
「書いて、話す」オンライン英会話
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24時間 受講回数制限なし
資格試験対策も充実
「留学のためにIELTSを受けたいけれど、どんなテストなんだろう?」
「試験当日の様子が知りたい!」
など、IELTS受験に向けて情報収集をしている方もいるのではないでしょうか。
先日、ベストティーチャーのスタッフが実際にIELTSを受験したこともあり、当日の様子や試験の流れなどについて解説します。セクションごとの対策方法もご紹介しますので、ぜひ参考にしてIELTS対策に取り組んでください!
オンライン英会話ベストティーチャーのIELTS対策コースでは、IELTSを共同運営するIDPが監修した『オリジナル問題』を使ってレッスンを受けられます。1ヶ月強でスピーキングスコア5.5から7.5にアップした実績も!無料で体験可能なのでまずはお気軽にお試しください。
IELTSは、英語圏の国に留学・移住を希望する人の英語力を測るための試験です。海外大学の出願や就職の際に英語力の証明として使用できるほか、日本の大学でも入試の際に提出可能な場合があります。
IELTSには、目的や受験方法に応じていくつかの種類があります。詳しくはIELTSアカデミックとジェネラル問題の違い、試験概要・種類まとめもあわせてご覧ください!
今回、ベストティーチャースタッフが以下の内容で実際にIELTSを受験しました!
《 受験者:スタッフKさん 》
学生時代、アメリカに1年間の留学経験あり。
コロナ禍で在宅時間が増えたことをきっかけに、自己研鑽のため定期的に英語資格試験に挑戦中。英検準1級保有、IELTSは今回が初めての受験。
今回受験したIDP IELTS 東京テストセンターは、2021年オープンの比較的新しい会場です。
会場の様子などは【コンピュータで受けるIELTS】東京 新宿のテストセンターで受験してきた!でも写真付きでご紹介しています。
※以下の内容は、IDP IELTS 東京テストセンターでコンピューター版を受験した場合のものです。設備等は試験会場や受験形式によって異なる場合がありますので、詳細は各試験会場の情報をご確認ください。
IELTSでは、会場内に持ち込み可能なものが明確に定められています。それ以外の荷物は受付でロッカーに預ける必要があり、持ち込むことはできません。
なお、パスポートの持ち込みは必須であり、有効期限内のものが必要です。
IELTSの受験を予定している方は、必ず事前にパスポートの有効期限を確認しましょう。
《持ち込めるもの》
・パスポート(必須)
・透明でラベルのない容器に入った水(任意、お茶やジュースなどは不可)
《持ち込み禁止のもの》
・スマートフォン
・腕時計
《会場で借りることができるもの》※持ち込み不可
・筆記用具
・ブランケット
・耳栓
参考:https://ieltsjp.com/japan/prepare/articles-ielts-what-to-bring-test-day
9:30 集合
・入口で、電子機器の電源を切り、腕時計を外すよう案内があります。
9:40 受付で、筆記試験について口頭で説明
・パスポート、水以外の荷物をロッカーに入れるよう指示があります。
・この前までにトイレを済ませておきましょう。
9:45 パスポートの照合、指紋認証
・1名ずつ実施し、順番に試験会場に入ります。
9:55 指定されたアカウント情報を入力後、アナウンスを聞く
10:00 筆記試験開始
・リスニング→リーディング→ライティング の順に実施します。
12:45 筆記試験終了
(昼食休憩)
13:40 会場に戻る
・再度電子機器の電源を切り、腕時計を外します。
・荷物をロッカーに入れ、パスポートの照合と指紋認証を行う流れも午前と同様です。
・この際、証明書に掲載する顔写真の撮影もあわせて行います。
14:10 面接(スピーキング)開始
・試験官から、再度パスポートを提示するよう指示がありました。
14:30 試験終了
午前10時に試験開始後、筆記試験の終了まで休憩時間はありません。約3時間弱、座ってPCに向かう集中力が求められます。
また、今回は筆記試験の終了後、面接のために会場に戻るまでが1時間未満と短く、少し慌ただしく昼食を取ることになりました。(面接の集合時間は受験者によって異なるようです。)
試験を終えたKさんに、これから受験する方へのアドバイスや注意点を聞いてみました。
IELTSの試験会場に設置されているPCは、キーボードがすべてUS配列になっています。
日本で一般的に使用されるJIS配列とは一部キーの配置が異なりますので、慣れていないとタイプミスの原因になります。
よく使う記号の位置を事前に確認したり、実際にUS配列のキーボードでタイピング練習をするのがおすすめです。
PCに付属するヘッドホンには、ノイズキャンセリング機能がついています。周囲の物音を抑えて試験に集中できるのが利点ですが、慣れてない人は圧迫感を感じてしまい、音声を聞く以外の時間に装着し続けるのはかえって集中力を妨げることになるかもしれません。
ヘッドホンが合わない場合には、試験監督の方から耳栓をもらうとよいでしょう。
試験の途中でトイレ休憩に行くこと自体は可能ですが、実際にはそのような余裕はありませんでした。試験前には必ずお手洗いに行くことをおすすめします。また、水の飲み過ぎにも注意が必要です。
気になる試験結果は…
リスニング:6.0
リーディング:7.0
ライティング:6.5
スピーキング:5.5
オーバーオール:6.5
という結果でした。
スピーキングは力不足を感じたそうですが、オーバーオールスコアの目標は達成できたとのことです!
