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【2026年1月新形式対応】TOEFL iBT®スピーキング対策と勉強方法|練習手順やコツについても紹介

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TOEFL iBT®にはスピーキングセクションがあることが特徴です。スピーキングは他セクションと比べて慣れていない日本人が多く「どのようなテスト内容なのかよく知らない」「どのように対策をしたらいいのか分からない」という方も多くいます。

さらに、2026年1月21日からは新形式のTOEFL iBT®が始まり、スピーキングの出題形式が大幅に変更されます。

本記事では、現行形式と新形式のスピーキングセクションについて、それぞれの概要や対策ポイント、得点につながるコツを徹底解説します。特に新形式においては、新たに導入される「Listen and Repeat」と「Take an Interview」という2種類の新タスクの内容と対策法に加え、効率よくスピーキング力を伸ばす学習のコツも網羅しました。
新しいTOEFL®スピーキングに不安を感じている方も、ぜひ参考にしてください。

※この記事は、現行形式・新形式の両方を記載しています。
2026年1月20日までに受験する方は「現行形式」の説明を、2026年1月21日以降に受験する方は「新形式」の説明をご確認ください。

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TOEFL iBT®スピーキングの現行形式 / 新形式の違い


スピーキングセクションの全体像と、2026年1月以降どのように変わるのかをまとめました。

  現行形式
(〜2026/1/20)
新形式
(2026/1/21〜)
試験時間 約17分 約8分
構成 1モジュール制 1モジュール制
タスク 2種類のタスク:
Independent task
Integrated tasks
2種類のタスク:
Listen and Repeat
Take an Interview
スコア 0〜4 1.0 〜 6.0(0.5刻み)

より詳細な新形式の全体像は「【2026年1月開始】新形式TOEFL iBT® アップデート内容まとめ!現行版との違いを徹底解説」でも紹介しています。

現行形式 TOEFL iBT®スピーキング概要(2026年1月20日まで)

スピーキングセクションは以下の4問で、マイクを通して録音する解答形式です。

Independent task:1問

身近なトピックについて意見を述べる 

Integrated tasks:3問

読んだり聞いたりした内容を要約して話す

  • Read+Listen→Speak (2問)
  • Listen→Speak (1問)


現行形式の
採点方式と採点基準

採点項目は、両タスク共通で「4つ」あります。

採点項目 評価ポイント
General Description タスクの完成度、理解度、一貫性があるか
Delivery スムーズに会話が運べているか
Language Use 文法と語彙を適切に使えているか
Topic Development 明確に回答を展開できているか

具体的にどのようなポイントで採点されるのか紹介します。詳細はTOEFL iBT® スコアガイド(Speaking)から確認できるので、事前にチェックしておきましょう。

なお、Independent taskとIntegrated tasksでは、採点項目の名称自体は同じでも、定義が少し異なります。

General Description

いわゆる解答の「概要」です。全体を通して、設問内容をしっかり理解できているか、解答の完成度や一貫性を持っているかどうかなどをチェックされます。


Delivery

途切れることなくスムーズに話せているかどうかを見られます。また、発音やイントネーションもチェックされるポイントになります。途中で言い淀んでしまったり、不自然な間があったりするとスコアは低くなります。

Integrated tasksでは、読む、聞くというタスクがあることから、「話し手が情報を思い出そうとするため、ペースが変化することがある」と記載があります。そのため、Independent taskと比べると、やや寛容になっています。


Language Use

語彙力と文法力をチェックされます。ポイントは「効果的に」使えているかどうかです。もちろん複雑な構文が使いこなせることに越したことはないですが、高度な構文を使えるかどうかというよりも、自身の伝えたいことを明確に伝えるために「適切な」単語や構文を使用することが大切です。

Integrated tasksでは、読んだり、聞いたりした内容も踏まえて解答する必要があるので、どれだけ適切な単語やフレーズに置き換えられるかもポイントになるでしょう。


