り返しの使用を避けること」です。
柔軟に複雑な構文を使いこなせるかどうか
➡︎「柔軟に」という点がポイントです。複雑な構文は日頃から、試験対策として話す練習をしていないと咄嗟には出てこないものです。対策として、さまざまな資料や文献、ニュースなどを聞くと良いでしょう。答える際に使える構文や言い換えなどを見つけることができます。また、短縮形(can't, didn't, I'm...)、句動詞、口語英語はライティングではNGですが、スピーキングでは使用してOKです。もちろん、スラングはNGなので気をつけましょう。
発音が明確で、発音の特性をコントロールできるかどうか
➡︎発音やアクセントに関しては、ネイティブ、もしくはネイティブレベルの英語話者から直接フィードバックをもらう方法が確実です。ひとりで行える対策方法としては、ネイティブが話している音源をそのまま読み上げ録音し、聴き比べる作業を繰り返して少しずつ発音を矯正するのが良いでしょう。
スピーキング対策については「IELTSスピーキング:スコアアップ対策とコツ!【問題例文・解答例付】」でも解説しています。
また、スピーキングタスクの評価基準は以下より確認できます。
オンライン英会話ベストティーチャーのIELTS対策コースを利用して、IELTS6.5を取得した生徒の体験談を紹介します。
イギリスの大学へのオンライン留学
IELTSのオンライン模試で、ライティングだけスコアが5.5と低く自分の弱みがライティングだと判明。IELTSのライティング対策と添削があるサービスを選択。
3ヵ月間
毎日英語を話すことが大事な時期もあれば、各回の添削結果をしっかりと時間をかけて復習してから、次のレッスンに進むことが大事な時期もあった。
最終的に、ライティングとスピーキングで6.5、リーディングで7.5、リスニングで8.0、IELTSのオーバーオールスコアは7.0を取得。
詳しい体験談は、こちらからご覧いただけます。
オンライン英会話ベストティーチャーでは、やはりIELTSの準備期間として、3ヶ月程度を確保している受講生が多いです。ベストティーチャーで実現する短期間でのIELTSスコアアップ!では、実際に目標スコアを達成された受講生のレッスン回数や、推奨の受講回数などを紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
IELTSのスコア6.5は、留学を検討するのであれば必要不可欠なスコアです。しかし、日本人の平均スコア5.9から考えるとあともう一歩という感じがしますよね。基本的な対策方法はどのスコアも変わりませんが、スコア6.5を目指す場合は、語彙力と文法知識が鍵となります。6.5を目指して頑張りましょう!
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