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「TOEFLの受験料っていくら?」
「支払い方法を知りたい!」
TOEFLを受験するためには、受験料の支払いが必要です。TOEFLは申し込みのタイミングによって受験料が変わるので、少しでも安く受験するためには事前確認が欠かせません。
本記事では、TOEFLの受験料に関する疑問と最新の割引情報、他の試験料との違いについて解説します。これからTOEFLを受験する方はぜひ参考にご覧ください。
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TOEFL iBTの受験料は申し込むタイミングによって変わります。
締切 | 方法 | 受験料 |
テスト日の7日前まで(中6日) | ETSアカウント・電話 | US$245 |
テスト希望日の4週間前必着 | 郵送 | US$245 |
テスト日の2日前まで(中1日) | ETSアカウント | US$285 |
テスト日前営業日17時まで | 電話 | US$285 |
通常の締切まではUS$245ですが、それ以降は手数料としてUS$40が加算されます。また、USドルで計算されるため、為替相場の影響を受け円安だと高額となります。
現在(2024年6月)USDは157円前後なので約38,500円です。手数料を加えると44,000円を超える価格になります。なお、自宅で受験するHome editionもありますが、受験料は同一です。
受験料以外にかかる試験関連の手数料をまとめました。表の日本円はUSD=157円で計算したものです。
受験日の変更 | US$60 | 9,420円 |
キャンセルスコアの取り戻し | US$20 | 3,140円 |
スコア通知先の追加 | US$20/1件 | 3,140円/1件 |
Speaking / Writingのスコアの見直し | US$80 | 12,560円 |
SpeakingとWritingのスコアの見直し | US$160 | 25,120円 |
支払いが却下された場合 | US$30 | 4,710円 |
その他に、試験を受けるにはパスポートが必要となります。パスポートは10年のもので16,000円、5年のもので11,000円(12歳以上)がかかるので、これからパスポートを申請する方は、試験料と合わせて少なくとも50,000円は見積もっておきましょう。
特に注意しておきたいのは、支払いが却下された場合の手数料です。何かしらの原因により、銀行、クレジット(デビット)カード会社によって支払を却下された際に発生します。そのため、必ず事前に有効なカードであるか確認をしましょう。
スコア通知先については、4件までは受験料に含まれており、5件目以降「1件につきUS$20」が発生します。もし受験自体をキャンセルする場合は、試験の丸4日前までなら50%が戻ってくるので期限に気をつけましょう。
TOEFL EssentilasもiBTと同様に、申し込みのタイミングで受験料が異なります。
締切 | 受験料 |
受験日の7日前まで | US$120 |
受験日の2日前まで | US$140 |
通常の締切まではUS$120ですが、それ以降は手数料としてUS$20が加算されます。また、USドルで計算されるため、為替相場の影響を受け円安だと高額となります。
現在(2024年6月)USDは157円前後なので約18,800円です。手数料を加えると約22,000円になります。iBTと比べると半額程度です。
参照:https://www.toefl-ibt.jp/test_takers/toefl-essentials/about/
受験料意外にかかる試験関連の手数料をまとめました。表の日本円はUSD=157円で計算したものです。
リスケジュール料 (受験日の丸4日前まで) |
US$30 | 4,710円 |
キャンセル料 (受験日の丸4日前まで) |
US$60 (受験料の50%) |
9,420円 |
支払いが却下された場合 | US$30 | 4,710円 |
TOEFL Essentialsの結果を英語力の証明として採用する教育機関も増えてきています。自身の希望する機関が採用しているかどうかは、Institutions Accepting TOEFL Essentials Scoresから検索で確認できます。
TOEFL ITPは、個人では申し込みができず団体受験のみとなります。受験人数や受験方式によって受験料は異なりますが、3,000円程度が目安です。
TOEFLの支払い方法には、クレジット/デビットカード、電子小切手(e-check)、PayPal、があります。申し込み方法によって、選べる支払い方法も異なるので、ひとつずつ解説します。
ESTアカウント、電話、郵便、全ての申し込みが対象です。利用可能なクレジット / デビットカード会社は、American Express, Discover, JCB, China UnionPay, Diners Club, MasterCard, RuPay, VISAとほとんどのカードブランドに対応しています。
