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TOEFL®とは?iBT・ITPなど種類の違いや試験内容・スコア・料金を解説

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「TOEFL®とはどんな試験?」
「TOEFL iBT®とTOEFL ITP®は何が違うの?」
「留学のためにはどのTOEFL®を受ければいい?」
と悩んでいませんか?

TOEFL®は英語力を証明するうえで世界的に認知度の高い試験ですが、実は受験形式がいくつか存在します。それぞれ試験内容や用途が異なるため、違いを理解しておかないと、せっかくの勉強や受験費用を無駄にしてしまうことにもなりかねません。

この記事では、TOEFL®とはどのような試験なのかをはじめ、TOEFL®の種類、iBTとITPの違い、最新の試験内容・スコア、受験料、目的別の選び方までわかりやすく解説します。



TOEFL®とは?

TOEFL®は「Test of English as a Foreign Language」の略で、ETS(Educational Testing Service)が開発・運営している英語能力試験です。主に英語を母語としない人を対象としており、大学などのアカデミックな環境で必要となる英語力を測定します。

代表的なTOEFL iBT®では、Reading・Listening・Writing・Speakingの4技能を測定します。単に英単語や文法をどれだけ知っているかではなく、英語を読んだり聞いたりしたうえで情報を理解し、自分の考えを英語で表現する力などが求められます。

ETSによると、TOEFL®のスコアは世界160か国以上、13,000以上の教育機関などで受け入れられています。海外大学・大学院への出願だけでなく、日本国内でも大学・大学院入試、単位認定などで利用されています。



TOEFL®とTOEIC®の違い

TOEFL®と混同されやすい試験としてTOEIC®があります。どちらもETSが提供する英語試験ですが、主な目的が異なります。

TOEFL®は、大学や大学院などアカデミックな環境で使う英語力を測ることを主な目的としています。一方、TOEIC®は、職場を中心とした実用的な英語コミュニケーション能力を測定する試験です。

そのため、海外大学・大学院への出願を目的とする場合は、まず志望校がTOEFL®やIELTSなど、どの英語試験を受け入れているかを確認しましょう。

IELTSとTOEFL®の違いについて詳しく知りたい方は、「TOEFLとIELTSのどちらを受験すべき?試験の目的や内容・受けやすさ・難易度を比較」も参考にしてください。



TOEFL®の種類


TOEFL®には複数の試験があります。特に知っておきたいのが、次の2種類です。
  • TOEFL iBT®:海外大学などへの出願で広く利用される4技能試験
  • TOEFL ITP®:主に学校・企業などが団体内で実施する試験
そのほか、TOEFL® Essentials、若年層向けのTOEFL Junior®、TOEFL Primary®などもあります。

目的によって適切な試験が異なるため、スコアの提出先が認めている試験を選択する必要があります。


TOEFL iBT®とは

TOEFL iBT®(Internet-Based Test)は、TOEFL®のなかでも海外大学・大学院への出願などに広く利用されている試験です。試験会場に設置されたコンピューターを使って受験し、Reading・Listening・Writing・Speakingの4技能を総合的に測定します。

2026年1月21日から試験形式が変更され、問題形式やスコア体系が新しくなりました。

スコア範囲
1〜6(0.5刻み)

試験時間
約2時間

受験方法
テストセンターに設置されたコンピューターで受験します。また、自宅から受験できる「TOEFL iBT® Home Edition」も用意されています。

技能測定(試験内容)
セクション 主な問題形式 問題数 試験時間
Reading Complete the Words/Read in Daily Life/Read an Academic Passage 50問 30分
Listening Listen and Choose a Response/Listen to a Conversation/Listen to an Announcement/Listen to an Academic Talk 47問 29分
Writing Build a Sentence/Write an Email/Write for an Academic Discussion 12問 23分
Speaking Listen and Repeat/Take an Interview 11問 8分

海外大学・大学院への出願など、外部機関へ英語力を証明する目的で利用されることが多いのがTOEFL iBT®です。
さらに詳しく知りたい方は、「【TOEFL iBT総まとめ】試験概要・問題の流れ・対策法」をご確認ください。

TOEFL iBT®のスコア

2026年1月21日以降のTOEFL iBT®では、Reading・Listening・Writing・Speakingの各セクションと総合スコアが1〜6の0.5刻みで表示されます。

