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TOEFL®模試ならTPO?レビュー機能付き公式模試を実際に受験してわかったこと

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TOEFL iBT®の受験を控えている方の中には、
「本番前に一度はTOEFL®の模試を受けておきたい」
「せっかく受けるなら、できるだけ本番に近い形式のものを受けたい」
と迷っている方も多いのではないでしょうか。

TOEFL iBT®は、Reading、Listening、Writing、Speakingの4技能を測定する試験です。
問題形式や時間配分に慣れていないまま本番を迎えると、英語力そのもの以外の部分でつまづいてしまい、実力を出しきれない可能性があります。

そこで活用したいのが、TOEFL®の公式オンライン模試である「TOEFL® Practice Online(TPO)」です。TPOは本番に近い環境で受験できるため、現在の実力把握や本番前のシミュレーションに役立ちます。

この記事では、実際に最新の*TPOを受けた感想をもとに、TPOの概要、レビュー機能でできること、良かった点、注意点、受験後の復習方法を解説します。

*2026年6月時点

TPOとは?本番に近い環境で受けられる公式オンライン模試

TPOとは、「TOEFL® Practice Online」の略称です。ETS公式ショップで販売されている、TOEFL iBT®の公式オンライン模試のことです。もちろん、2026年1月からの改訂版に対応しています。

市販の問題集や無料のサンプルテストでもTOEFL®の問題形式を確認することはできますが、TPOの大きな特徴は、本番に限りなく近い画面仕様・時間制限・問題の流れで受験できる点にあります。
現在の改訂版TOEFL iBT®に対応したTPOでは、Reading、Listening、Writing、Speakingの4セクションを通して受験し、終了後に各セクションのスコアや総合スコアを確認することができます。

TPOをTOEFL® の模試として活用するメリットは、単に問題を解くだけでなく、本番に近い緊張感の中で受験し、自分の課題を把握できることです。
たとえば、次のような内容を確認できます。

  • ReadingやListeningで時間が足りるか
  • どの問題形式でスコアが不足しているか
  • WritingやSpeakingでどの程度のスコアに到達できそうか
  • 本番と近い画面操作に慣れておけるか

特に初めてTOEFL®を受ける方は、試験全体の流れを具体的にイメージしやすくするために、本番までに一度TPOを受けておくことをおすすめします。

今回は、ベストティーチャーのスタッフが実際にTPOを受験してみました!

《 受験者:スタッフK 》

学生時代、アメリカに1年間の留学経験あり。

コロナ禍で在宅時間が増えたことをきっかけに、自己研鑽のため定期的に英語資格試験に挑戦。英検®準1級、IELTS Overall6.5を保有。


TPOに追加されたレビュー機能とは


2026年4月より、TPOにレビュー機能が新たに追加されました。

従来のTPOでは、試験を受験すると結果が表示されるものの、その後に結果画面や問題内容を見返すことが難しい仕様でした。そのため、模試を受けても「どの問題で間違えたのか」「どのタスクが弱点なのか」を細かく確認しにくい面がありました。

レビュー機能が追加されたことにより、試験受験後に結果画面へ進むと、各セクションに「REVIEW SECTION」のボタンが表示されるようになりました。
このボタンを選択すると、該当セクションの回答内容と正誤(WritingとSpeakingでは到達スコア)を見返すことができます。

Readingの例(Complete the Words:不正解の場合)

ReadingとListeningでは、自分の回答と正答を確認できます。1問ごとに正誤を見返せるため、「どの問題形式で間違えたのか」「どのセクションで正答率が低かったのか」を確認することが可能です。

Listeningでは、音声を繰り返し聞き直すこともできます。受験中は一度しか聞けない音声も、レビュー画面では改めて確認できるため、聞き取れなかった箇所や理解が曖昧だった箇所を復習しやすくなっています。

Listeningの例(Listen and Choose a Response:正解の場合)

Writingでは、Bulid a Sentenceでは正誤の確認ができ、Write an Email、Write for an Academic Discussionでは自分が実際に書いた回答と、到達スコアを確認することができます。
Writingの例(Build a Sentence:不正解の場合)

Writingの例(Write an Email)


Speakingでは到達スコアの確認に加えて、自分が回答した音声を再生して、発話内容や話し方を振り返ることができます。

Speakingの例(Listen and Repeat)

TOEFL®のWritingやSpeakingは、自分では弱点に気づきにくいセクションです。回答内容を後から確認できることで、「内容が十分に展開できているか」「同じ表現ばかり使っていないか」「話すスピードや発音に問題がないか」などを見直すきっかけになります。