ESTアカウント、電話申し込みが対象です。米国、米国領ヴァージン諸島、プエルトリコ、カナダの銀行で発行されたもののみ有効で、米ドル建てである必要があります。e-checkは”electronic check”の略で、仕組みは口座引き落としと同じです。
ESTアカウントからの申し込みのみ対象となります。PayPalは、クレジットカードやデビットカード、銀行口座をアカウントに登録することで簡単に支払いができます。
TOEFL iBTの受験料と、TOEIC、英検、IELTSの受験料を比較してみましょう。
TOEFL iBT | IELTS | TOEIC SW | TOEIC LR | 英検 |
US$245 | 25,380〜 28,500円 |
10,450円 | 7,810円 | 3,900〜 11,800円 |
2024年6月のレートでは、USDは157円前後なのでTOEFL iBTは約38,500円となります。
IELTSにはいくつか種類がありますが、TOEFL iBTと同じ位置付けの試験は「IELTS Academic」試験です。IELTSは実施団体、受験形式によって価格が異なりますが最も高額な受験料でも28,500円です。どちらもアカデミックな内容の試験で海外への留学や就職の際に、英語力の証明として提出を求められます。どちらを受けるかは、希望する教育機関によって異なります。TOEFLとIELTSのどちらを受験すべき?試験の目的や内容・受けやすさ・難易度を比較でも解説していますので、参考にご覧ください。
TOEICはSWとLRの2つに分かれているため、1回の試験で4技能全てを測ることはできません。ただし、それぞれを受験しても18,260円なので、TOEFL iBTの方が高額です。
参照:https://www.iibc-global.org/toeic/test/sw/guide01_03.html
https://www.iibc-global.org/toeic/test/lr/flow.html
英検は受験する級によって受験料が異なります。難易度が最も高い1級が、11,800円なので、TOEFL iBTの約1/3の価格で受講できます。
参照:https://www.eiken.or.jp/eiken/schedule/
割引されるイメージのない受験料ですが、実は2024年6月現在、とてもリーズナブルに受験できる、受験料の減額措置が実施されています。過去に実施された割引情報と併せてみていきましょう。
昨今の歴史的な円安から受験者の経済的負担を軽減することを目的に、2024年6月5日(水)14:00~9月30日(月)23:59までに受験予約をし、日本国内でTOEFL iBTを受験する場合、通常「US$245」の受験料が、「US$199」で受験できる減税措置を実施していました。
2022年には10月26日の「TOEFL®の日」を記念して、10月を「TOEFL®月間」としUS$199で受験できるクーポンを配布していました。毎年10月に開催される可能性が高いため、情報をしっかり確認しましょう。
2024年2月には、TOEFL iBTテストが10%割引で受けられるコードを配布していました。
参照:https://www.toefl-ibt.jp/test_takers/coupon/
これまでも不定期ですが、割引やクーポンの配布がされてきました。今後も上記で紹介したような割引情報を見逃さないためにも、ETS Japan Newsletterに登録しましょう。
TOEFL iBTの受験料は高額であるため、できるだけ少ない受験回数で目標スコアを取得することが節約に繋がります。公式模擬試験を活用して、ベストなタイミングで本試験を受けるようにしましょう。
公式模擬試験は、問題のレベルは本番と同じで全セクションのスコアが出ます。さらに、
自分の解答の正誤確認や問題を見直すこともできるので対策には最適です。価格も4,980円と本試験に比べるとかなり低価格で購入できます。
Step1:公式模擬試験を受けて自身の英語力や強み弱みを確認する
Step2:弱点を重点的に対策する
Step3:本試験を受験
上記のステップが、節約もでき最も効率の良い学習方法でもあります。
参照:https://www.officialtestprep.jp/fs/officialprep/tpo
対策については「TOEFLの正しい勉強法と対策は?おすすめアプリや参考書も紹介」で解説しているので、参考にご覧ください。
本記事では、TOEFLの受験料について解説しました。もちろん「高い」という印象を持った方がほとんどかと思いますが、TOEFLは留学などの際に英語力の証明として教育機関が認めている試験です。それを考えれば、妥当な受験料であると言えるでしょう。しかし、せっかく受験するのであれば、できる限り少ない回数で目標スコアを取得したいですよね。そのためには、ただ英語を勉強するのではなく「TOEFL対策」をする必要があります。
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