総合スコアは4セクションのスコアの平均をもとに算出され、最も近い0.5刻みのスコアに丸められます。

なお、2026年1月21日の変更以前は、各セクション30点満点、総合0〜120点のスコア体系が使用されていました。新しいスコア体系への移行後も、2028年1月までの2年間は、1〜6のスコアに加えて0〜120点に対応する比較可能な総合スコアもスコアレポートに表示されます。

志望校の募集要項などに「TOEFL iBT® 80点以上」のように従来の0〜120点で基準が記載されている場合は、募集要項が新スコア体系に対応しているかも確認しておきましょう。


TOEFL iBT® Home Editionについて

TOEFL iBT® Home Editionは、TOEFL iBT®を自宅のパソコンで受験できる形式です。コロナ禍で試験会場へ足を運ぶのが難しくなった際に、ETSが導入した試験方式です。

スコア範囲
通常のTOEFL iBT®と同じく1〜6(0.5刻み)

試験時間
通常のTOEFL iBT®と同様、約2時間

受験方法
自宅のデスクトップまたはノートパソコンを使用して受験。試験中はオンラインで監督を受けます。

試験内容
  • テストセンターで受験するTOEFL iBT®と同じ内容・スコア体系
  • Reading・Listening・Writing・Speakingの4技能を測定
  • パソコン、スピーカー、マイク、カメラなどを使用

自宅にいながら公式スコアが得られるメリットがある一方で、受験環境を整えるハードルや通信トラブルへの不安もあるため、事前の環境確認が欠かせません。

また、使用できる機器やOS、机の上に置けるものなどについても細かな条件があります。試験当日に条件を満たしていないと受験できない可能性があるため、申し込む前にETS公式サイトで最新の要件を確認し、事前に機器のチェックを行いましょう。

さらに詳しく知りたい方は、「TOEFL iBTが自宅で受けられる!Home Editionの受験条件や環境を徹底解説」をご確認ください。


TOEFL ITP®とは

TOEFL ITP®(Institutional Testing Program)は、主に大学や企業などの団体が、所属する学生・受講者などの英語力を測定する目的で利用する試験です。

TOEFL ITP® には、Level 1(中級〜上級)とLevel 2(初級後半〜中級)の2種類があります。
どちらもリスニング、文法・語法、リーディングの3セクションで構成され、スピーキングや英作文を行うライティング問題は試験に含まれません。

なお、TOEFL ITP®は従来の紙形式に加えてデジタル形式でも提供されており、デジタル形式では必要に応じて別途「TOEFL ITP® Speaking Test」をオプションで付けられます。


スコア範囲
Level 1(中級〜上級): 310〜677点
Level 2(初級〜中級): 200〜500点

試験時間
Level 1 :約115分  
Level 2 :約70分

実施方法
大学や企業などの団体が実施します。個人がETSのWebサイトから自由に日程を選んで申し込むTOEFL iBT®とは受験方法が異なります。

技能測定(試験内容)
技能 Level 1のセクション Level 2のセクション 問題数(Level 1/2) 時間(Level 1/2)
リスニング Listening Comprehension Listening Comprehension 50問/30問 約35分/約22分
文法・英文構造 Structure and Written Expression Structure and Written Expression 40問/25問 25分/17分
リーディング Reading Comprehension Reading and Vocabulary 50問/40問 55分/31分
合計 - - 140問/95問 約115分/約70分

デジタル形式では、必要に応じてTOEFL ITP® Speaking Testを組み合わせることもできます。Speaking Testは約15分で、読み上げやスピーキングタスクなどを通して話す力を測定します。

そのため、「TOEFL ITP®にはSpeakingがない」と一律に考えるのではなく、ベースとなるLevel 1・Level 2と、追加できるSpeaking Testを分けて理解しておくとよいでしょう。

TOEFL ITP®は、大学でのクラス分けや英語プログラムの成果測定など、主に団体内での英語力評価に利用されます。海外大学などへの出願にスコアを利用したい場合は、提出先がTOEFL ITP®が利用できるか確認しておきましょう。


TOEFL® Essentialsとは

TOEFL® Essentialsは、日常生活とアカデミックな場面の両方を扱い、Reading・Listening・Writing・Speakingの4技能を約1時間30分で測定するテストです。

TOEFL iBT®より短時間で受験できるほか、問題が受験者の英語力に応じて調整されるアダプティブ方式が採用されています。

スコア範囲
・各セクション:1〜12(整数)
・総合スコア:1〜12(0.5刻み)
総合スコアは、Reading・Listening・Writing・Speakingの4つのセクションスコアの平均をもとに算出されます。

