
「書いて、話す」オンライン英会話
ベストティーチャー
ベストティーチャー
WritingとSpeaking両方学べる
24時間 受講回数制限なし
資格試験対策も充実
IELTS(アイエルツ)を初めて受験するときは、「当日は何を持って行けばいいんだろう?」と不安を感じる方も多いのではないでしょうか。パスポートは必ず必要と聞くけれど、ほかにも持参したほうが良いものはあるのか、逆に持ち込んではいけない物があるのか、など知りたいところですよね。試験当日に余裕をもって臨むためには、必要な持ち物をきちんと把握し、忘れ物を防ぐことが大切です。
この記事では、IELTS試験当日に必要な持ち物や持ち込み禁止物の一覧、試験の流れ・スケジュールまでを詳しく解説します。また、当日だけでなく、前日までに確認しておきたいポイントもまとめました。この記事を読み終えることで、「当日、これだけ押さえておけば安心!」と自信をもってIELTSに挑めるようになります。
ぜひ、試験前のチェックリストとして活用してみてくださいね。
IELTSを受験するうえで、当日に必ず持参しなければいけないものと、あると便利なものをそれぞれまとめました。試験運営団体や申し込み方法によって必要な持ち物に少し違いがありますので、まずは自分の受験状況を確認しながらチェックしてみてください。
持ち物 | 概要 |
パスポート(原本、カラーコピー) | ・IELTS受験では、申込時に使用したパスポートが必要です。忘れると受験できません。有効期限切れにも注意しましょう。 ・試験団体によってはカラーコピーも必要になります。 |
受験確認書 | ・試験団体によっては受験番号が必要となります。受験確認書には受験番号のほか、試験日、会場、持ち物など重要な情報が書かれているので、事前に印刷またはスマホにダウンロードしておきましょう。 ・受験確認書は、筆記テスト前にメールやマイページなどから確認することができます。(試験団体により異なります) |
筆記用具 ※一部試験団体 |
・日本英語検定協会が運営する試験(英検IELTS)に申し込んだ場合は「黒鉛筆と消しゴム」を持参する必要があります。シャープペンシルやキャップのあるものは使用できません。 ・IDPが運営するIELTS試験の場合は会場で支給されるため、持ち込みはできません。 |
持ち物 | 概要 |
透明な容器の水 | 試験会場内には、水のみ持ち込みが許可されています。コンビニ等で買った場合はペットボトルのラベルを事前に外しておきましょう。 |
上着やカーディガン | 試験会場は空調が効いているため、室温が合わないこともあります。温度調整できるよう羽織るものがあると安心です。 |
上記をそろえておけば、試験当日に「持ってこなかった!どうしよう!」と焦ることを減らせます。申込方法によって異なる場合もあるので、申し込み先の試験実施団体のサイトをしっかりと確認しましょう。
IELTSの試験会場では、受験者の公平性を保つために持ち込みが厳しく制限されています。万が一、禁止されているものをうっかり所持したまま入室すると、失格や試験結果の無効化につながる恐れがあります。以下の一覧や試験運営団体のサイトを確認し、当日持っていく場合は必ず会場ロッカーなどに預けるようにしましょう。
持ち物 | 概要 |
携帯電話・スマートフォン | 試験室内には完全に持ち込み不可となるため、電源オフにするだけではなく、必ず預ける必要があります。 |
腕時計・ウェアラブル端末 | 試験時間の計測に使える電子機器は一切禁止されます。アナログ・デジタルを問わず時計全般が持ち込み不可です。 |
貴重品・財布 | ロッカーに預ける必要があります。試験室内では不要なため、持っていく場合は最小限にしておきましょう。 |
飲食物(※水を除く) |
水以外の飲み物や食べ物は持ち込めません。糖分補給やお菓子も不可なので、必要なら試験前に済ませておきましょう。 |
電子機器 |
音楽プレーヤーやタブレット、イヤホンなど。スマートフォンと同様に、試験室内への持ち込みは認められていません。 |
■ 服装の文字プリント
英語の文字がプリントされた服は、カンニングや不正行為とみなされる恐れがあります。派手な英語ロゴやメッセージ入りの服は避け、無地やシンプルなデザインを選ぶと安心です。
■ 試験室内での会話やメモのやり取り
リスニングやリーディングの解答に影響を与える行為と見なされ、不正認定される恐れがあります。不要な会話や誤解を招く行動は避けましょう。
■ 試験問題の持ち出し・写真撮影
試験問題を外部に持ち出す行為は固く禁止されています。スマホ撮影や筆記用具へのメモなども処罰対象となるので注意しましょう。
ほとんどの試験会場では、貴重品・荷物を預けるためのロッカーや専用スペースが用意されています。当日の案内に従い、指定された場所へ荷物を預けるようにしましょう。持ち込み禁止の物を誤って持ったまま入室しないよう、スムーズに預けられる準備をしておくことが大切です。
