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IELTSの受験料はいくら(高い・安い)?支払いの方法や割引・補助・助成

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「IELTSの受験料はいくら?」

「IELTS受験料の支払い方法を知りたい!」

IELTSを受験するためには、受験料の支払いが必要です。しかしIELTSの受験料助成制度をご存じですか?

そこで本記事では、「IELTSの受験料はいくらか(高いか安いか)」をご紹介します。IELTS受験料の支払い方法や割引・補助・助成の有無もご紹介します。

オンライン英会話ベストティーチャーのIELTS対策コースでは、IELTSを共同運営するIDPが監修した『オリジナル問題』をはじめとするレッスンが受講できます。
無料で体験可能なので、まずはお気軽にお試しください。


IELTSの受験料はいくら?

IELTSには以下の4種類があります。受験する種類によって受験料が変わるのは一般的ですが、IELTSは同一の試験でも試験形式や団体によって受験料が異なります。
【追記】2025年9月1日より、British Council、日本英語検定協会、バークレーハウスの受験料が改定され、団体ごとの受験料の違いがなくなりました。

  ペーパー版 コンピューター版
IELTS Academic 27,500円 27,500円
IELTS General Training 27,500円 27,500円
IELTS for UKVI 29,400円 31,500円
IELTS Life Skills 20,500円

特に受験する人が多いIELTS AcademicとGeneral Trainingの受験料を表にまとめました。

  ペーパー版 コンピューター版 オンライン版
British Council - 27,500円 -
日本英語検定協会 27,500円 27,500円 -
バークレーハウス - 27,500円 -
IDP 27,500円 27,500円 211.22 USD*
JSAF 27,500円 27,500円

*IELTS Onlineは価格変動あり、全て2024年5月現在の受験料

2025年9月1日より、British Council、日本英語検定協会、バークレーハウスの受験料が改定され、団体ごとの料金の違いがなくなりました。受験料の違いはなくなりましたが、各団体で申込特典が異なるため、それぞれの特典を確認の上、自分にあった内容の特典がもらえる団体を選ぶことをオススメします。

British Council

British Councilの会場では、コンピューター版のみ実施しています。ペーパー版については、パートナーである日本英語検定協会の会場で受験可能です。

受験料

コンピューター版:27,500円(税込)

ペーパー版:27,500円(税込)

特典

『Road to IELTS』のLast Minuteコースが無料で受講可能

9本のビデオ、100のトレーニング、そして英語4技能(スピーキング、リスニング、リーディング、ライティング)に対して2つの練習問題があります。

詳細はこちら:

https://www.britishcouncil.jp/exam/ielts/book-test

日本英語検定協会

日本英語検定協会は、British Councilが認可しているIELTS試験センターです。

受験料

コンピューター版:27,500円(税込)

ペーパー版:27,500円(税込)

特典

・「Cambridge IELTS 14 Academic」の日本語解説動画

IELTS対策専門校バークレーハウス講師による全7本・4.5時間の徹底解説動画

・Road to IELTS

British Councilの自主学習用のIELTS専用オンライントレーニングサイトで、IELTS2回分の模試と100問の練習問題が利用可能

詳細はこちら:

https://www.eiken.or.jp/ielts/

バークレーハウス

バークレーハウスは、British Councilが認可しているIELTS試験センターです。コンピューター版のみ提供しています。

受験料

コンピューター版:27,500円(税込)

特典

・受験料が最大1,000円OFF

・ドリンク2本プレゼント

・IELTS学習動画

・留学エッセイのサンプル

・自習室利用

・個別学習サポート

詳細はこちら:

https://berkeleyhouse.co.jp/ieltstestcentre/

IDP

IDPでは、ペーパー版、コンピューター版の他に、自宅で受験できるIELTS Onlineを実施しています。

受験料

ペーパー版:27,500円(税込)

コンピューター:27,500円(税込)

IELTS Online :211.22USD

特典

・IELTS解説動画

4ヵ国で60回以上の受験経験を有する講師の解説動画(5時間分)が90日間見放題

・マッコーリー大学監修のIELTSオンラインコース

1スキル約25時間分、通常有料を無料でお試し可能 (4技能から1つのスキルを選んで30日間アクセス、または、全てのスキルに4日間アクセスのどちらかを選択)

