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留学などの目的でTOEFL iBT受験を受けなくてはいけないけど、試験の概要など何から調べたら良いのか悩まれている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、TOEFL iBT受験に必要な情報をすべてまとめてわかりやすく紹介します。TOEFL iBTを初めて受験される方や、受験に少しでも不安がある方、必見です!
オンライン英会話ベストティーチャーのTOEFL iBT対策コースでは、試験に精通した講師が作成したオリジナル問題(ライティング・スピーキング)を使用して対策ができます。1ヶ月で15点アップした実績も!無料体験レッスンも実施しているので、気になる方はぜひお試しください。
TOEFL iBTとは、Test of English as a Foreign Language Internet-Based Testの略で、米国のETS(Educational Testing Service)という組織が開発したテストです。
1964年に始まったTOEFLは、現在世界160か国で行われていて、主に英語圏出身ではない人が、英語圏の国へ留学する際に自身の英語力の証明として使用するテストです。そのため、問題内容は「実際に英語圏の大学で問題なく学生生活を送れるかどうか」を判断するアカデミックなものになっています。
TOEFL iBTのスコアは世界160か国の、13,000以上の大学や教育機関で利用することができます。
現在、日本の大学でも、大学・大学院受験時にTOEFL iBTのスコアを利用できるところや、留学プログラムの出願の際にTOEFL iBTのスコア提出を求めるところが増えています。
リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4つのセクションからなり、合計所要時間は約2時間です。時間配分と問題内容は以下の通りです。
セクション | 時間配分 | 問題内容 |
リーディング | 35分 | パッセージが2つ(各10問) |
リスニング | 36分 | 講義形式:3題(各6問) 会話形式:2題(各5問) |
スピーキング | 16分 | Independent task(1問) Integrated tasks(3問) |
ライティング | 29分 | Integrated task(1問) Academic Discussion task(1問) |
TOEFL iBTは、試験会場で1人1台のコンピュータを使って受験します。また、スピーキングセクションでは、マイクに向かって話し、音声が録音されます。
TOEFL iBTでは合格・不合格はなく、0〜120点でスコアが表示されます。各セクションごとに0〜30点の評価と、総合評価として各セクションの合計が出されます。スコアは、会場受験・自宅受験ともにテスト日から4〜8日後にインターネット上で確認が可能です。郵送での受取を希望する場合は、受験申込時に”Online score report and a paper copy mailed to you”を選択する必要があります。
また、TOEFLスコアの有効期限は受験日から2年間です。意外と短いのでスコア提出前に期限切れにならないよう、確認しておきましょう。スコア別の英語レベルについては、【TOEFLスコア別】英語レベルを完全把握!得点アップの具体的なコツは?で解説しています。
問題構成
リーディングでは2つの学術的な文章が出され、それぞれ10問の設問があります。リーディングで出題される文章はそれぞれ約700語で構成されています。
問題 | 設問数 | 時間配分 |
パッセージが2つ | 各10問 | 35分 |
以前、リーディングセクションには、解いても採点結果に響かない「ダミー問題」がありましたが、2023年の新形式に改訂されるとダミー問題は廃止され、54~72分だった試験時間も35分に短縮されました。
出題分野
内容は大学の教科書や新聞に載っているようなアカデミックな内容です。文学、歴史、芸術などの人文系分野だけでなく、産業、貨幣制度などの社会科学系分野についての記事も出題されます。さらには、地震学や気象学、生物学や地学、航空宇宙学といった自然科学系分野の記事も充分に読みこなすことを求められます。
設問
リーディングセクションの設問は10種類あります。
TOEFL iBTリーディング対策を詳しく知りたい方は、設問によった解法が詳しく書かれているこちらの記事【TOEFL iBTリーディング対策】10の設問タイプと攻略法を徹底解説!を御覧ください!
問題構成
リスニングは大きく2つの問題に分かれます。大学での講義が3題で各6問、大学での会話が2題で各5問の設問があります。
問題 | 設問数 | 時間配分 |
講義形式 会話形式 |
3題(各6問) 2題(各5問) |
36分 |
リスニングセクションにも、解いても採点結果に響かない「ダミー問題」がありましたが、2023年の新形式に改訂されると、ダミー問題が廃止になり、41〜57分だった試験時間も36分に短縮されました。またリスニングでは、次の問題に進むと前の問題には戻れません。
出題分野
①大学での会話
・Office Hours:大学の教授が設けているOffice hoursに、学生が教授の研究室を訪ね、質問や相談している様子をリスニングします。
・職員への相談:学校生活に関する質問など、学生の質問に対して職員が提案などをしている様子をリスニングします。
・学生同士の会話:学生同士があるトピックについて話している様子をリスニングします。
②講義
・講義:教授が学生に向けて一方的に行うアカデミックな講義をリスニングします。
・ディスカッション:教授と学生たちの間でのやりとりが行われる授業の様子をリスニングします。
設問
リスニングセクションの設問の種類は、大きく4つの形式に分かれています。
問題構成・内容
ライティングセクションでは2種類の問題が出題されます。Academic Discussion taskは、Instruction、教授の質問、それに対する他の生徒の回答を読んだ後に、自分の意見を回答するタスクです。一方、Integrated taskでは、二者択一問題か、自分の意見を問う問題が出題されるため「自分の意見を文章にする力」が求められます。
Academic Discussion task
10分:他の生徒の意見を参考に、教授からの質問に自分の意見を回答(100words以上)
Integrated task
20分:あるトピックに対して自分の立場を選び、根拠を含めて記述(150words以上)
TOEFL iBTライティング対策を詳しく知りたい方は、パラグラフライティングについてまとめられたこちらの記事【TOEFL iBT受験体験記vol.6】2ヵ月で100点突破した対策法まとめ!を御覧ください!
問題構成・内容
最後のスピーキングセクションでは3種類の問題が出題されます。まず、Independent taskでは、ライティングと同じく二者択一問題か、自分の意見を問う問題が出題されるため「自分の意見を言葉にする力」が求められます。そしてIntegrated taskには2種類あり、リーディング・リスニング・スピーキングの統合形式の問題と、リスニング・スピーキングの統合形式の問題があります。
Independent task 1問
45秒:ある質問に対して受験者が立場を選び、根拠を添えて回答(準備時間は15秒あります。)
Integrated task① 2問
45秒:あるトピックに関するリーディング
↓
60〜90秒:リーディングと同じトピックに関するリスニング
↓
30秒:準備時間
↓
60秒:リーディングとリスニングで得た情報を要約してスピーキング
Integrated task② 1問
60〜120秒:あるトピックに関するリスニング
↓
20秒:準備時間
↓
60秒:リスニングで得た情報を要約してスピーキング
今回はTOEFL iBTの試験概要、活用法、問題内容などをまとめました。皆さんのTOEFL iBTの受験を、心より応援しています!