試験時間
約1時間30分
※別途チェックインの時間が必要です。

受験方法
自宅からオンラインで受験します。

技能測定(試験内容)
セクション 主な問題形式 問題数・タスク数 時間
Listening Listen and Reply/Listen to a Conversation/Academic Listening: Announcements/Academic Listening: Talks 30〜45問 21〜34分
Reading Vocabulary/General Reading: Daily Life/Academic Reading: Tables/Academic Reading: Passages 30〜45問 22〜33分
Writing Build a Sentence/Write an Email/Describe a Photo または Write for an Academic Discussion 14〜18問+2タスク 24〜30分
Speaking Read Aloud/Listen and Repeat/Virtual Interview 3タスク・計19回答 約13分
Personal Video Statement 自分自身や自分の意見について2つの質問に回答 2問 約5分
※Listening・Reading・Writingではアダプティブ方式が採用されているため、問題数や試験時間は受験者によって変動します。Personal Video Statementは採点対象外です。

4技能の試験終了後に、採点対象外の「Personal Video Statement」があります。約5分間で、自分自身や自分の意見について英語で回答する動画を収録します。

TOEFL® Essentialsの大きな特徴は、TOEFL iBT®より短時間でありながら、4技能を測定できることです。また、アカデミックな英語だけでなく、日常生活で使用する英語も出題されます。

一方、TOEFL® Essentialsを受け入れている教育機関は増えているものの、すべての大学・大学院で利用できるわけではありません。留学や進学のために受験する場合は、志望校がTOEFL® Essentialsを受け入れているか、必要なスコアはいくつかを事前に確認しておきましょう。


その他のTOEFL®試験(Junior・Primary・過去のPBT/CBT)

TOEFL® Junior / TOEFL® Primary

TOEFL Junior®は主に中高生、TOEFL Primary®はより低年齢の英語学習者を対象とした試験です。
大学・大学院出願のために受験するTOEFL iBT®とは役割が異なり、英語学習の進捗確認や能力測定などに活用されます。

TOEFL® PBT / CBT

TOEFL®には、かつてPBT(Paper-Based Test)やCBT(Computer-Based Test)と呼ばれる形式もありました。

現在、海外大学への出願などで一般的に利用されているのはTOEFL iBT®です。古い参考書やWebサイトではPBT・CBTの情報が掲載されている可能性もある点に注意してください。


TOEFL iBT®とTOEFL ITP®の違いとは


受験者が特に迷いやすいのがTOEFL iBT®とTOEFL ITP®のどちらを選ぶか、という点です。両者には具体的にどのような違いがあるのでしょうか?ここでは3つの観点から整理します。

試験形式と受験方法の違い

TOEFL iBT®は個人で申し込んで受験できるのに対し、TOEFL ITP®は大学や企業などの団体が実施する試験です。

TOEFL iBT®

  • 個人が公式サイトを通じて申し込み・受験できる
  • 会場にあるコンピューターで受験(またはHome Editionで自宅受験)

TOEFL ITP®
  • 実施する団体(大学や企業)で申し込む
  • 紙形式とデジタル形式がある

出題範囲と試験内容の違い

TOEFL iBT®とTOEFL ITP®では、測定する技能や出題内容が異なります。
TOEFL iBT®は「4技能を総合的」に測るのに対し、TOEFL ITP®では、主に「読む・聞く力」と「文法・英文構造に関する知識」を測定します。

リスニング・文法や英文構造・リーディングを中心に測定します。

TOEFL iBT®

  • 大学での学習やキャンパスでの生活を想定した内容などが出題される
  • WritingやSpeakingでは、英語で文章を作成したり、実際に発話したりする力も測定される

TOEFL ITP®
  • デジタル版でオプションを付けない限り、ライティング問題やスピーキング問題は含まれない
  • リスニング、文法・英文構造、リーディングの3セクションで構成されている


スコアと活用用途の違い

TOEFL iBT®とTOEFL ITP®では、スコアや活用される場面も異なります。

TOEFL iBT®

  • スコア範囲:1〜6
  • 用途:海外大学・大学院への出願、奨学金申請、各種英語力証明など世界的に通用する公式スコア

TOEFL ITP®
  • スコア範囲:310〜677点(Level 1)/ 200〜500点(Level 2)
  • 用途:大学のクラス分け、企業内評価など、団体内での英語力測定が主


TOEFL iBT®の受験料はいくら?


