英作文は難しくない！5つの書き方のコツと目的別の対策方法

英語4技能「読む」「書く」「聞く」「話す」の中でも、英作文を苦手だと感じている人も多いのではないでしょうか。日頃から書く練習をしていないと、急に書くのは難しいですよね。

「英作文にルールはあるの？」

「何から始めたらいいのかわからない」

当記事では、そのような疑問や悩みを持っている英語初心者の方でも、英作文が書けるようになるコツを紹介します！ぜひ参考にして英作文の練習をしてみてください。

英作文の書き方のコツは5つ

英作文には書き方のコツがあります。そのコツを知っていれば、それほど難しいものではありません。絶対に押さえておきたいコツを5つ紹介します。

それでは詳しく解説します。

基本的な構成(ルール)を覚える

特に長めの英作文、エッセイを書く場合には基本的な構成(作成ルール)を覚えましょう。

思ったよりもシンプルですよね。基本はこの構成で、試験の場合は指示によってアレンジしていく形になります。例えば、理由を2つ書く必要がある場合は、本論のBodyで2つ理由を書いてパラグラフを展開します。その際は、”First”や”Second”を冒頭につけましょう。

無理をして難しい単語やフレーズを使わない

英作文では、難しい単語やフレーズを使う必要はありません。IELTSなどの資格試験で高得点を狙う場合は、語彙力や複雑な構文を使いこなす力が求められますが、基本的には、基礎的な単語や文法の使用で問題ありません。相手に伝えたいことを伝えられる文章であるかどうかがポイントです。

 

よく使うフレーズは暗記しておく

英作文でよく使うフレーズは暗記しましょう。英作文をする度に調べている人は、なかなかフレーズが定着せずに、英作文が上達しません。英作文をしながら「よく使うな」と感じるものは、リストにまとめましょう。

単語やフレーズの暗記が難しい！という方は、【英会話や英語試験に役立つ】単語やフレーズの効率的な覚え方とは？も参考にしてみてください。

 

同じ表現は避ける

何度も同じ表現を使うのは好ましくないため、同じ表現は避けましょう。繰り返し使いたい場合は、同義語や類義語を代わりに使用します。

日本語で文章を考えようとしない

どのような文章を書くか、日本語で考えていませんか？そもそも英語と日本語は、文章の構造が異なるため、日本語で文章を考えてもそれ通りに英語に変換することは困難です。

英語で英語を考えるなんて難しい！と思うかもしれませんが、それが英作文のコツです。最初から長文である必要はありません。短い文章でいいので、英語で英語を考えてみましょう。

 

覚えておきたい英作文で使えるフレーズ

長文の英作文「エッセイ」で使えるフレーズを紹介します。エッセイの構成である、序論(Introduction)、本論 (Body)、結論 (Conclusion)に分けて紹介しますので、ぜひ参考にしながら作成してみてくださいね！

 

序論 (Introduction)

ここでは、あるテーマやトピックについて自分の主張を書きます。 

 

本論 (Body)

本論では、自分の主張の「理由」を書きます。なぜそう思うのか、なぜ反対 / 賛成なのかという部分です。

理由を書いた後は、具体例なども盛り込んで文章を膨らませましょう。

 

結論 (Conclusion)

結論で、改めて序論で書いた自分の主張を改めて書いて締めます。

 

【目的別】英作文の練習方法

英作文が書けるようになりたい！という目的は、日常生活からビジネス、試験対策などさまざまかと思います。ここまで、一般的なエッセイの書き方や英作文のコツについて紹介してきましたが、ここからは「目的別」の英作文練習方法を紹介します。

日常生活

エッセイほど固い形式ではないものの、英作文を自在に書けるようになりたい方や英語初心者で、まずは簡単な方法で練習したい方向けの方法です。

• 英語で日記を書く
• 英語で感想文を書く

 

英語で日記を書く

特に英語初心者の方におすすめな方法が、英語で日記を書くことです。何を書いていいか分からない方は、朝起きてから行った一連の動作を英語で書きましょう。これなら迷う必要もありません。最初は翻訳ツールなどを使用しながら、書いても問題ありません！慣れてきたら、少しずつ文章量を増やしていきましょう。

 

