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留学に必要なIELTSスコアは?国別・海外大学・大学院ごとの目安を解説

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「留学に必要なIELTSのスコアはどれくらい?」
「海外の大学や大学院へ進学するのに必要なIELTSスコアの目安を知りたい」

英語圏への留学、特にイギリスやカナダ、オーストラリアなどの大学・大学院進学をする場合はIELTSスコアを取るといいと言われています。

この記事では、留学に必要なIELTSのスコアについて詳しく解説します。また、国別の海外大学・大学院進学に必要なスコアの目安についても説明します。スコアが足りない場合の効果的なIELTSの学習法についても合わせてご紹介します。

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留学で必要なIELTSスコアは?

海外の大学や大学院などの進学に必要なIELTSですが、留学を実現させるためにはどれくらいのスコアが必要なのか、自分の持っているスコアはどのレベルなのか、疑問に思っている方もいるかと思います。一般的に留学に必要なIELTSスコアは、海外大学進学の場合「5.5〜6.0」で、これは英検の準1級レベル、TOEICでは600点〜820点程度にあたります。また、大学院留学に必要なIELTSスコアは「6.0〜7.0」で英検の1級レベル、TOEICでは740〜970点程度になります。

留学に必要なIELTSスコアは留学する国や大学によって異なるため、次章で詳しく解説します。

留学する国・大学別のIELTS必要スコアの目安

留学する国・大学別に、必要なIELTSスコアの目安を紹介します。

アメリカの大学・大学院

近年ではアメリカでもIELTSのスコアを認めている大学が増加しており、現在では3,000以上の大学がIELTSを採用しています。アメリカの大学進学に必要なIELTSスコアは一般的に「5.5〜6.5」で、最低でも5.5以上のスコアが求められます。ただし、ハーバード大学や、イェール大学、マサチューセッツ工科大学などの難関大学の場合、「7.0以上」のハイスコアが要求される場合があります。

また、アメリカの大学院の場合、必要とされるIELTSスコアは「6.5〜7.5」で、最低でも6.5以上のスコアが求められます。

イギリスの大学・大学院

現在、イギリスのすべての大学、大学院でIELTSは採用されています。イギリスの大学進学に必要なIELTSスコアは「6.0〜6.5」です。しかし、オックスフォード大学やケンブリッジ大学などの難関大学の場合は、「7.0以上」が要求される場合があります。また、イギリスの大学院の場合、必要なIELTSスコアは「6.5〜7.5」です。イギリスの大学や大学院は国際的にも非常に高い評価を受けており、世界大学ランキングでも毎年イギリスの大学がトップに並びます。そのため、入学基準に定められるIELTSスコアも、他の英語圏の留学先に比べやや高い傾向にあります。

カナダの大学・大学院

カナダにはカレッジ(専門学校)と大学(すべて公立)があり、私立カレッジに進学するために必要なIELTSスコアは「5.5以上」が目安です。また、公立カレッジおよび、トロント大学やブリティッシュコロンビア大学などの大学進学の場合は「6.0〜6.5以上」が求められます。また、カナダの大学院の場合、必要とされるIELTSスコアは「6.5〜7.0」です。必要なスコアは大学や専攻する学部によって異なる場合があるため、必ず志願先のホームページを確認しましょう。

オーストラリアの大学・大学院

オーストラリアでは、ほとんどの大学、大学院でIELTSスコアを採用しています。オーストラリアの専門学校に進学するために必要とされるIELTSスコアは概ね「5.0〜5.5」、大学進学の場合は「6.0〜6.5以上」です。ただし、メルボルン大学やシドニー大学などの難関大学の場合は「6.5以上」が必要となります。また、オーストラリアの大学には、大学の授業についていける英語力を養うための大学入学準備過程のコースがあり、「5.5以上」のIELTSスコアがその入学に求められます。

オーストラリアではほとんどの大学が大学院を有しており、大学院への進学の場合必要なIELTSスコアは概ね「6.5以上」ですが、場合によっては「7.0以上」のハイスコアが求められます。

ニュージーランドの大学・大学院

ニュージーランドの大学進学に必要なIELTSスコアは「6.0〜6.5以上」です。また、ニュージーランドの大学にもオーストラリアと同様に大学入学準備過程のコースがあり、その入学に必要なIELTSスコアは「5.5以上」とされています。また、大学院の場合、必要とされるIELTSスコアは「6.5以上」です。ニュージーランドには全部で8校しか大学がありませんが、その主要な大学のすべてが大学院プログラムを提供しており、学生は多様な分野で高度な学位を取得できます。