日本でTOEFL iBT®を受験する場合、通常の受験料はUS$195です。会場受験とHome Editionで基本の受験料に違いはありません。

ただし、通常の申込期限を過ぎてから申し込む場合には追加手数料が発生します。また、受験日・会場の変更などにも別途手数料がかかる場合があります。

TOEFL iBT®の受験料は米ドルで設定されているため、日本円で実際に支払う金額は為替レートによって変わる点にも注意しましょう。

受験料、申込期限、支払い方法、変更・キャンセル時の手数料について詳しく知りたい方は、「【2025年最新】TOEFLの受験料や支払い方法は?お得な割引情報も紹介」をご確認ください。


結局どのTOEFL®を受ければいい?


TOEFL®の種類を選ぶ際は、以下の視点で考えるとわかりやすいです。

海外留学・大学院進学や奨学金申請に使うなら → TOEFL iBT®
海外大学・大学院への出願など、外部機関へ英語力を証明したい場合は、まずTOEFL iBT®を検討しましょう。

ただし、大学によって受け入れている試験や必要スコアが異なります。受験を申し込む前に志望校の公式サイトを確認してください。

大学や企業のクラス分け・研修評価として英語力を測定したいなら → TOEFL ITP®
大学で受験を案内された場合や、クラス分け・英語プログラムの成果測定などではTOEFL ITP®が利用されることがあります。

個人で自由に受験する試験ではないため、所属する学校や団体の案内を確認しましょう。

中高生などの英語力測定なら → TOEFL® Junior・TOEFL® Primary
将来的なTOEFL iBT®受験を見据えて英語力を確認したい場合などには、年齢・目的に応じてTOEFL Junior®やTOEFL Primary®が選択肢となります。


留学などの「対外的な英語資格として認められる」かどうかが大きな分かれ道になります。もし「将来は留学も考えているけど、今すぐには受けられない」という状況なら、受験頻度や費用面を踏まえて受験の計画を立てましょう。


TOEFL®の種類に関するよくある質問


TOEFL iBT®とTOEFL ITP®はどちらが難しいですか?

TOEFL iBT®とTOEFL ITP®は測定対象の技能が違うため、単純比較はできません。

SpeakingやWritingが苦手ならTOEFL iBT®のほうが難しく感じる可能性がありますが、TOEFL ITP®には独立した文法問題があるため、文法問題が苦手な人には難しく感じられることもあります。

自分の得意不得意や、求められる英語スキルによって難易度の感じ方は変わると考えましょう。


TOEFL® Essentialsは留学でも使えますか?

TOEFL® Essentialsを受け入れている大学・教育機関もあります。

ただし、受け入れ状況はTOEFL iBT®と同一ではありません。志望校が決まっている場合は、志望先のサイトで、TOEFL® Essentialsが利用できるか確認してください。


TOEFL iBT®を自宅受験する際の注意点は?

Home Editionでは、自宅の受験環境がETSの条件を満たしている必要があります。以下のポイントを押さえておきましょう。
  • 安定したインターネット環境
  • ETSの条件を満たすパソコン・カメラ・マイク
  • 試験中にほかの人が入らない部屋

また、試験当日の受験トラブルはスコア取得に大きく影響します。必ず事前のテストや模擬環境のチェックを入念に行いましょう。


ベストティーチャーのTOEFL iBT®対策


TOEFL iBT®対策においては、知識のインプットだけでなく、Writing・Speakingの精度を高めることが重要です。しかし、独学でアウトプット力を伸ばすのは容易ではありません。

オンライン英会話「ベストティーチャー」では、Writingレッスンで作成した英文を講師が添削し、ブラッシュアップされた文章をもとにSpeakingレッスンを行うため、試験本番で使える表現力が身につきます。

また、TOEFL iBT®対策コースでは、TOEFL iBT®の出題傾向に沿ったオリジナル問題も利用できるので、スコアアップを目指す方は活用してみてください。


まとめ

TOEFL®には複数の種類があり、それぞれ試験形式や測定する技能、活用される場面が異なります。海外大学・大学院への出願などではTOEFL iBT®、大学や企業などの団体内での英語力測定にはTOEFL ITP®が主に利用されています。

受験する試験を選ぶ際は、まずスコアを何のために利用するのかを明確にし、志望校や所属機関が指定している試験・スコアを確認しましょう。目的に合った試験を選び、必要な対策を進めることが大切です。

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※TOEFL®はETSの登録商標です。このコンテンツは、ETSの検討を受けまたはその承認を得たものではありません。

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