Topic Development

設問内容を理解し、明確に解答を「展開できているか」を問われます。解答する際には解答をサポートする例や理由が必要になります。それらが、きちんと解答と関連性を持っており、理路整然とした説明になっているかがポイントです。

Integrated tasksでは、書き手、話し手の主張などを正しく理解し、適切に解答できるかがポイントとなります。

 

現行形式のスコア

4つの設問がそれぞれ「0〜4」の5段階で評価され、それらが最終的に30点満点に換算されます。評価基準のポイントを簡単に表にまとめました。詳細は公式サイトから確認できます。

スコア 評価基準
4 構成が明確、文法・語彙が適切に使え、スムーズに話せる
3 具体性に欠ける、文法・語彙が限定的、発音などに若干難あり
2 話の展開が限定的、基礎文法の使用のみ、途切れがち
1 話が展開できない、文法と語彙がかなり限定的、聞き手に多大な労力がかかる
0 無解答、または関連性のない解答をしている

4点は「軽微なミスはあるものの...」と記載されており、必ずしも完璧である必要はないことがわかります。2023年にTOEFL iBT®を受験した日本人のスピーキング平均点は17点なので、恐らく多くが「2」に近いスコアであると推測されます。具体的にどのように30点満点に換算されるのか公表されていませんが、オール4が30になることから、オール2は15点であると仮定できます。

参考:https://www.ets.org/content/dam/ets-org/pdfs/toefl/toefl-ibt-test-score-data-summary-2023.pdf

新形式 TOEFL iBT®スピーキング概要(2026年1月21日以降)

新形式のタスクと特徴

2026年1月からTOEFL®スピーキングセクションは大幅改定され、従来の独立問題や統合問題(Independent task / Integrated tasks)は全て廃止されました。その代わりに「Listen and Repeat」「Take an Interview」の2種類のタスクが導入されています。試験時間も、これまでの全4問・合計約17分から全11問・合計約8分での構成に変更され、大幅に短縮することになりました。
新形式では出題内容も変化し、学術的なトピックに加えて大学キャンパス内の日常シーンに即した内容が含まれるようになりました。これにより、より実践的で身近な状況での英語力も測定されるようになります。


新形式の採点方式と採点基準

いずれのタスクも録音された解答に対し評価基準をもとにスコアが付けられますが、詳細な採点指標(ルーブリック)は公式サイトの「Speaking Scoring Guides」で公開されています。新形式に慣れるためにも、一度公式の評価基準に目を通しておくと良いでしょう。
①Listen and Repeat
発音の明瞭さやイントネーションの正確さ・ナチュラルさが重視される

②Take an Interview

内容の一貫性や論理的な構成、語彙・文法の適切さ、限られた時間で要点を伝えるコミュニケーション能力が重視される

評価はAI採点によって行われ、発話の正確さ・明瞭さ・発音と流暢さ・内容の一貫性などが総合的に判定されます。

以下に、新形式スピーキングの各課題タイプごとの採点基準を詳しく説明します。

Listen and Repeat

Listen and Repeatでは、短い音声の文章を一度だけ聞き、そのとおりに復唱します。評価の観点は「どれだけ正確かつ明瞭にお手本の音声を再現できたか」で、発音の明瞭さ・語句の再現性・文の完全性などが重視されます。スコアレベルごとの主な評価基準は次のとおりです。

スコア 評価基準
5 提示文を一語一句正確に復唱できており、発音も明瞭で流暢。
言い換えや省略が一切なく、文の内容・意味をそのまま再現できている。
4 冠詞や前置詞などの欠落や、内容語の類義語への置換などの軽微な違いが見られる程度。
発音のわずかな不正確さは許容範囲、意味が通じる復唱ができている。
3 元の意味を正確には捉えられていない状態。
発話全文は成り立っているものの、発音やリズムの問題があり聞き取りにくい。
伝達できる内容がやや制限されている。
2 不完全な応答。
提示文の重要な部分が欠落していたり、内容が大きく不正確だったりする。
文全体として意味が繋がらず断片的で、提示文を知らない第三者には理解が難しい低い明瞭性の発話。
1 ほとんど再現できていない応答。
提示文の内容はごく一部しか反映されておらず、発話の大半が意味不明瞭。
極めて短い応答で、大部分の内容が抜け落ちていて、ほぼ聞き取れない発音になっている状態。
0 無回答、もしくは評価不能の応答。
発話がまったく録音されなかった場合や、録音されても完全に意味を成さない場合は0点となる。