留学準備でIELTSスコアを取得するときの注意点

留学準備でIELTSスコアを獲得する場合にいくつか注意すべき点があるので、次章で詳しく解説します。

アカデミックを受験する

IELTSには「アカデミック」と「ジェネラルモジュール」の2種類のテストがあり、留学には「アカデミック」を受験する必要があります。一方「ジェネラルモジュール」は英語圏への移住や就職に必要な英語力を照明するためのテストなので、間違えないように受験しましょう。

留学先に出願する2〜3ヶ月前にはスコアを取得する

海外の教育機関にIELTSのスコアを提出する場合、遅くとも申請日の2〜3か月前までにIELTSを受験することをおすすめします。IELTSには「ペーパー形式」と「コンピューター形式」の2つの受験形式がありますが、ペーパー形式で受験した場合、試験結果が届くまでに約2週間ほどかかります。万が一、目標スコアに届かなかった場合、再受験を検討する必要があるため、余裕を持ってスコアを取得しておきましょう。

IELTSスコアの有効期限は2年間

IELTSスコアの有効期限は2年間です。出願する際、過去のIELTSのスコアが2年以上経って有効期限が切れていたとならないよう、いつのスコアなのか、出願締切はいつなのか注意しましょう。IELTSはスコアが有効期限内であれば、それまで受験して獲得した中の最高スコアを提出できるので、目標を達成するまで何度でも受験できます。ただし、対策を十分にしないままで再受験をしても、スコアは伸びにくいと言われているため、計画的に受験しましょう。

IELTSスコアが足りない場合の効果的な学習法

ここではIELTSスコアが足りない場合の効果的な勉強法を紹介します。
具体的なバンドスコアの対策についてはこちらを確認してください。

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IELTS頻出の英単語を覚える

まずはIELTSの評価基準にもある「語彙力」を上げることです。単語を1つでも多く覚えることで、何が問われているかを正しく理解し、回答の質をあげることが可能になります。IELTSで頻出の英単語帳などを活用して、できるだけ多くの単語を覚えましょう。目安はバンドスコア6.0で3,000語以上です。また覚える際は、単語の意味だけではなく、言い換え表現や同義語、類義語なども合わせて覚えましょう。単語は覚えるまで何度も繰り返しチェックすることが定着するポイントです。

IELTSの過去問で傾向を掴む

IELTSの公式問題集を活用して、どのような問題が出題されるのか、どのぐらいの時間配分で進めて行く必要があるのかなどの傾向をチェックすることが大切です。効率よく学習を進めるためにも、過去問を解き、自分の苦手分野を洗い出しましょう。やみくもにすべてのセクションの対策を行うのではなく、自分が苦手とするセクションや問題形式を把握し、集中して対策すべきポイントを明確にすることが重要です。

苦手な分野を重点的に対策する

多くの日本人にとってライティング、スピーキングは他の2技能に比べると難易度が高いと言われています。そのため、IELTSで目標のオーバーオール・バンドスコアを取るためには、比較的ひとりでも対策がしやすい、リスニングとリーディングで確実に高得点を取る必要があります。例えば、オーバーオール・バンドスコア6.5以上を目標にする場合は、リーディングとリスニングのバンドスコアで確実に7.0以上を取ることが望ましいと言われています。ただし、これはあくまでも目安のため、目標スコアを達成するためには自分の苦手分野に重点をおき、4技能全てにおいて対策することが重要です。

IELTS過去問を本番と同じ時間内で解いてみる

目標スコアを達成するためには、限られた時間の中ですべての問題を解くことが大切です。そのため、実際のIELTS試験と同じ分量の問題を、時間を測って解いてみましょう。また、過去問を解いて終わりではなく、できなかった問題を徹底的に復習することが重要です。わからなかった単語、文法はしっかり時間をかけて復習を繰り返すことで定着します。

IELTS対策にはIELTS特化のオンライン英会話がおすすめ

IELTSをひとりで対策していると、「自分の文章が正しいかどうかわからない」「発音やイントネーションが合っているか気になる」など様々な悩みに直面します。そのため、IELTS対策にはIELTSに特化したオンライン英会話を活用することをおすすめします。

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さらに、IELTSに精通した講師からフィードバックがもらえるので、気になる方は利用してみてください。

まとめ

留学に必要なIELTSのスコアについて、国、大学別に解説しました。海外留学をするためには、まず自分が行きたい国や教育機関で必要とされるIELTSスコアを把握することが重要です。また、そのスコアに足りていない場合は、やみくもに勉強をするのではなく、過去問や問題集を通して自分の苦手分野を把握し、重点をおいて4技能バランスよく対策しましょう。

苦手をなくし、本番の試験で力を発揮できるようにもIELTSに精通した人と一緒に対策することもおすすめです。公式問題集や過去問での勉強に限界を感じたら、スクールでの対策も検討してみましょう。

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