・ライティング添削サービス『IELTS ライティング・アシスト』(通常$39AUS)が1回無料

詳細はこちら:

https://ieltsjp.com/japan/about/test-guide/test-fee

JSAF

JASFは、IDPが認可しているIELTS試験センターです。

受験料

ペーパー版:27,500円(税込)

コンピューター版:27,500円(税込)

特典

・SMSでの結果通知 (国内3キャリア)

・IELTS Advantage(IELTS特別イベントへのご招待)

・オンライン学習Gymglish

・クイーンズランド大学IELTSオンライン講座

・Writing Assist

実際にIELTSの添削を行っている部門から、書いた英作文に対して添削とアドバイスがもらえる

・マッコーリー大学監修のIELTSオンラインコース

1スキル約25時間分、通常有料を無料でお試し可能 (4技能から1つのスキルを選んで30日間アクセス、または、全てのスキルに4日間アクセスのどちらかを選択) 

詳細はこちら:

https://jsaf-ieltsjapan.com/ielts/useful/


IELTSの受験料は高いか安いか?

IELTSとTOEFLは他の英語技能試験と比べると高額ではありますが、留学の際の英語力の証明という目的を考えれば当たり前かもしれません。受験する際は、自分に必要な試験かどうかを考えて受けるべき試験を受けましょう。

TOEFLと同程度(2025年9月時点)

TOEFLの受験料は、2025年4月に改定されUS$195となり、日本円に換算すると約28,900円前後です(2025年9月時点のレート)。ここ数年は円安の影響を大きく受けてIELTSの方が安い状態でしたが、料金改定により大きく変わらない価格になりました。
参考:TOEFL iBT®受験料が改定!2025年4月1日から、より受験しやすい価格に

留学する際の英語力の証明として、TOEFLかIELTSを受験することになります。TOEFLとIELTSの違いについては「TOEFLとIELTSのどちらを受験すべき?試験の目的や内容・受けやすさ・難易度を比較」で解説しています。どちらを受けたら良いのか悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

TOEICより高い

TOEICで英語4技能のスキルを測ろうとすると、LRとSWの両試験を受ける必要があります。そこで、TOEICのLRとSWの受験料をまとめました。

  • TOEIC LR:7,810円
  • TOEIC SW:10,450円

参照:
https://www.iibc-global.org/toeic/test/lr/flow.html

https://www.iibc-global.org/toeic/test/sw/guide01_03.html

両方を受験しても、18,260円なのでIELTSはTOEICよりも高いです。

英検より非常に高い

英検本会場の試験価格は級や受験する形態(個人/団体、本会場/準会場、S-CBTなど)で異なりますが、個人申込み、本会場の場合は以下になります。

  • 1級:12,500円
  • 準1級:10,500円
  • 2級::9,100円
  • 準2級:8,500円
  • 3級:6,900円
  • 4級:4,700円
  • 5級:4,100円

参照:https://www.eiken.or.jp/eiken/schedule/examinee/

英検と比較するとIELTSは高額な受験料であることが分かります。


IELTS受験料の支払い方法

British Council

British Councilで受け付けている支払い方法は、クレジットカードのみです。使用できるカードブランドは、Visa / MasterCard / Diners Club / JCB / American Express / Discover Cardで、PayPalとデビットカードでの支払いも可能です。

詳細はこちら:https://www.britishcouncil.jp/exam/ielts/test-dates-fees-locations/paper-computer

日本英語検定協会

日本英語検定協会では以下の3通りの支払い方法を受け付けています。

郵便局ATM(ペイジー)

コンビニ払い(ファミリーマート、ローソン、ミニストップ、セイコーマート)

クレジットカード(Visa、Master、JCB、Nicos)

詳しくはこちら:https://www.eiken.or.jp/ielts/apply/

バークレーハウス

バークレーハウスでは、クレジットカード払いのみ受け付けています。使用できるカードブランドは、VISA / Mastercard / Diners Club / JCB / Discover / American Expressです。

詳細はこちら:https://berkeleyhouse.co.jp/ieltstestcentre/howto_book.php#menu03

IDP

IDPでは、クレジットカード、コンビニでの支払いが可能です。ただし、受験するテストセンターによって異なる場合があるので、予約画面で確認しましょう。なお、IELTS Onlineに関しては、クレジットカード決済のみとなります。

詳細はこちら:https://ieltsjp.com/japan/about/test-guide/how-to-book

JSAF

JSAFでは、クレジットカード (VISA / Mastercard)とコンビニ(セブン-イレブン・セイコーマート・デイリーヤマザキ・ファミリーマート・ミニストップ・ローソン)での支払いが可能です。

詳細はこちら:https://jsaf-ieltsjapan.com/ielts/application/



IELTSの受験料は割引・補助・助成される?