 

Take an Interview

Take an Interviewでは、ビデオで表示されるインタビュアーから日常生活に関する4つの質問を受け、それぞれ45秒間で回答します。評価の観点は質問に対する回答内容の適切さ・答えの展開と一貫性・流暢さ・発音の明瞭さ・語彙や文法の範囲と正確さなど多岐にわたります。スコアレベルごとの基準は以下のとおりです。

スコア 評価基準
5 回答はトピックに沿って十分に詳細まで述べられていて論理的なまとまりもあり、
適切で自然な間合いで会話のペースを保ちながら話すことができる。
発音は極めて明瞭でリズムやイントネーション、難しい表現も含め、正確な語彙・文法を幅広く使いこなして自分の意思を明確に伝えられている。
4 質問にしっかり答えており、内容もおおむね明確。
発音・イントネーション・リズムによって意味が妨げられることはなく、多少聞き返しが必要になる単語・フレーズが時折ある程度。
文法・語彙も通常の内容を表現するには十分なレベル。
3 質問には答えているものの、内容の展開や明瞭さに制限が見られる。
回答は一応トピックに沿っているが、詳細や具体例は少なめ。
長めの沈黙や頻繁なつなぎ言葉(えー、あのー など)の多用により、発話のテンポが途切れがちで、ぶつ切りの話し方になっている状態。
発音や単語のアクセントに聞き取りづらい箇所があり、文法・語彙の幅も限定的。
2 質問に答えようとする意図は見られるが、内容が要領を得ていない。
回答が質問とわずかに関連する程度にとどまり、展開や具体的説明がない。
発音の明瞭性も低く、話し手の意図する意味を聞き取るのが困難な状態。
使われている語彙や文法の範囲が狭い。
1 質問に対して単語や短いフレーズをただ並べただけの状態。
質問内容に沿った回答ができておらず、発話の大部分が理解不能。
0 無回答、もしくは評価不能の応答。
発話がまったく録音されなかった場合や、録音されても完全に意味を成さない場合は0点となる。


詳細は、TOEFL公式サイトが提供している採点基準(Speaking Scoring Guide)より確認できます。
各スコアの詳細な記述を踏まえて練習を重ねることで、回答内容の充実度や発音の明瞭さなど評価ポイントを効率的に向上させることができます。新形式の評価基準を理解し、目標とするスコアレベルに必要なスキルを磨いていきましょう。

新形式でのスコア表示

新形式でのスピーキングセクションのスコアスケールは、従来の0〜30から1〜6(0.5刻み)のバンドスコアで評価されるようになります。これはIELTSなどで導入されている形式と似ており、自分の英語力を国際基準(CEFR)で直感的に把握できるようになるものです。例えばSpeakingセクションで従来スコアの25-26点を取った場合、バンドスコア「5.0」と表示され、CEFRでC1相当ということがわかります。
また、新形式になってからも2年間は従来のスコアスケールでの点数も提供されます。



 新形式 TOEFL iBT®スピーキング問題の詳細と対策

ここでは、新形式で出題される2種類のタスクの詳細と対策方法について整理します。
※本記事更新時(2025年12月)は改訂版試験が開始前のため、公開情報を踏まえた暫定的な内容となります。