英語で感想文を書く

中級以上の方におすすめの方法は、英語で感想文を書くことです。本だけではなく、例えば映画やドラマなど自分の興味がある物についてでOKです。どういった点が面白かったのか、逆に「もっとこうだったらよかった」など、「なぜ」そう思ったのかというポイントも書けるとより良いです。また、感想だけではなく要約をするのも良いでしょう。要約をすることでパラフレーズ「文章の言い換え」をする力も身につきます。

 

ビジネスメール

仕事で英文メールを作成する必要がある方向けの練習方法を2つ紹介します。

• テンプレートを覚える
• オンライン英会話でビジネスメールの練習をする

 

テンプレートを覚える

英文メールは、「型」さえ覚えてしまえば、後は内容に合わせてアレンジをするのみです。よく使う内容は覚えてしまいましょう！参考にひとつご紹介します。

関連記事でもビジネスメールで使えるフレーズや定型文を紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

関連記事🔽

英語のメール作成に困っている人必見！ビジネスで使える英語の定型文5選

Dear?Mr?英語でビジネスメールを書くときの宛名の書き方

【相手に合わせて3段階】ビジネスメールの最後の言葉・締めのフレーズ

 

オンライン英会話でビジネスメールの練習をする

オンライン英会話なのにビジネスメールの練習...？と思う方もいるかもしれません。話すことに特化したオンライン英会話が多いですが、中には書くことも学べるオンライン英会話もあります。

オンライン英会話ベストティーチャーでは、ビジネスメールを書いて、それを外国人講師に添削してもらい、さらにスピーキングレッスンでアドバイスが貰えます。定型文を覚えたら、それを自身のシチュエーションにあった内容にアレンジするための最適な練習ができます。

興味のある方はサンプルを見てみてくださいね。

レッスン：ビジネスメールを書こう

 

試験対策

英検®︎やIELTS、TOEFLなどの英語資格試験の英作文 (エッセイ)の対策を必要としている方向けの練習方法を紹介します。

• 対策本などで出題形式を把握する
• さまざまなトピックでエッセイを書く
• 英作文の添削をしてもらう

 

対策本などで出題形式を把握する

対策本や公式問題集で出題形式を把握しましょう。出題形式は試験によって特徴があり、書くべき語数が決められている場合もあります。出題形式としては与えられた図や表を説明する問題や、Yes / No問題、Agree / Disagree問題、与えられた課題に対して提示されたポイントを盛り込んで書く問題などがあります。

与えらえた図や表を説明する問題などは、パラフレーズのスキルも必要になります。自身が受験する試験の出題形式に沿った対策をすることが、試験攻略には必須です。

 

さまざまなトピックでエッセイを書く

試験によって出題形式は決まっていても、与えらえるトピックは定まっていないケースが多いです。IELTS試験などでは、身の回りで起こる「ありとあらゆるもの」が出題される可能性があります。そのため、日頃からさまざまなトピックでエッセイを書きましょう。

 

英作文の添削をしてもらう

書いた英作文(エッセイ)は、添削をしてもらいましょう。知らず知らずのうちに誤った文法を使っていたり、より適切な単語やフレーズがあるかもしれません。しかし、ひとりで書く練習をしているとそれに気づくことができず、スコアが伸び悩む要因になります。

日記や感想文などであれば、それで良いかもしれませんが、試験対策では適切な言い回しができるかどうか、スペルミスなども減点に繋がってしまいます。そのため、エッセイを書いて添削をしてもらい、アドバイスを貰うことが、試験合格やスコアアップのためには必要不可欠です。

 

オンライン英会話ベストティーチャーでは、書いたエッセイを外国人講師が添削し、それを元にスピーキングレッスンを受講します。添削では、文法やスペルミスの修正、より自然な表現を教えてもらえ、さらに、疑問点はスピーキングレッスンで外国人講師に相談できます。スコアアップや合格のためのアドバイスが貰えるので、効率良く対策できます！

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まとめ

今回は、基礎的な英作文の方法について紹介しました。

書き方のコツをひとつずつ見てみると、そこまで難しくないですよね。

ライティングの勉強方法について「英語のライティングの6つの勉強方法を解説！どうしたら上達するの？」の記事で紹介しているので、興味のある方は読んで見てください。

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