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「TOEFLのライティングのスコアが伸びない」
「そもそも構成がよく分からない」
など、TOEFL iBTのライティングの対策に悩んでいませんか?苦手だと感じている学習者は多いですが、ポイントを押さえて対策することで得点につながり易いセクションでもあります。
本記事では効率良く勉強するポイントを紹介します。試験の最後に待ち構えているライティングセクションを攻略して、夢への実現に繋げましょう!
オンライン英会話ベストティーチャーのTOEFL iBT対策コースでは、試験に精通した講師が作成したオリジナル問題(ライティング・スピーキング)を使用して対策ができます。1ヶ月で15点アップした実績も!無料体験レッスンも実施しているので、気になる方はぜひお試しください。
TOEFL iBTのライティングセクションは、全2問でIntegrated task (統合問題) とIndependent task (独立問題) で構成されています。Integrated task が20分で150-225語、Independent taskでは30分の合計50分です。
Integrated taskとIndependent taskの特徴をまとめました。Independentは、自分の意見を書くタスクですが、Integrated taskは「読んで、聞いた」内容を要約してエッセイを書くタスクです。そのため、ライティング力以外にリーディング力とリスニング力も問われます。
AIと試験官が採点をします。各タスクごとに評価基準が設けられており、まず0〜5の5段階で評価され、その後0〜30のスコアに換算されます。以前は換算表が公開されていましたが、現在は公式発表されていません。
上記は、評価基準の一部です。詳細は、https://www.ets.org/pdfs/toefl/toefl-ibt-writing-rubrics.pdfから確認できます。
どのトピックも非常にアカデミックなものです。以下のような分野や、それに関連するものである可能性がありますが、とにかくすべての教科・科目が、テーマになると思っておきましょう。
Anthropology 人類学
Arts 芸術
Biology 生物学
Business and Economics ビジネス&経済
Commerce 商業
Education 教育
Environmental Issues 環境問題
Ethics 倫理
Fitness フィットネス
Geography 地理
Health 健康
History 沿革
Literature 文芸
Medicine 医学
Philosophy 哲学
Politics 政治
Science and Technology 科学と技術
Social Issues 社会的課題
ライティングで得点を伸ばすために大切な3つの要素を紹介します。自分の書いたエッセイを見返して確認してみてください。
構成を考えずに英語を書く英作文と論理的に書くエッセイは似ているようで異なります。一般的にエッセイは、以下の流れで作成します。
序論 (Introduction):自分の主張や結論を書く
本論 (Body):理由を説明する
結論 (Conclusion):自分の主張や結論を再度書く
本論 (Body)では、自分の主張や結論をサポートするための理由を書きます。ポイントは、具体的な例など、序論で主張した内容を裏付ける例を織り交ぜて展開させていくことです。TOEFLでは、決められた語数があるのでそれを踏まえてテンプレを作成し練習すると良いでしょう。
文法や語彙を正しく使えるかどうかも重要なライティングの要素です。もちろん語彙や文法は多くを知っているに越したことはありませんが、ポイントは「正しく使えるか」です。せっかく知っていても使い方を理解していないと活かせません。
単語を覚える際は、単体で覚えるのではなく例文を書いて読む方法をおすすめします。意味だけではなく、使い方と発音も一緒に覚えられるので、覚えたい文法がある場合は、その文法も織り交ぜた文章を作成しましょう。
英語には同じような意味を表す類義語や同義語が複数あります。それらを上手に活用して、できる限り同じ言い回しは避けて書くように心がけましょう。
さらに、TOEFLはアカデミックな内容のテストなので、カジュアルな表現ではなくフォーマルな表現を使用すべきです。例えば、”But”や”And”は日常のカジュアルなシーンであれば文頭でも使われますが、フォーマルな場面では好ましくありません。代わりに”However”や”Moreover”などを使用しましょう。
Integrated Taskは統合問題で、以下の流れで行われます。
1.パッセージを読む(3分)
230〜300語で書かれたパッセージを読みます。3分が経過するとパッセージは消えますが、解答をタイプする際に再度表示されます。
2.パッセージを聞く(2分)
1で読んだパッセージと同じトピックに対して異なる視点で話している内容を聞きます。文章量は1と同じく230–300語です。
3.要約を書く(20分)
リスニングとリーディングパッセージの重要なポイントがどのように関連しているかを要約して説明します。推奨される回答の長さは150~225語ですが、それ以上書いてもペナルティはありません。
リーディングパッセージは、通常、学術的な教科書、雑誌、研究、または他のソースから抜粋された論文や文章です。そして、講義、プレゼンテーション、または学問に関連するトピックに対しての「意見表明」が含まれています。時間は3分でメモはとってOKですが、解答時に再度パッセージを見ることができるので、メモを必要最低限に留めておいて問題ないでしょう。
出題されるトピックの幅が広いので、様々な分野の学術的な文章を読みましょう。特に「教科書」は便利なので、定期的に時間を見つけてその中の1レッスンか2レッスンを読むことをおすすめします。