今回Kさんは約1ヶ月間学習をして試験に臨みましたが、試験対策は充分にはできなかったといいます。4技能をバランスよく伸ばすためには、各パートの対策にそれぞれ時間をかける必要があり、そのための期間設定として1ヶ月はとても短かったそうです。
初めてIELTSを受験する方は、少なくとも2ヶ月、できればそれ以上の期間をかけてしっかりと対策を取りたいところです。
IELTSは出題形式に特徴があることから、「試験内容を把握すること」「回答形式に慣れること」にも時間がかかります。そのうえで語彙力や読解力を伸ばしていくことになりますので、対策期間を充分に確保することが肝心です。
大学留学の場合、一般的にはスコア6.5以上が基準になると言われています。スコア6.5を目指す場合の対策についてはIELTS6.5のレベル(難易度)と対策・勉強法|TOEFLやTOEICとの換算もで詳しく解説しています。
KさんがIDP会場で受験をした理由の1つとして、IDPでIELTS受験申し込みを行うと、特典として3つの受験対策セットがもらえます。
①5時間分のIELTS解説動画
②マッコーリー大学監修のIELTSオンラインコースお試し
③Writing添削サービス 1回分
①IELTS解説動画では、IELTSの4技能について要点を絞って解説しています。特に初めて受験する方には試験内容の理解が深まる内容になっていますので、しっかり活用することをおすすめします。
②IELTSオンラインコースのお試しでは、4技能のうちひとつのコース(25時間分)を30日間、もしくは4技能全てのコースを4日間、いずれか選んで視聴することができます。講義には実践問題も含まれているので、しっかりとボリュームのあるコンテンツです。目的にあわせて選ぶとよいでしょう。
③添削サービスのライティングアシストでは、本番に近い形式のライティングタスクに取り組み、個別に添削を受けることができます。プロによるフィードバックを得ることができ、自分の弱点を把握するのに役立ちます。
先述の通り、IETLSの試験はやや特徴的です。そのため、スコアアップには語彙力や読解力の強化だけでなく、試験形式と出題傾向を把握することが重要です。
IELTSのリスニングは、聞き取った単語を正確に書き取る穴埋め問題が多く、スペルを知らないと得点できないという特徴があります。そのため、単語の正確な綴りを覚えておくことが重要です。
また、選択式問題が少ないため「運よく正解する」ことが難しく、純粋なリスニング力が問われる試験になっています。アカデミックな文章の形式や言い換え表現に慣れ、細かい部分まで聞き取る練習が必要です。
リスニングの対策についてはIELTSリスニング対策と勉強方法:問題形式を知りスコアアップするコツ3つでもご紹介しています。
リーディングでは、60分の試験時間内に学術的な記事を3つ読むことになります。文章量が多いため、長文を効率的に読みこなすスキルが必要です。先に設問に目を通す、段落の最初と最後を先に読むなど、本文を読んだ際に重要な情報に注意を向けやすくする工夫が有効です。
また、問題集を使って出題形式に慣れることも重要です。IDP公認問題集では、本番さながらの実践的な練習が可能です。
リーディング対策はIELTS超基本リーディング対策:スコアを短期間で上げる3つのコツで詳しく解説しています。
IELTSのライティングはタスク1とタスク2に分かれ、それぞれの出題形式が決まっています。これらの出題形式と解答の「型」を把握することが重要です。なお、タスク1・タスク2ともに出題形式にはバリエーションがあるため、ライティングで確実にハイスコアを取りたい場合には、どの形式にも対応できるような対策が必要になります。しっかりと時間をかけて取り組みましょう。
タスク1・タスク2については以下の記事でそれぞれ解説しています。
IELTSライティングタスク2の書き方 | 問題タイプ別に徹底解説
また、コンピューター版ではタイプミスに注意が必要です。US配列キーボードを使用するため、慣れていない場合は思わぬミスが発生している可能性もあります。書き終えた後は必ず内容をチェックしましょう。
ライティングパート全体の概要については、IELTSライティング対策と勉強法:Task1とTask2それぞれ解説でご紹介しています。
スピーキングは3つのパートに分かれ、それぞれインタビュー・スピーチ・ディスカッション形式で行われます。形式は決まっていますが、トピックは様々なジャンルから出題されるため、臨機応変に対応できる能力が求められます。
対策には即興練習が有効です。以下の記事では例題と解答例を掲載していますので、練習に活用してみてください。
IELTSスピーキング例題と解答例で徹底対策!各パートごとに紹介
スピーキングの内容、対策についてはIELTSスピーキング:スコアアップ対策とコツ!【問題例文・解答例付】もあわせてご覧ください。
IELTSを実際に受験したスタッフの経験をもとに、当日の流れから受験した感想、各セクションの対策や出題内容について解説しました。
試験当日は緊張するものですが、しっかりと対策して不安な部分を減らせば、落ち着いて臨むことができるでしょう。これからIELTSを受験予定の方は、ぜひ参考にして対策に取り組んでみてください。
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