レビュー機能つきTPOを受けて感じた良かった点

ここからは、実際にレビュー機能付きのTPOを受けて感じたメリットを紹介します。

「My Purchased Test Prep」から繰り返し結果画面にアクセスできる

レビュー機能付きTPOでは、購入済みのテストを管理する「My Purchased Test Prep」から結果画面に再度アクセスが可能です。

これは、従来のTPOと比べて非常に魅力的だと感じた点です。

模試を受けた直後だけでなく、後日あらためて結果を見返せるため、複数回に分けて復習することができます。
たとえば、受験直後には全体のスコアを確認、翌日はReadingとListeningを復習、別の日にWritingとSpeakingをじっくり見直すといった活用も可能です。

TOEFLの模試は、受けて終わりにするのではなく、結果をもとに次の学習につなげることが大切です。繰り返し結果画面にアクセスできる点は、TPOをより有効に活用するうえで大きな利点だと感じました。

各セクションの正答数と到達スコアを照合できる

TPOでは各セクションのスコアが表示されるため、正答数と到達スコアの関係を確認しやすいのも利点だと感じました。

もちろん、TPOのスコアは本番スコアを保証するものではありませんが、現時点の実力を把握する目安としては有効です。「どれくらい正答できると、どの程度のスコアに届くのか」を体感できるため、目標スコアと現状の差を把握しやすくなります。

特に、WritingとSpeakingは正解・不正解では測れない問題のため、独学では自分の回答の良し悪しを判断しにくいセクションです。スコアが表示されることによって、「今回の回答がどのように評価されたのか」を把握する手がかりになります。

Speakingでは、自分の音声を聞き返せるため、内容だけでなく、発音、流暢さ、話すスピード、沈黙の多さなども確認できます。Writingでも自分の回答を見返すことで、文法ミスや語彙の偏り、話の展開や論理構造などを確認しやすくなります。

自分の弱点を把握しやすい

レビュー機能では、各セクション、各形式の正答数やミスの傾向を確認できます。そのため、「会話問題よりも講義問題でミスが多い」「Readingの中でもComplete the Wordsが不安定」といったように、自分の課題を具体的に把握しやすくなります。

また、間違えた問題を確認できるようになったため、復習の優先順位をつけやすくなりました。

たとえば、Readingにおいて特定のタスクにミスが集中している場合は、その形式を重点的に練習する必要があります。Listeningで講義問題のミスが多い場合は、アカデミックな内容の聞き取りやメモの取り方を見直すと、スコアアップの近道になります。

音声問題を繰り返し聞き返せる

Listeningでは、音声を何度も聞き返せる点が非常に便利でした。

本番形式の模試では、受験中に音声を聞き返すことはできません。そのため、聞き取れなかった問題は、わからないまま終わってしまいがちです。

レビュー機能の追加により、出題された音声を再度確認できるようになったので、聞き取れなかった単語や話の展開を見失った箇所、選択肢を間違えてしまった理由などをじっくり振り返ることができます。

Listening対策では、解き直しだけでなく、正答できなかった原因を確認することが重要です。その点で、音声を繰り返し確認できるのは大きなメリットだと感じました。


TPOレビュー機能の注意点・物足りなかった点

一方で、レビュー機能は万能!と言い切れない部分もありました。

詳細な解説や模範解答は表示されない

レビュー機能で確認できるのは、基本的に問題の正誤や回答内容、音声の再確認までです。なぜその選択肢が正解なのか、なぜ自分の回答が間違いなのかといった詳しい解説はありません。WritingやSpeakingでは、到達スコアは表示されるものの、模範解答や詳細な改善ポイントが提示されるわけではありませんでした。そのため、「自分のスコアはわかったけれど、どう直せばいいのかわからない」と感じてしまう方もいるかもしれません。

たとえばSpeakingで思ったよりスコアが低かった場合でも、その原因が発音なのか、内容不足なのか、文法ミスがあったのか、話すスピードが適切ではなかったのかなど、自分で判断するのは難しいことが多いでしょう。
Writingでも同様に、文法、語彙、構成、論理展開、タスクへの回答度など、どこを改善すべきかは自分で分析する必要がありますが、学習者が自分の回答だけを見て改善点を判断するのはあまり現実的ではないかもしれません。

TPOは現状把握には非常に役立ちますが、確実なスコアアップに繋げるためには、第三者の添削やフィードバックを受けることがとても重要だと感じました。

見返す際にページのスキップ・後戻りができない

レビュー画面は、基本的に実際の回答画面と同じような仕様になっています。そのため、問題を自由に行き来しながら確認するのではなく、出題順に見返していくことになります。

特にListening、Writingの記述問題、Speaking問題では、前の問題のページに戻れない仕様になっています。復習時に「この問題だけもう一度すぐ確認したい」と思っても、ページ間を自由に移動できない点はやや不便に感じました。

音声の再生機能が不便に感じることも

ListeningやSpeaking関連の音声には、一時停止機能がありません。全文ではなく特定の箇所を繰り返し聞くといったことはできないので、聞き取れなかった部分を細かく確認したい人にとっては不便に感じられるかもしれません。

また、音声と問題が別のページに掲載されている問題では、再生機能は音声の表示されるページでのみ使用可能です。選択肢を見ながら音声を聞き直したいと思っても、問題によってはそれができない場合があります。この点も、本番に限りなく近い仕様である一方、復習用としてはやや不便に感じる部分でした。


TPOはどんな人におすすめ?

