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【IELTS】ひとつのスキルだけ受け直せる!?IELTS One Skill Retakeの概要まとめ

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「ライティングだけスコアが足りなかった」

「リスニングで本気が出せなかった」

など、IELTSで後悔の残る経験をした人も多いのではないでしょうか。IELTSは、試験時間も長いため、途中で予期せぬ体調不良などトラブルが発生することもあります。その結果、ひとつのスキルのみスコアが低くなってしまい、その試験のスコアが使えないケースも起こり得ます。

そんな時に使える”IELTS One Skill Retake”という制度が、日本でも導入されました!この制度は、4技能のうちひとつだけ「受け直し」ができるものです。IELTS受験を検討されている方は必見です!

*本記事では、IDPが実施するIELTS One Skill Retakeについて、IDP公式Webサイトの情報をもとに紹介します。

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無料で体験可能なので、まずはお気軽にお試しください。


IELTS One Skill Retakeとは?

現状は、ひとつのスキルだけを受け直すことはできず、4技能すべてを受け直さなくてはいけません。そのため、お金も時間もかかってしまいます。しかし、IELTS One Skill Retakeなら4技能のうちひとつだけ「受け直す」ことができます。

例えば、突然の体調不良や、途中お手洗いのために抜けてしまった場合など、ひとつのスキルでパフォーマンスを発揮しきれないケースもあるでしょう。実際に受験者から「ひとつだけ受け直ししたい」というリクエストが多く、実現した制度だそうです。

再受験の条件とは?

  • 対象となるテストセンターでコンピューター版を受験した人
  • スコアを取得した人
  • 受験日から60日以内に申し込むこと

ペーパー版や、IELTS Online(自宅受験)は対象外となります。

日本での実施状況について

会場・開始日

2024年9月時点では、以下会場にて実施されています。

IDP IELTS 東京テストセンター(東新宿)
IDP IELTS 大阪テストセンター(東梅田)
JSAF IELTS東京テストセンター(高田馬場)
JSAF IELTS大阪テストセンター(西梅田)

詳細は、IDP公式Webサイトよりご確認いただけます。

受験料

18,000円(税込)

お支払い方法は、クレジットカードまたはコンビニ払いとなります。

申し込み

自身のIELTSアカウントから予約ができます。

  1. IELTSのアカウントにログイン
  2. My testsのPast testsよりスコアを表示
  3. 再受験したいスキルの“Retake”ボタンをクリック
  4. 試験日を選択し、受験料を支払う
*1回の試験に対し、再受験は1技能のみ

試験結果

試験から3~5日で、メールで通知が届きます。ご自身のアカウントから確認できます。

※注意※
IELTS One Skill Retakeは本試験のように紙での結果は郵送されません。そのため出願先により紙での提出が必須の場合は、IDPへ問い合わせをしてください。

メリットと気をつけるべき点3つ

IELTS One Skill Retakeには嬉しいメリットと、気をつけなくてはならない点も存在します。

メリット1:コストと受験時間が抑えられる

IELTSの受験料は、コンピューター版はIDPとJSAFともに「27,500円」です。そのため、IELTS One Skill Retakeは約6割程度の価格で受験できます。

また、時間も大きく削減できます。改めて4技能すべてを受験するとおよそ3時間かかりますが、IELTS One Skill Retakeは再受験するスキルのみを受けて退室する流れとなります。

メリット2:ひとつのスキルに集中して対策できる

IELTSは4技能の試験なので、再受験で前回以上のスコア取るには全スキルの対策をする必要があります。しかし、IELTS One Skill Retakeでは、実力を発揮しきれなかったひとつのスキルのみに集中して対策できます。

60日以内に受験しなくてはいけないので、劇的なスコアアップは難しいですが、ひとつのスキルだけに集中して対策できるのが大きなメリットと言えるでしょう。

メリット3:使うスコアを選べる

「オリジナルスコア」または、「受け直した後のスコア」のどちらを使うか選ぶことができます。受け直した後は、そのスコアによってOverallスコアも変動します。

もちろん上がる可能性もあれば、下がるケースもあるので、結果を見てからどちらのスコアを使用するか選べるのは嬉しいですね。ちなみに、再受験した結果を選択した場合も、教育機関側ではオリジナルスコアを参照することができます。

気をつけたいポイント1:すべての教育機関で利用できるわけではない

オーストラリアのほとんどの大学は受け入れているものの、現在はまだIELTSを受け入れているすべての国や教育機関で利用できるわけではありません。

今後も順次拡大していく予定ですが、現時点では700の教育機関が受け入れています。随時使用できる機関はアップデートされているので、詳しくは公式サイトから確認してください。

気をつけたいポイント2:再受験には期限がある

IELTSスコアの有効期限は2年ですが、IELTS One Skill Retakeが受験できるのは、試験を受けてからから60日以内という期限があります。そのため、当日に体調不良などで実力を発揮できなかったと感じた場合は、スコアを確認次第、速やかに再受験の予約をしましょう。

気をつけたいポイント3:再受験は「1回」のみ

IELTS One Skill Retakeで、再受験できるのは「ひとつのスキル」のみで「1回限り」です。全体的なスコアアップを目指す場合は、改めてIELTSを受験しましょう。

まとめ

気をつけるべき点もありますが、ひとつのスキルが受け直せるのは非常に魅力的ですよね!上手に活用して目標スコア達成を目指しましょう。最新情報や詳細は、IDP公式Webサイトよりご確認ください。

 

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