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「IELTSのスピーキング試験の流れについて知りたい」
「IELTSスピーキングの各パートの流れやそれぞれの効果的な対策方法はある?」
IELTSのスピーキングは日本人が特に苦手とする試験ですが、流れを掴んでしっかりと対策をすれば目標スコアに届く可能性が高くなります。
この記事では、IELTSのスピーキング試験の流れについて詳しく解説します。また、スピーキング試験の概要やパート1〜3それぞれの対策方法についても合わせてご紹介します。
IELTS試験で目標スコアを達成するためには、試験の概要、傾向や流れを掴んでおくことが重要で、それらを正しく把握することで効果的な対策ができます。
本記事では、IELTSスピーキング試験の概要と流れについて詳しく説明します。スピーキング対策をする方はぜひ参考にしてください。
関連記事:IELTSスピーキング:スコアアップ対策とコツ!【問題例文・解答例付】
IELTSスピーキング試験は面接官と1対1の対面、または、ビデオコール・スピーキング(Zoom)式で実施されます。試験を担当する試験官は公正で一貫した評価を維持するため、IELTSの認定トレーニングプログラムを修了する必要があり、さらに、最新の状況にもとづいた継続的なトレーニングを受けることにより、評価の質と公平性を担保しています。
IELTSにはペーパー試験、コンピューター試験の2つの形式がありますが、スピーキングに関してはどちらも1対1の対面式、または、ビデオコール・スピーキング(Zoom)式で実施されます。
IELTSスピーキング試験は以下の通り、3つのパートに分かれています。
パート | 試験時間 | 質問数 | 課題内容 |
パート1 | 4分〜5分 | 6問〜12問 | 自己紹介と日常的なトピックに関する質問に回答する |
パート2 | 1分〜2分 | 1問 | 決められたトピックに関してスピーチを行う |
パート3 | 4分〜5分 | 4問〜8問 | パート2に関連した質問が出されディスカッションを行う |
入室し着席した後は挨拶とIDチェックからはじまります。
試験官から以下の質問をされる場合があるので、答えられるようにしておきましょう。
・Could you tell me your full name, please?(あなたのフルネームを教えてください。)
・Could I see your identification, please?(身分証明書を見せていただけますか?)
・What can I call you?(何とお呼びしたらよろしいですか?)
・Could you tell me where you come from?(ご出身はどちらですか?)
・Where do you work?(どちらで働いていますか?)
・What do you study?(何を勉強をしていますか?)
パート1は自己紹介と日常トピックについてのインタビューです。自身に関する身近なトピックから質問されるため、スピーキング試験の中でも比較的簡単なパートと言われています。ここで確実にスコアを取れるように対策しましょう。
パート1で頻出のトピック
また、次のような質問がされる場合が多いので、事前に回答を用意しておきましょう。
・What is your job?
(どのような仕事をしていますか?)
・What do you study?
(何について勉強をしていますか?)
・Please describe your hometown a little?
(あなたの地元について少し教えてください。)
・What kind of housing/accommodation do you live in?
(どのような家に住んでいますか?)
・Who do you live with?
(誰と住んでいますか?)
パート1の対策法について、次の点に注意しましょう。
・スピーキング試験では流暢さと一貫性が求められるため、適度な長さで具体的に答えることが大切です。回答が長くなりすぎないように心がけましよう。
・質問に対してYes/Noのみで回答するのではなく、1〜3センテンス程度の補足を付け加えましょう。自分の経験や具体例を用いて答えると、内容が豊かになります。
パート2は渡されたトピックカードに関してのスピーチを行います。カードに記載されている、トピックに関連する質問(ガイドライン)を基に、自分がスピーチを進めやすいように構成を考えることがポイントです。
パート2で頻出のトピック
また、過去に出題されたトピックと質問の例は以下の通りです。
パート2の対策法について、次の点に注意しましょう。
・パート2でも「流暢さと一貫性」「文法の正しさ」「語彙力」「発音」がみられます。また、1〜2分間話す必要があるので、クリアな発音と自然なイントネーションでスムーズに話せるように意識しましょう。
・トピックカードに書いてある質問(ガイドライン)に全て答える必要はなく、自然な構成でスピーチすることが重要なため、スピーチの型を覚えておくのがおすすめです。
スピーチの型
関連記事:【IELTSスピーチ対策】スピーキングパート2を徹底解説 | 例題付き
パート3はパート2についての意見展開をするディスカッション形式の試験です。パート2に関連した質問が出題され、自分の意見を論理的に述べることが求められるため、最も難易度の高いパートです。
もし質問が聞き取れなかったり、理解できなかった場合、試験官に質問を聞き返すこと自体は減点の対象にはなりません。ただし、何度も聞き返すと英語の理解力に問題があると見なされ、スコアに影響を与えるため、1、2回で聞き取るようにしましょう。また、聞き返す際は正しい文法で丁寧に聞き返すことがポイントです。”Could you please repeat the question?”など適切な表現を使いましょう。
パート3の対策方法について、次の点に注意しましょう。
・論理的に回答を展開することが重要なため、「結論」→「理由」→「具体例」の順で話しましょう。
・質問は、教育、技術、環境、文化など、抽象的なテーマや比較的答えづらい社会的なトピックも含まれるため、普段からニュースなどを見て自分ならどのような意見を述べるか練習するのがおすすめです。
次に、IELTSスピーキング試験の各パートで使える英語フレーズを紹介します。
肯定的な回答や賛同するときに使えるフレーズ
否定的なことや断るときに使えるフレーズ
好きなことや夢中になっているものを伝えるときに使えるフレーズ
頻度を表すときに使えるフレーズ
導入、要点を説明する冒頭で使えるフレーズ
理由を説明するときに使えるフレーズ
結論や要点をまとめるときに使えるフレーズ
自分の意見や推測を伝えるときに使えるフレーズ
質問を聞き返すときに使えるフレーズ
言い換えを表現するときに使えるフレーズ
言葉が出てこないときの場つなぎに使えるフレーズ
IELTS対策を進める際、試験を熟知している専門家と一緒に学習することで、評価基準に沿った対策や、「自分の書いた文章が適切か」「発音やイントネーションが正しいか」といった課題を効果的に解消できます。そのため、IELTS対策には、IELTSに特化したオンライン英会話の活用が非常に有効です。
オンライン英会話ベストティーチャーでは、IDP Education監修のもと、本番を再現したオリジナル問題(アカデミック・ジェネラル合わせて123問)を使用したレッスンを提供しており、特にライティングとスピーキングの対策に重点を置いているため、効率的かつ質の高い学習が可能です。
IELTSのスピーキング試験の流れやパートごとの対策方法、試験で使える英語フレーズをご紹介しました。各パートで高い評価を得るためには、事前の準備と練習が不可欠です。試験の形式を理解し慣れること、時間配分、そしてメンタル面での準備を行うことで、目標スコアへの到達が現実のものとなるでしょう。特に緊張を和らげるために、模擬試験や実際の試験環境をシミュレーションすることが有効です。日常的に英語を話す機会のない方は、IELTSに精通した講師が在籍する英会話スクールやオンライン英会話の利用を検討しましょう。