Listen and Repeat

出題内容

Listen and Repeatタスクでは、提示されたイラストや状況説明に関連する7つの短い文が1文ずつ音声で読まれます。受験者は各文を聞いたあとで8~12秒以内に、その内容をそっくりそのまま繰り返して発話します。まさに「聞いて、そのまま言う」タスクであり、一見シンプルですが集中力と再現力が求められます。
繰り返す短文は最初は簡単なものですが、後半になるにつれて難易度が上がっていきます。発音やイントネーションなども含めた正確性が評価基準となるため、「聞いた英文をそのまま口頭再現する力」を鍛えることが重要です。普段から英語音声を聞いて即座に真似る練習を繰り返し行い、発音や抑揚(イントネーション)に慣れておきましょう。

対策方法

  • ネイティブ音声のシャドーイングやディクテーションを行う
  • 自分の発音を録音して、元の音声と聴き比べる
  • ネイティブ講師などに自分の発声をチェックしてもらい、フィードバックを受ける

【サンプル問題】

Listen and repeat only once.
※画面に画像が表示され、音声のみ流れる(スクリプトは表示されません)

Narrator :
You are learning to welcome visitors to the zoo. Listen to your manager and repeat what she says. Repeat only once.

Woman :
We have a variety of wildlife.
Bears, wolves, and large cats are to the right.
You can find sea lions and elephants further down the path.
Please, no outside food or drinks, and do not feed the animals.
Avoid banging or tapping on the displays and enclosures.
For those with children, we offer summer camps and educational opportunities.
The visitor’s center, located near the front entrance, can give you more information.

出典:【eBook】The Updated TOEFL iBT Overview and Sample Tasks 概要とサンプル問題集

Take an Interview

出題内容

Take an Interviewでは、録音された面接官(インタビュアー)から順次出される4つの質問に対し、それぞれ45秒以内で即興で回答します。
質問のテーマは、大学出願の面接や留学カウンセリングを想定したシチュエーションを中心に、奨学金応募や研究活動への参加など多様な場面が設定され、自分の経験や意見を英語で述べる力が試されます。

解答のポイント

  • 「主張(結論)→ 理由 → 具体例」の基本構成を守る
  • 質問に対して適切な内容で、できるだけ長く、具体的に答える
  • できるだけ様々な語彙や文法などの表現を使う
  • ゆっくり過ぎず早すぎない、適切な速さで話す
  • 声は小さすぎず、はっきり発話することを心がける

対策方法

  • 早く流暢に話すよりも、相手に伝わるスピードではっきり話す練習をする
  • よく使う定型フレーズをテンプレート化する
  • 想定問答集(質問される内容とその回答)を作る
  • 友人や講師などと模擬面接を行い、フィードバックを受ける
質問を聞いてから準備時間もなく、45秒という限られた時間で回答しなければなりません。あらかじめ内容を想定しながら、焦らずに時間内で回答できるように練習を行い、本番でも落ち着いて回答できるようにしましょう。

【サンプル問題】

※音声のみ流れ、スクリプトは表示されません

Narrator: You have agreed to take part in a research study about urban life. You will have a short online interview with a researcher. The researcher will ask you some questions.

Interviewer: Thank you for speaking with me today. Now, I’d like you to think back to the last time you visited a city in your country—a city that you didn’t live in. Why did you travel to that city? What did you like about that city?

高得点者の模範解答
The last time I visited a city was... Delhi. I went there to, um, visit my friend who is living there. I, uh... I really liked the historical places, like... um, Red Fort and the Qutub Minar. There was a lot of, uh... cultural activities going on. The food was also—was amazing, especially the, um, street food. I enjoyed the busy atmosphere and, um, the way it mixes the old and the new buildings.


Interviewer: Great. Cities affect people in different ways. Some people find cities dynamic and exciting. Others find that cities are overwhelming and drain them of energy. What kind of reaction do you have to cities? Why do you think you react in this way?

高得点者の模範解答
I usually feel, um... excited and kind of energized in cities. I think it’s because there’s always... always something happening, and, there’s so many people around. It makes me feel like... I’m part of a big community. Um, I also love the, uh... the variety of things to do and see. Sometimes it gets a bit, like, tiring... but overall, I like the, um... dynamic environment.