IELTSの試験は、リスニング・リーディング・ライティングの3技能をまとめて行う「筆記試験」と、個別に行われる「スピーキング試験」で構成されます。場合によってはスピーキングが別日になることもあるため、受験団体や申込時の案内をよく確認してください。ここでは、典型的な試験当日の流れとスケジュールを紹介します。
■ 持ち物の再確認
パスポート、受験確認書や筆記用具(英検IELTSの場合)などはバッグに入っていますか?前日にまとめておくと安心です。
■ 交通機関・天候のチェック
道路の混雑や電車の遅延が起こる可能性もあるので、予定より早めの行動を心がけましょう。IELTSの試験運営団体は複数ありますので、試験会場を間違えてしまうことがないよう、十分注意しましょう。
■ 食事や水分補給
長時間の試験になります。試験前に軽く食事を済ませておき、こまめに水分を取れるようにしておくと集中しやすいです。
■ 受付・セキュリティチェック
会場に到着後、受付で本人確認(パスポート提示)や写真撮影、指紋登録などの手続きを行います。荷物を預けるロッカーがある場合は、スマホや貴重品を預けてから受付に進むこともあります。
■ 受験番号の確認
自分の受験番号や座席番号を確認し、指示に従って入室してください。試験開始時刻が迫っていると慌ててしまうので、時間には十分余裕を持ちましょう。
■ 試験の案内
試験官から当日の注意事項や流れが簡単に説明されます。試験の指示はすべて英語で行われます。重要な指示をはじめ、リスニングの音声機器や、ライティング用紙の使い方などを聞き逃さないように注意しましょう。
1. リスニング(30分+[ペーパー版のみ]解答転記時間10分)
録音された英文(再生は1回のみ)を聞き、設問に回答します。設問の前後に30秒〜1分程度の問題確認、見直し時間があり、最後にも2分間、全体の回答を見直す時間があります。
ペーパー受験の場合は30分の回答時間に加えて、その後10分間、解答用紙へ書き写すための時間が与えられます。
2. リーディング(60分)
長文問題を読み、設問に答えます。解答転記の時間は別途ありません。途中で見直しをする余裕を残しつつ、時間配分に気をつけましょう。
3. ライティング(60分)
Task 1(図表問題など)とTask 2(論述問題)に回答します。制限時間内に書き終えるために、最初に大まかな構成を考えてから書くとスムーズです。
これらの筆記試験は連続して行われることが一般的で、途中に休憩は設けられていません。トイレや暑さ・寒さ対策など、体調管理は試験開始前に済ませておきましょう。
スピーキング試験は筆記試験と同日に行われるか、別日に設定される場合があります。当日の場合は筆記試験の前または後に、指定された時間に呼ばれて個室または仕切りのある部屋へ移動します。
■ 形式
試験官と1対1で行う面接形式です。所要時間は11~14分で、自己紹介、トピックに基づくスピーチ、質疑応答などを含みます。
■ 確認事項
あらためてパスポートによる本人確認を行い、簡単なウォーミングアップの質問から始まります。緊張せず、コミュニケーションを楽しむつもりで臨むのがコツです。
スピーキング試験が別日となる場合は、案内された日時・場所に遅れないよう注意しましょう。試験日が連日になるケースもあるため、受験票やメールの指示をしっかりチェックしておくことが大切です。
IELTSの試験当日は、パスポートや受験確認書などの必須持ち物を忘れずに準備し、禁止物や注意事項をしっかり把握しておくことが大切です。筆記試験はリスニング・リーディング・ライティングと休憩なしで続くため、事前に流れを理解しておけば落ち着いて受験できます。また、スピーキング試験が別日に行われる場合は、日程や会場を再度チェックし、遅刻や勘違いに注意しましょう。
試験前日は荷物をまとめておき、当日は早めに会場へ向かえば焦らず行動できます。服装・体調管理・水分補給など、細かい点も含めて入念に準備しておくと本来の実力を発揮しやすいです。
IELTS試験対策として、以下の記事もぜひご参考ください。
【実際に受けてみた】IELTSの試験当日の流れを解説!|各パートの対策も
もし「英語力に不安が残る」「スピーキングの練習が足りない」という方は、オンライン英会話で集中的に対策を進めるのもおすすめです。ベストティーチャーでは、IELTS対策に役立つコースや、外国人講師とのスピーキング練習を行える環境が整っています。無料体験レッスンを実施していますので、ぜひこの機会にお試しください。短期間でも適切なトレーニングをすれば、本番でのスコアアップにつながりやすくなりますよ。
この記事を参考にして、当日の持ち物や試験の流れをしっかり押さえ、落ち着いた気持ちでIELTSに臨みましょう!