時間を測って、300語程度の文章を3分以内に読む練習をしましょう。まずは100字程度の文章を1分程度で読むことから始めるのも良いです。
複雑な情報を理解し要約する能力を養うために、練習用に選んだすべての読み物や資料の要点を見極める練習をしましょう。
リスニング音源は、通常、講義、プレゼンテーション、リーディングパッセージに関する別の視点からの意見を録音したものです。時間は2分でメモはとってOKです。音声は1度しか流れないので、メモをいかに効率良くとるかがポイントです。
様々なテーマの学術的な講義やプレゼンテーション、意見交換を聞き、そのキーワードや情報をメモする練習をしましょう。
良いメモの取り方は「TOEFL iBTリスニング対策:会話問題のメモの取り方を徹底解説」を参考にしてください。
まずは、ニュース記事を読み、それがテレビやラジオでどのように報道されるかを見ます。それぞれで語られている要点を考えて、情報の概要をまとめて説明する練習をしましょう。
自分の書いたエッセイに対して、TOEFLに詳しい人にフィードバックをしてもらいましょう。明らかな文法ミス以外は、独学ではなかなか気づけません。より良い表現や言い換え表現、構成のアドバイスなどTOEFLに精通した講師などからアドバイスをもらうことでスコアアップにつながります。
Integrated Taskで気をつけるべき点を4つ紹介します。
Independent taskは独立問題で、設問に対して受験者自身の経験、観察、意見に基づいた内容でエッセイを書くというものです。時間制限は30分で、300語以上という決まりがあります。
正解があるタスクではないので、どのように意見を述べ、それを展開していくかが全てです。明確に自分の主張をし、論理的に分かりやすく書く必要があります。
エッセイは「冒頭の文」、特に「注意を引きやすい文」に注目して読みましょう。できるだけ多くのエッセイを読み、トランジションワード(転換語)の使い方にも着目して、自分のエッセイに取り入れられるものを探します。そして、社会問題、特に学術的な問題についての一般的な質問を用意し、それについて毎日30分以内で300~350語でエッセイを作成すると効果的です。
TOEFLのスコアアップを目指す仲間や、TOEFLに詳しい講師とさまざまなトピックについて話し合い、アイデアをメモします。それを300~350語のエッセイにまとめましょう。
1週間後に書いたエッセイを見直し、どうすればより質の高いものになるか考えましょう。そして、 書いたエッセイを誰かに見てもらい、アイデアの構成や主張の裏付けについてフィードバックをもらうことをおすすめします。
Independent Taskで気をつけるべき点を4つ紹介します。
Integrated taskとIndependent taskのそれぞれで使えるテンプレートを、それぞれ序論、本論、結論 (Integrated taskは要約)に分けて紹介します。取り入れて活用してみてください。
The reading passage and the lecture/announcement both talk about…
The reading passage and the lecture/announcement are about…
The reading passage is about…, while the lecture/announcement focuses on…
The reading passage focuses on…, while the lecture/announcement talks about…
The reading passage notes that…, but the lecture/announcement disagrees with…
According to the reading…
The reading implies that…
The reading suggests that…
The lecture/announcement explains…
The lecture/announcement refutes…
The lecture/announcement supports…
The speaker/professor/student claims that…
The speaker/professor/student points out that…
All in all…
The reading passage and the lecture/announcement are supporting/not supporting…
To sum it up…
I agree/disagree with…
I firmly believe that…
I support/ do not support…
It could be argued that…
Personally…
The way I see it…
Based on my experience…
From my experience…
For instance…
Furthermore…
My own experience…
This is because…
What’s more…
When I was…
However…
In contrast…
On the other hand…
Similarly…
I feel this way…
For these reasons…
As a result…
TOEFLのライティング対策におすすめな参考書を3冊紹介します。
[音声ダウンロード付き]TOEFLテスト集中攻略ライティング | 四軒家 忍 |本 | 通販 | Amazon
今書いている英文がエッセイ全体の中でどのような役割を果たすのか、前のパラグラフの内容とのつながりが明確かどうかなど、エッセイ全体の構成を学べる一冊です。