実際に受験してみて、次のような人にはTPOがオススメだと思いました!

初めてTOEFL®を受ける人

初めてTOEFL iBT®を受ける人は、本番前に一度TPOを受けておくと安心です。

TOEFL®は問題形式が独特です。特にSpeakingやWritingでは、制限時間内に自分の考えをまとめて回答する必要があります。TPOで試験の流れや時間配分を事前に体験しておくことで、本番でも慌てずに試験に臨むことができると思います。

時間配分を確認したい人

TOEFL®では、英語力だけでなく時間管理も重要です。

Readingで1問1問に時間をかけすぎたり、Listeningでメモを取りすぎて選択肢を読む時間が足りなくなったりしてしまうと、本来の力を十分に発揮できない可能性があります。TPOを受けることで、より本番に近い形式で時間配分の確認ができるのは非常に有効です。タイムマネジメントができれば自信にも繋がります。

自分の弱点を把握して対策したい人

レビュー機能付きのTPOは、受験後の弱点分析に役立ちます。

どのセクションで点を落としているのか、どの問題形式が苦手なのか、WritingやSpeakingでどの程度のスコアに届いているのかを確認できます。

模試の結果をもとに学習計画を立てたい人にとって、TPOは有効な選択肢になるでしょう。


TPOを受けた後にやるべき復習

TPOは、受けるだけでは十分に活用できません。大切なのは、受験後に結果を見返し、次の学習につなげることです。

正答数とスコアを照合する

まずは、各セクションの正答数とスコアを確認しましょう。

スコアだけを見るのではなく、「どのセクションで何問くらい正答できたのか」「どの問題で落としたのか」を確認することが重要です。

目標スコアとの差が大きいセクションほど、優先的に対策する必要があります。

間違えた問題を形式ごとに分類する

次に、間違えた問題を形式ごとに分類します。

たとえば、Readingであれば語彙、文脈理解、内容一致、文章構成など、どのタイプでミスが多いかを確認します。Listeningであれば、会話、講義、アナウンスなど、どの音声形式で聞き取りにくかったかを振り返ります。

「なぜ間違えたのか」を分類することによって、復習の方向性が明確になります。

Speaking・Writingは第三者のフィードバックを受ける

SpeakingとWritingは、自分だけでは改善点を見つけるのが難しいセクションです。

TPOでは自分の回答や到達スコアを確認することができますが、詳細な添削や模範解答が表示されるわけではありません。

そのため、TPOで現状を把握した後は、講師や添削サービスを活用して、具体的な改善点を確認するのがおすすめです。特にWritingでは、文法ミス、語彙の使い方、論理展開、タスクへの答え方を見てもらうことが、その後のスコアアップにつながります。

Speakingでは、発音、流暢さ、回答の構成、内容の具体性などをフィードバックしてもらうことで、自分では気づきにくい弱点を改善できます。


まとめ:TPOは「受けて終わり」ではなく復習にも活用しよう

TPOは、本番に近い環境で受けられる公式オンライン模試です。

今回追加されたレビュー機能により、受験後に各セクションの回答内容を見返しやすくなりました。ReadingやListeningでは正誤や音声を確認でき、WritingやSpeakingでは自分の回答内容や到達スコアを振り返ることができます。実際に使ってみると、1問ずつ正誤を見返せる点や、音声を繰り返し聞き直せる点、結果画面に再アクセスできる点は非常に魅力的でした。

一方で、詳細な解説や模範解答は表示されないため、TPOだけで弱点を完全に克服するのは難しい面もあります。

TPOは、現状把握と本番形式への慣れに役立つ模試です。繰り返し見返すことができるので、受験後はレビュー機能を使って弱点を整理し、必要に応じて教材や添削、Speakingレッスンを組み合わせながら対策を進めましょう。

TOEFL®対策では、模試を受けて終わりにするのではなく、「結果を見返す」「弱点を整理する」「次の練習に反映する」という流れが大切です。

TPOのレビュー機能を活用して、効率よく目標スコアを目指しましょう!

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※TOEFL®はETSの登録商標です。このウェブサイトはETSの検討を受けまたはその承認を得たものではありません。

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