Interviewer: OK. Next, I’d like to ask your opinion. Some people believe that those who live in cities lead more interesting lives. They would argue, for example, that people who live in cities have more access to professional opportunities and interesting leisure activities. Do you agree that people who live in cities lead more interesting lives? Why or why not?

高得点者の模範解答
I, uh... I agree that people in cities live more interesting lives. There’s more access to... professional opportunities and, um, fun activities. You can meet, like, many different kinds of people and... you learn a lot of new things. The city has... cultural events, nice restaurants, and, um, different kind of places to visit. I think... it makes the life more, uh, exciting.


Interviewer: Good points. Let me ask you one final question. For some time now, researchers have been interested in whether green spaces, such as parks, make people who live in cities happier. Do you think that city governments should create more parks in urban areas to promote a general sense of happiness and life satisfaction? Why or why not?

高得点者の模範解答
Yeah, I think, um, city governments should really try to create more parks. Parks provide, like, green space where people can relax and, um, feel a bit more calm or happy? They’re also good for physical activities—like jogging or, uh, doing yoga—and for, um, meeting friends. In a busy city, it’s really helpful to have these quiet areas to kind of get away from the noise and stress. I think... yeah, it definitely helps improve people’s, uh, overall well-being and just makes the city better.

出典:【eBook】The Updated TOEFL iBT Overview and Sample Tasks 概要とサンプル問題集


新形式 TOEFL iBT®スピーキングの効果的な対策方法

新形式のスピーキングに対応するには、限られた時間で効果的に練習する工夫が必要です。全体の試験時間が短縮された分、日頃の学習でも短時間で集中してスピーキング力を鍛えるトレーニングを意識しましょう。

1. シャドーイング・音読で発音精度を強化

Listen and Repeatでは特に正確性が重要視されており、Take an Interviewにおいても適切なスピードではっきり話すことが得点につながります。対策には、ネイティブの音声を聞いてすぐ真似るシャドーイングや、テキストを見ながら声に出す音読練習が最適です。これらの練習を繰り返すことで、英語の発音や抑揚のパターンに慣れることができ、ディクテーション(書き取り)を併用すればリスニング力も向上します。

練習時には自分の声を録音して客観的にチェックし、発音のクセや弱点を洗い出しましょう。可能であればネイティブスピーカーや講師に音声を聞いてもらい、フィードバックをもらうと効果的です。地道なシャドーイング・音読の積み重ねが、両タスクで求められるスキルの向上につながります。

2. 回答フォーマットを使って即答力を強化

Take an Interviewでは即興で要点をまとめて話すことが重要です。質問テーマを想定したり、回答フォーマットを作っておくとよいでしょう。現行形式のIndependent taskも45秒で自分の意見を答える問題なので、活用してもよいかもしれません。
例えば以下のようにPREP法を使った回答を意識することで、話の筋道が明確になります。

①質問への直接的な回答(Point)
②理由を伝える(Reason)
③具体例を伝える(Example)

③改めて回答を伝える(Point)

また、テクニックとして以下の点を意識することも重要です。

接続詞・フレーズ
「まず…」「〜という理由がある」「例えば…」「まとめると…」などのフレーズを使い、話の流れ、論理性を示しましょう。(例: “First of all, …”, “Another important reason is …”, “For example, …”, “In conclusion, …”)

多様な語彙
類義語や日常・学術系の幅広い単語を日頃から意識して使いましょう。難しすぎなくてもOKです。例えば「とても不安」を “really anxious”、「とても嬉しかった」を “extremely happy” など、普段と異なる表現を意識しておくと、試験でも役立ちます。発音も確認しておきましょう。

はっきりと相手に伝わる話し方
クリアな発音と自然なイントネーションで話します。早口になりすぎないよう心がけ、語尾の音をしっかり出すと聞き取りやすくなります。
45秒以内に要点をまとめて話せるよう、実際にタイマーで時間を計りながらスピーキング練習をしましょう。何ワード話せるかにこだわる必要はありませんが、しっかりした内容を話すには、100ワード程度で話せることが目標になるでしょう。