割引はない

残念ながら一般の受験者への割引や補助、助成金制度はありません。

補助制度の例

大学によっては、英語試験の受験料補助を行っています。

<例>
青山学院大学

学内で実施するIELTS試験において、Overall 5.5以上を取得した生徒に報奨金として5,000円〜最大25,000円(スコア別)まで支給。

立教大学

IELTS Overall 6.0以上で、一律15,000円を奨励金として支給。

大学生の方は、自身が通う大学にIELTS受験の補助制度がないか調べてみましょう。

助成制度の例

学校で英語を担当している教員向けに助成制度があります。詳しくは、各IELTS運営団体を確認しましょう。今回は一部の例を紹介します。

<例>
IDP

助成金:8,500円

対象者:小学校教員 / 中学校 / 高等学校 / 中等教育学校 / 特別支援学校 / 高等専門学校に勤務する常勤の英語教員(常勤のみ)/ 専門学校 / 短期大学 / 大学に勤務する常勤・非常勤の英語教員

詳細はこちら:https://ieltsjp.com/japan/about/ielts-for-teachers/subsidy-for-ielts

日本英語検定協会

助成金:5,880円

対象者:小学校教員 / 中学校 / 高等学校 / 中等教育学校 / 特別支援学校 / 高等専門学校に勤務する常勤の英語教員(常勤のみ)

詳細はこちら:https://www.eiken.or.jp/ielts/group/teacher/



IELTS受験料の返金について

キャンセルした場合

キャンセルの締切期限、手数料や返金額をまとめました。各団体、キャンセルはできますが手数料が発生します。

実施団体 手数料 / 返金額 締切
British Council 受験料の75%が返金される
(手数料:7,125円)
試験日の5日前まで
日本英語検定協会 手数料:6,300円 申込締切まで
バークレーハウス 手数料:6,300円 試験日5日前の23:59まで
IDP 手数料:6,050円 試験日5日前の17時まで
JSAF 手数料:6,050円 試験日5日前の正午まで

British Councilのみ、受験料の75%が返金されるとの記載であるため、コンピューター試験の受験料である28,500円の25%を手数料として計算しています。

日程変更した場合

日程変更を希望する場合は、団体によって締切や手数料が異なります。同じ会場に限って変更手数料を無料としているケースなど、条件はさまざまです。日程変更を行う場合は、事前に申し込み団体に確認をしましょう。

実施団体 締切 手数料
British Council 試験日の5週間前まで 無料
試験日の5日前まで 受験料の25%
日本英語検定協会 申込締切日まで 初回:手数料無料
2回目以降:6,300円
バークレーハウス 試験日5日前の23:59まで 初回:手数料無料
2回目以降:6,300円
IDP 試験日5日前の17時まで 無料
JSAF 試験日5日前の正午まで 手数料:6,050円



IELTSの日程や申し込み方法も確認!

IELTSの申し込みには「パスポート」が必要不可欠です。受験を検討している方は、まず初めにパスポートを取得、または、有効期限を確認しましょう。試験日に有効なパスポートが必要です。

パスポートを用意したら、モジュール(Academic / General Training)の選択、試験形式(ペーパー版 / コンピューター版 / オンライン版)の選択、そして、どの団体で、いつ受験するかを決める流れとなります。団体によって特典、会場も異なるのでしっかり確認して決めましょう。

試験日程や、申し込み手順などは「IELTS試験日程を確認する方法!注意点や申し込み手順、受験対策も紹介」で解説しています。ぜひ参考にご覧ください。


まとめ

IELTSの受験料はどの団体でも変わりませんが、特典や会場の場所、日程変更の手数料など、さまざまな点から検討して決めることをおすすめします。英検やTOEICと比較すると高額な受験料で、「高い...」と感じる方もいるでしょうが、留学の際に英語力の証明として教育機関に提出するものと考えれば、妥当な受験料であると言えるでしょう。高額だからこそ試験で力を発揮できるように、しっかり対策しましょう!

ベストティーチャーでは、IELTSを共同運営するIDPが監修した『オリジナル問題』をはじめとするレッスンが受講可能!ぜひお試しください。

試験概要
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