
ライティングとスピーキングは
Best Teacherにおまかせ!
Best Teacherにおまかせ!
PC・スマホで24時間レッスン可能
レッスン回数は無制限
英語4技能試験への対策も充実

海外の取引先や支社に契約書・請求書・申込書・サンプル品などを送る機会があると、「英語の宛名はこれで合っているのか」で手が止まりがちです。英語の宛名書きは、単に荷物を届けるための情報というだけでなく、相手が封筒を手にした時に受ける「第一印象」そのものであり、相手に最初に届くビジネスマナーでもあります。書式が崩れていると、到着が遅れるだけでなく、相手に雑な印象を与えてしまうこともあります。
この記事では、ビジネスにおける郵送物全般の宛名ルールについて、米国/英国/その他の国々の違いも交えながら解説していきます。
国際郵便で迷ったら、まずはこの2点を守るだけで大きなミスは避けられます。
差出人(From)と受取人(To)の位置を逆にしたり、縦に並べて書いたりすると、返送や配達遅延になる場合があります。 原則として、左上にFrom、中央にToの配置を徹底しましょう。封筒の裏面には何も書きません。 また、宛名はアルファベットと算用数字ではっきり記入するようにしましょう。ブロック体で、アルファベットと数字を明確に(0(ゼロ)とO(オー)、1(ワン)とI(エル)など)区別することが重要です。
左上:差出人の名前と住所
右上:切手
中央:送付先の名前と住所
左下:日本からの場合「AIR MAIL」または「VIA AIR MAIL」と記入して枠で囲む
住所は、番地や通り名などの細かい情報から始め、最後に国名を置くのが基本です。日本語だと住所は「東京都(大きな単位)→〇〇区→……」と書きますが、英語はその逆。「建物名、部屋番号 → 番地、通り(小さな単位)→市区町村→……」という順序で書きます。
書く際のポイントは、住所の要素を「行」で区切ること。1行に詰め込むと読みづらくなってしまうため、つなげて書かないようにしましょう。
最後の国名は必ず大文字で省略せずに書くのが国際ルールです。アメリカならUNITED STATES、イギリスならUNITED KINGDOMとなります。まずぱっと見たときに、どこの国宛かが分かるように少し大きめに書くと良いでしょう。その他の住所は、すべて大文字、もしくはそれぞれの頭文字を大文字にして分かりやすく書くとより読みやすくなります。
封筒は「見た目の整い方」がそのまま信頼感につながりやすい媒体です。 ビジネスシーンにおいては、敬称・会社名・部署名・担当者名の順番を揃えて書くことで、先方にもよい印象を与えます。送付物の宛名は次の要素が揃っていれば十分ですが、逆に言うと、これが欠けると遅延・返送が起きやすくなります。
例:
Mr John Smith, Manager
ABC Corporation
ATTN: Sales Department
Suite 450, Innovation Tower
123 Business Parkway
San Francisco, CA
94105
UNITED STATES
さらに、最近のトレンドとして注目したいのが「Mx.(ミックス、またはマックス)」という敬称です。これはジェンダーニュートラル(性別を問わない)な表現で、主にイギリスで使用されています。相手の性別が名前から判断できないときや、相手が性別に基づいた敬称(Mr./Ms.)を好まないときの選択肢の一つとなります。
また、相手の役職がわかっている場合は、名前のすぐ後ろにカンマを入れて続けるか、一段下げて書きます。
英語の住所には、お決まりの略語(abbreviation)があります。これを知っているだけで、宛名がぐっとスッキリして見えます。
|
正式名称 |
略語 |
意味 |
|
Street |
St. |
通り |
|
Avenue |
Ave. |
大通り(南北など規則的な道が多い) |
|
Road |
Rd. |
道、街道 |
|
Boulevard |
Blvd. |
並木道、広い通り |
|
Building |
Bldg. |
建物、ビル |
|
Suite |
Ste. |
部屋、区画(オフィスやテナント) |
|
Apartment |
Apt |
アパート、共同住宅 |
|
Floor |
Fl. / Flr. |
階数 |
なお、マンションやビルの部屋番号を書くときは、「#305」のようにシャープ記号をつけるのが一般的です。これがないと、単なる番地の一部と間違われて、配達が遅れてしまうこともあるので注意が必要です。
例:
Mr John Smith
ABC Corporation
Suite 1200 ABC Bldg.
500 Market Street
SAN FRANCISCO CA 94105
UNITED STATES
例:
Mr John Smith
ABC Corporation
Flat 4, 10 High Street
MANCHESTER
M1 4BT
UNITED KINGDOM
香港には郵便番号が存在しません。そのため、住所には必ず「District(地区名)」と「Region(地域名:KowloonやHong Kong Islandなど)」を明記する必要があります。
例:
Mr John Smith
ABC Corporation
Flat 25, 12/F
ABC Building 150 Kennedy Road
WAN CHAI HONG KONG
せっかく送った荷物が戻ってきてしまうと、送料も時間ももったいないですよね。発送前にこの3点は必ずチェックするようにしましょう。
「Gift(贈り物)」や「Sample(サンプル)」、「Personal Use(個人利用)」といった曖昧な記述は、税関で止められる原因ナンバーワンだと思います。
NG例: Daily necessities(日用品)HSコードとは、商品を世界共通の番号で表した6桁のコードです。これをラベルに記載しておくと、税関の検査が非常にスムーズになり、関税の過大徴収などのトラブルも防げます。
配送ラベルには必ず受取人と差出人の電話番号を入れましょう。国際電話の場合、日本の番号なら「+81」、アメリカなら「+1」といった国番号をつけます。その際、市外局番の最初の「0」を抜くのを忘れないようにしてください(例:090…なら +81 90…)。
国際郵便で起きやすいトラブルは「位置・判読性・情報不足」の3つ。以下をチェックすれば、返送や遅延のリスクが下がります。
はがきの場合も同様です。メッセージ面に情報をはみ出させず、宛名ブロックをスッキリ確保するのがコツです。宛名ラベルを貼る場合は、はがきの規定サイズ内で読みやすさを優先しましょう。
宛名は短い情報ですが、実は「相手の名前・敬称・役職・部署・会社名を、英語で正しく並べる」という意味で、英文メールや英文書類の土台になります。 たとえば、初めての相手に連絡するときは、宛名(Dear〜)→自己紹介→用件→結び→署名という“型”を作ると楽になります。 実務でよく使う型は、以下の記事でまとめて確認できるので、ぜひ参考にしてください。
宛名が書けるようになったら、次は「送付状」「依頼メール」「フォローアップ」など、周辺の文章も同じ要領で整えられます。 宛名を“丸暗記”で終わらせず、ビジネス英語の運用スキルとして積み上げていくのがおすすめです。
英語での宛名が必要になる場面では、契約書・請求書・申込書・送付状など、たいてい「書いて伝える英語」がセットになっています。ベストティーチャーの企業向け英語研修では、「書いて、話す」独自のレッスンを通じて、実際に「業務で使う英文を作成」→「英作文添削」→「添削内容を使った英会話練習」までつなげられます。 さらに、レッスン回数無制限で、スケジュールに合わせて受講しやすい点も特長です。海外との郵送・英文書類が増えてきたタイミングで、宛名のような“細部”から実務英語全体まで、仕組みとして底上げしたい企業の方におすすめです。