練習を重ねるうちに、自分の回答パターンが固まり、本番でも落ち着いて即興で答えやすくなります。友人やオンライン英会話の講師と模擬面接を行い、このテンプレートをいくつか試してみるのも効果的でしょう。事前準備をしっかり行えば、本番の予期せぬ質問にも応用が利き、即興力と論理的な表現力が大幅に向上します。

3. 実践問題で本番力アップ

最後に、実践的な問題演習で本番力を高めましょう。まずはETS公式の対策教材を活用し、新形式の出題形式や制限時間に慣れておくことをおすすめします。

Preparing Students

TOEFL iBT®学習のサポートに役立つさまざまな資料を無料で確認できます。新形式のサンプルテストも、音声含めて体験することができます。
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Full-Length Practice Test

公式による実際の模擬テスト2回分を体験することができます。TOEFL®アカウントが必要になりますが、無料で作成可能です。
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IELTSやTOEIC S&W、英検など他の英語4技能試験のスピーキング問題を解いてみることも、幅広いテーマの質問に答える練習になります。様々な話題についてスピーキング練習を積むことで語彙力や表現力が養われ、予想外の質問にも柔軟に対応できるようになります。こうした多様な素材で実践形式の練習し、度胸と慣れを培っておけば、試験本番でも自信を持って臨めるでしょう。




現行形式 TOEFL iBT®スピーキング問題の詳細

タスク1 | Independet Task

Independent taskは、身近なトピックについて意見を述べる試験内容です。準備時間が15秒で、解答時間は45秒です。

以下はIndependent taskで出題される問題の例です。

When traveling, many people prefer to go on trips with families, friends, or relatives. Others feel that going on a trip alone is a better way to spend one's time.  Which do you prefer?  Provide details and examples to support your opinion.

Nowadays, mobile phones are everywhere and many people from all ages have one, even students. Some see phones as a distraction, while others think that students need phones in case of an emergency. What do you think? Should students be allowed to bring phones to class? Explain your answer by providing details and examples.

上記のように、対照的な2つの意見や選択などが挙げられるので、自分はどちらを支持するのか、その理由も併せて解答します。

タスク2〜4 | Integrated Tasks

Integrated tasksは、読んだり聞いたりした内容を、要約して話す試験内容です。

⚫️Read+Listen→Speak

2問出題され、準備時間は30秒、解答時間は60秒です。

Campus Situation / Topic: Fit and Explain

- リーディングパッセージ(75〜100単語):キャンパスに関する問題提示

- リスニング(60~80秒、150~180単語):リーディングパッセージで提示された問題についてのコメント

解答:リーディングパッセージに沿って発言者の意見の要約をします。

Academic Course / Topic: General/Specific

- リーディングパッセージ(75〜100単語):学術分野の用語、プロセス、アイディアを広く扱った内容

- リスニング(60~90秒、150~220単語):講義の抜粋で、リーディングパッセージの内容を説明するための例と具体的な情報

解答:リーディングパッセージとリスニングから重要な情報を組み合わせて伝えます。

⚫️Listen→Speak

出題は1問のみで、準備時間が20秒、解答時間が60秒です。

Academic Course /  Topic: Summary

- リスニング(90~120秒、230~280語):用語や概念を、具体例を用いて説明する講義の抜粋

解答:講義の内容を要約し、具体例と全体のトピックの関係性を理解していることを示します。(新形式になっても内容に変更はありません。)


 

現行形式 TOEFL iBT®スピーキングの効果的な対策方法

タスク別に効果的な対策を行う

Independent task

  • 毎週3~5本の学術論文を読み、学術的な単語や頻度の高い単語をメモをする
  • スピーチを録音して、45秒に収まるように調整する
  • テストの解答例を聞いて、自分の解答と比較する
自分の話し方の癖は自分ではなかなか気づくことが難しい点です。録音することで、同じ単語やフレーズを繰り返し使用していないか、理路整然と話せているか客観的に確認できます。しかし、TOEFLに精通している英語講師などに、自身のスピーチを聞いてもらいフィードバックをもらう方法が確実でしょう。