特に構成はなんとなくで書いているという人や、そもそもどのような構成で書いていいのか分からないという人におすすめです。TOEFLは構成がきちんとしたエッセイを書くことで得点に繋がります。
TOEFL iBT® TEST ライティングのエッセンス | Z会編集部 |本 | 通販 | Amazon
基礎になる批判的思考(クリティカル・シンキング)から、問題演習、総仕上げと幅広くカバーできる一冊です。模擬試験も2回分収録されています。
どのように情報を整理し、それを的確にアウトプットすれば良いか分からないという人におすすめです。スコアアップにつながる論理力や基本姿勢を身につけられます。
TOEFL iBTテスト必修フレーズ100-スピーキング・ライティング攻略のための | 鈴木 瑛子 |本 | 通販 | Amazon
論理的に主張を展開するために必要な、TOEFL水準の英語表現が100フレーズ収録されています。
対策として何から始めたら良いのか分からない、どのようなフレーズを使うべきなのか悩んでいる人におすすめです。まずはこの100フレーズを覚えて、自分の主張に応用して使えるように練習しましょう。
本番と同じ環境で繰り返し練習をすることが大切です。実際のライティング試験はタイピングなので、本番で焦らないように日頃から英語のタイピングに慣れておきましょう。
また、試験ではスペルチェック機能がありません。スペルミスは減点につながってしまうので、正確で速いタイピングスキルが求められます。書いたエッセイは必ず見返して丁寧に添削しましょう。
Integrated taskはパッセージを読み、音声を聞いて、要約する問題です。そのため必ず、パッセージと音声の内容を比較させる必要があります。その際は、必ず”the reading says that….”や”the lecture says that…”などで始めたりします。”reading” を “article, passage, author, script”のような同義語に変え、様々な語彙を用いると評価が上がるといわれています。
例えば、接続詞の”but”には、”nevertheless, nonetheless, however”など「しかし」を意味する表現がたくさんあります。自分がよく使う単語の同義語を調べて覚えていきましょう。
Integrated taskもIndependent taskも基本的な文章の構成は決まっているので、それを覚えましょう。また文章を書き始める前にきちんと構成を立て、何を書くか決めてから書き始めるようにしてください。
まず、どちらも基本的には「5段落」で文章を作成するようにしてください。
Paragraph 1. Introduction (導入)
Paragraph 2-4. Body (内容)
Paragraph 5. Conclusion (結論)
というのが基本的な構成です。
今回は、Independent taskを例にとって文章構成を行ってみたいと思います。「バランスボールを椅子の代わりに使用するという動きがありますが、あなたはそれに対してどう思いますか?」という問題が出たとしましょう。
この時点で、自分がどちらの立場なのかをまずは決めてください。ここで重要なのは、本心を述べる必要は全くないということです。どちらの方が簡単に、論理的な文章が書けるのかということを考えて立場を決めましょう。
今回は「バランスボールは非常に画期的で素晴らしいアイデアだ」という立場で文章を構成してみます。
Paragraph.1 (導入)バランスボールを椅子の代わりにするといいことがたくさんあります。
Paragraph.2(内容1)安い。まず圧倒的に椅子よりも安いです。
Paragraph.3(内容2)健康的。バランスボールに乗ると、自然と背筋が伸び健康的です。
Paragraph.4(内容3)場所を取って邪魔といわれるかもしれないが、椅子より簡単に移動でき、柔らかいので危険も少ない。
Paragraph.5 (結論)バランスボールを椅子にすると作業する際にとても効果があると言えます。
このような形で文章を構成して、それにサポート文章を加えることができれば、Independ taskは完成です。
Independent task では、Paragraph.4で反対意見の人が主張してくるであろう意見を取り上げ、それでもなお、自分の意見の方がよいと主張すると非常に効果的です。これは“Counter argument”と呼ばれます。
試験時間が短く、慌てて書き始めてしまいたくなる気持ちを押さえて、最初にきちんと構成を決めてしまう方が効率的です。このことを忘れずに試験に臨みましょう。
ライティングを独学で対策していると、「自分の文章が良いかどうかわからない」という壁に当たります。自分一人では、単語や構文を覚えることができても、それを適切に使えているかどうかを判断できません。状況に応じて、適切な単語や言い回しを使い分けることができると、ライティングセクションの点数はさらに上がります。
スペルチェックや文法のミスだけであれば、「Ginger」などの無料ソフトで十分ですが、より自然な表現方法や、適切な単語の使い方を学ぶためには、TOEFLに精通した人にアドバイスをもらうことが大切です。自分が、自信を持って使える文章が増えれば増えるほど、点数も伸びます。自分の文章を添削してもらう機会を増やして、文章の質を上げましょう。
オンライン英会話ベストティーチャーでは、英語を話すレッスンだけではなく「書く」練習もできます。外国人講師が添削をしてくれるので、ミスだけではなく正しい英語表現や別の表現を学べます。
TOEFL iBTのライティングセクションは、日々の努力が一番実るセクションです。タイピングの練習、テンプレートを覚えるなど、正しい方法で日々勉強を続ければ、必ず点数は伸びます。
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