TOEFL®テスト日本事務局であるETS Japanは、TOEFL iBT®の受験料を2025年4月1日より改定することを発表しました。TOEFL iBT
®の受験料はドル支払いのため円安影響を大きく受け、確実にスコアを取れる自信がつくまでは受験をするかどうか悩むことも多かったですが、今回の改定により、より気軽な気持ちで受けることができるようになります。
本記事では、現時点で判明しているTOEFL iBT
®受験料の改定内容について解説します。受験を検討している方はぜひチェックしてください!
(TOEFLテスト日本事務局 プレスリリースより引用)
受験料改定の概要
TOEFL iBT
®受験料が2025年4月1日より$195ドルになります。旧受験料と比較すると、日本円で約7,500円、約20%ほどの値下げになります。昨年は期間限定のキャンペーンも実施されていましたが、今回は価格改定とのことで、期限はないとのことです。
対象のテストはTOEFL iBT
®のみですが、Home Edition(自宅受験)も対象。いずれも日本国内の受験が前提です。
|
価格 |
日本円換算※ |
新旧価格差 |
旧受験料(〜3/31) |
US$ 245 |
36,750円 |
- |
新受験料(4/1〜) |
US$ 195 |
29,250円 |
7,500円 |
※1ドル=150円で換算
受験料はいつから変わる?
改定後の料金が適用されるのは、
2025年4月1日(火)以降に受験予約をした場合です。
試験日を4月以降にした場合でも、3月中に受験予約をする場合は現行の価格になるため注意してください。
他試験との受験料比較
他の主な英語4技能試験の受験料と比較すると、これまでと比べて受験検討がしやすい価格帯になりました。
TOEFL iBT® |
IELTS |
PTE |
Duolingo |
英検® |
US$ 195 (約29,250円) |
27,500円 |
US$ 235 (約35,250円) |
US$ 59 (約8,850円) |
4,100円〜 12,500円 |
※1ドル=150円で換算
受験料改定の理由
今回の値下げの背景には、以下の要因があると考えられます。
・近年の急激なドル高円安への対応
・日本から海外への留学生を増やすための金銭的なハードルの解消
XのTOEFL ETS Japan公式アカウントでは、以下のように伝えています。
留学や国内外の進学を目指されている日本国内の受験者を応援するため、留学先出願、大学・大学院入試、単位認定、教員・公務員試験、国際機関の採用、レベルチェックなど、英語力の証明として幅広いシーンで活用されているTOEFL iBTの受験料を、現在の US$245 から US$195 に改定(US$50減額)することを決定いたしました。
TOEFLを通じて、一人でも多くの方の未来が広がり、それぞれの夢が実現することを願っています。スタッフ一同、受験者の皆様を全力で応援しています。
https://x.com/TOEFL_Japan/status/1902148013725982823
受験料改定の詳細については以下の公式ページで確認ができます。
よくある質問などもまとめられていますので、気になる点がある方は確認しましょう。
4月1日から受験料がUS$195(US$50減額)に改定へ [TOEFLテスト日本事務局サイト]
まとめ
2025年4月よりTOEFL iBT
®受験料が改定され、より安い価格で受験できることになりました。特に、これからTOEFL
®スコアの取得を検討している方、スコアアップを目指している方にとっては大きな費用削減に繋がります。ぜひこの春、TOEFL iBT
®スコアの取得、スコアアップを目指してしてみてはいかがでしょうか!
試験予約は5ヶ月先まで選択ができるので、なかなか重い腰があがらない...という方は、先に受験日を決めてしまってから対策を頑張る、という方法もアリかもしれませんね!
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※TOEFL®はETSの登録商標です。このコンテンツは、ETSの検討を受けまたはその承認を得たものではありません。