Integrated tasks

(1)Read+Listen→Speak

  • 80~100語程度の学術論文を45秒以内に読む
  • 1分間の学術講義の音源を聴く
  • 学術論文(リーディング教材)と学術的なリスニング教材に記載されている関連/非関連事項について、60秒以内に話す(可能であれば、誰かと一緒に行う)

ひとりで行う場合は、解答を録音して「リーディング教材に沿って」発言者の意見の要約ができているか確認しましょう。しかし、可能な限りペアを組んで練習することをおすすめします。

(2)Listen→Speak 

  • 学術講義を聴き、内容を要約する
  • 講義を自分の考えを一切語らずにどれだけ再現できたか、録音して確認する

1日1回以上、講義を聞くようにしましょう。ポイントは、自分の意見を言わずに「ただ再現する」ことが重要です。要約する際は、キーワード、特に専門用語はそのまま使用しても問題ありませんが、それ以外のものは同義語を最大限に使う必要があります。 

効果的にメモを取る

Independent taskは、身近なトピックに関して自分の意見を述べるタスクですが、Integrated tasksは、読んだり聞いたりした内容を要約して話すタスクです。そのため、メモをいかに効果的に取るかが鍵です

リスニングパートはもちろんですが、リーディングパッセージもリスニングパートに移ると消えてしまうので、45秒の間に読んで要点をメモに残す必要があります。

メモを取る際のポイントは「要点」「キーワード」「誰が」「何を話しているのか」です。解答するまでの短い準備時間に見返して、内容をまとめなくてはならないので「メモの取りすぎ」に注意しましょう。

ネイティブにフィードバックをもらう

独学では、発音やイントネーションに不自然な部分はないか、また伝えたい内容がきちんと伝わるかどうかを判断するのは非常に困難です。確実にスコアアップを狙うのであれば、英語をネイティブレベルで話せる人、かつTOEFLに詳しい人からフィードバックをもらいましょう



TOEFL iBT®スピーキングの得点を伸ばすコツ

ここからは、現行形式・新形式どちらにも共通するライティングの得点を伸ばすコツを紹介します。

1. テンプレート通りに話す

TOEFL iBT®のスピーキングは、試験官と対面で行うのではなく録音形式です。コンピューターに向かって話すので、やりにくいと感じる受験者も多いようです。

しかし、相手が人ではないからこそ、テンプレート通りに落ち着いて話せるという利点もあります。話そうとすると言葉が詰まってしまうという人は、まずはテンプレートを使って、自分の言いたいことを言えるようにしましょう。繰り返し練習することで話せない状況を改善できます。

2. 時間を計って練習する

時間をかければ言いたいことは言えるものの、時間が迫っていると焦ってしまい上手に話せないケースが多いです。日頃から時間を計って話す練習をしていないと、制限時間内に効率良く話すのは困難なので、時間を計る習慣をつけましょう。最初は長めに時間をとって問題ありません。少しずつ短くしていきましょう。

さらに、録音も効果的です。録音することで本番により近い状況で練習ができ、さらに自分の英語を客観的に聞くことで、意見が分かりやすく述べられているか、要約がきちんとできているか確認できます。

3. 短文で話し続ける

なるべく長文で話した方が良いのではないかと思いがちですが、沈黙せずに話続けることが大切です。「途切れずスムーズに話せているか」も評価基準の1つで、ためらったり、間があいてしまうと得点には結びつきません。短文でテンポよく話すことを意識しましょう

ただし、話す内容の構成が適切ではなかったり、使える文法や語彙が限定的だと高いスコアを取ることは難しいので、その点は意識しておく必要があります。

4. 発音練習をする

高いスコアを狙う場合は、発音矯正が効果的です。発音やイントネーションも評価の対象で、適切に発音できないと正しく伝わらずスコアが低くなってしまう可能性もあります。

発音にはそれぞれが持つ癖があり、矯正は独学では非常に困難です。オンライン英会話など英語に精通した講師などに聞いてもらい、フィードバックをもらえる環境で練習することが一番の近道です

また、発音を矯正するにはかなり時間がかかります。何度も繰り返し直されながら身につくものなので、忍耐力も必要ですが、高得点を狙うには避けては通れないポイントです。


TOEFL iBT® スピーキングのおすすめ勉強方法

インプットとアウトプットを同時に行う

スピーキングといえど、単語やフレーズの知識がなければ話すことはできません。そのためには、リーディングやリスニングでインプットを十分に行う必要があります。

リーディングやリスニングを通して学んだ単語やフレーズは、正しい発音で覚え、適切にアウトプットできるよう練習しましょう。読んだり聞いたりしたものを、声に出すことが大切です。

自分なりのスクリプトを作成する

論理的に話を展開するためには構成が大切です。頭では理解していても、話している内に構成が崩れてしまうことが多いため、文章にして視覚で確認することが大切です

話したいことを書き起こして、必要な要素が入っているか、理路整然と説明できているかを確認し、満足のいくスクリプトが作成できたら読み上げて、制限時間をオーバーしてしまう場合は調整しましょう。

スキマ時間の独り言で英語脳を作る

英語脳とは「英語を英語のまま、日本語を介さずに理解する」ことです。特にTOEFL iBT®のスピーキングでは、限られた時間内で「話す」以外の「読む」「聞く」というタスクもあるので、一度日本語にしてから考えていては、時間が圧倒的に足りません。そのためにも、英語脳を鍛えることが重要です。

英語脳を作るコツは、日常での出来事を英語で考えて、声に出して言ってみることです。自宅にいる時間などに、英語で独り言を言ってみましょう。

オンライン英会話を活用する

TOEFL®対策を実施しているスクールはいくつもありますが、受講時間などスケジュールが決まっている場合が多いです。しかし、オンライン英会話であれば、基本的に自分の都合に合わせて受講できます。

スピーキング力アップには、やはり実践あるのみ!オンライン英会話ならちょっとした隙間時間にもレッスンが受講できるので、負担なく続けられます。

ベストティーチャーのTOEFL iBT®対策コースは、24時間365日いつでも好きなタイミングで外国人講師とレッスンができます。ライティングとスピーキングに特化した内容で、TOEFL iBT®に精通した講師からフィードバックやアドバイスがもらえます。

レッスンは全てライティングから始まり、外国人講師が添削した文章をもとにスピーキングレッスンを受講します。書いて、正しい英語表現で話す練習をするので効率良く英語力をアップできます!気になる方はぜひ無料体験レッスンをしてみてください。



まとめ

TOEFL iBT®のスピーキングは、話すだけではなく、リスニング力(現行形式はさらにリーディング力も)が問われる難しい試験です。しかし、正しい方法で対策すれば必ずスコアに結びつきます。

2026年からのTOEFL iBT®スピーキングセクションは、タスク形式が一新され試験時間も短縮されました。一見すると戸惑う変更かもしれませんが、ポイントを押さえて対策すれば十分に対応可能です。Listen and Repeatでは「正確に聞いて真似る」スキル、Take an Interviewでは「即興で自分の意見を述べる」スキルが求められます。日頃から発音練習や即興スピーチのトレーニングを積み、公式問題で形式に慣れておけば、本番でも落ち着いて実力を発揮できるでしょう。

ぜひ今回紹介した学習法やリソースを活用し、新形式のスピーキング問題に備えてください。また、スピーキング対策は独学だけでなく、対策に精通した講師との対策も非常に有効です。目標スコアの取得に向けて頑張りましょう!

オンライン英会話サービスのベストティーチャーでは、2026年1月の新形式TOEFL iBT®スピーキングに対応した対策レッスンを提供しています。
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