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英検®️準2級を受講したいと考えている場合、英検®️準2級試験内容やレベル感が気になりますよね?そこで本記事では、英語学習者の方が抱く「英検®️準2級とは?」という疑問にお答えします。
英検®️準2級の基本的な試験概要から受験するメリット、試験の難易度やレベル感、勉強方法やおすすめの参考書を紹介します。
オンライン英会話ベストティーチャーの英検®️対策コースでは、1級 / 準1級 / 2級のライティングとスピーキングに特化した対策ができます。英検®️に精通した講師からアドバイスをもらって、合格を目指しましょう!無料体験レッスンも実施しているので、気になる方はぜひお試しください。
準2級は「高校中級程度」レベルで、日常生活に必要な英語を理解し、使用できる能力が求められます。試験は、一次試験(筆記とリスニング)と二次試験(スピーキング)に分かれています。
日常生活に必要な英語力があるかどうかを測定するため、出題される内容も家庭や学校、職場など日常に関わる内容が主です。
主な出題内容
家庭、学校、職場、地域(各種店舗・公共施設を含む)、電話、アナウンスなど
話題
学校、趣味、旅行、買い物、スポーツ、映画、音楽、食事、天気、 道案内、海外の文化、人物紹介、歴史、教育、科学、自然・環境など
引用:https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_p2/solutions.html
筆記には、リーディングとライティング、リスニングがあります。試験時間は、リーディングとライティングは80分、リスニングは25分です。
合計29題で、解答形式はすべて4肢選択です。空所補充問題(短文 / 会話文 / 長文)と内容一致選択問題が出題されます。
問題形式 | 問題数 | 問題文の種類 | 解答形式 |
空所補充 (短文) | 15 | 短文 / 会話文 |
4肢選択
|
空所補充 (会話文) | 5 | 会話文 | |
空所補充 (長文) | 2 | 物語文 / 説明文 | |
内容一致選択 (長文) | 7 | Eメール / 説明文 |
QUESTIONがひとつ与えられ、それに対する「自分の意見」と「その理由を2つ」50〜60語程度で書く試験と、Eメール問題の2つです。Eメール問題は2024年度の第1回から新規で追加される問題で「与えられたメールへの返信を作成する」ことが主な内容ですが、返信文に取り入れるべき内容が指定されています。
合計29題で、解答形式はすべて4肢選択です。英文は一度だけ放送され、事前に確認できるのは選択肢のみです。
問題形式 | 問題数 | 問題文の種類 | 解答形式 |
内容一致選択 (会話) | 12 | 会話文 |
4肢選択
|
内容一致選択 (文) | 12 | 説明文など | |
内容一致選択(Real-Life形式) | 5 | アナウンスなど |
Real Life形式とは、日常生活で耳にするアナウンスや電話のガイダンスなどを指します。
二次試験(面接)は約6分間で、入室から退室まですべて英語で行われます。一対一で、解答の内容はもちろん、積極的にコミュニケーションを取ろうとしているかなど、意欲や態度も評価されます。試験の流れは以下の通りです。
問題形式 | 問題数 | 詳細 | 解答形式 |
音読 | 1 | 50語程度のパッセージを読む |
個人面接
面接委員1人 |
パッセージについての質問 | 1 | パッセージの内容についての質問に答える | |
イラストについての質問 | 1 | イラスト中の人物の行動を描写する | |
イラストについての質問 | 1 | イラスト中の人物の状況を説明する | |
受験者自身の意見など | 1 | カードのトピックに関連した内容について | |
受験者自身の意見など | 1 | 日常生活の身近な事柄について |
主なテーマは「日常生活の話題」で、過去には以下の題材が出題されました。
英検®️は年3回実施され、一次試験と二次試験に分かれています。一次試験に合格した場合のみ、二次試験を受けられます。2024年度の第1回は以下のスケジュールで1月に行われる予定です。
3月15日(金) ~ 5月8日(水)
【本会場】
6月2日(日)
【WEB合否公開日】
6月24日(月)
【成績表必着日】
7月2日(火)
【本会場】
A日程 (海外含む):7月7日(日)
対象:21歳以上(2003年4月1日以前生まれ)
B日程:7月14日(日)
対象20歳以下(2003年4月2日以降生まれ)
*海外や離島など、一部特別会場の受験者 / 障がい等による受験上の配慮の受験者はA日程
【WEB合否公開日】
A日程:7月16日(火)
B日程:7月23日(火)
【成績表必着日】
A日程:7月23日(火)
B日程:7月30日(火)
上記は個人受験の場合です。団体受験の場合はスケジュールが異なるので、詳細は所属団体の担当者(学校や塾の先生など)に直接ご確認ください。
関連記事:【2024年度英検®️】申込期間、試験日程、合格発表日まとめ (個人申込)
英検®️3級は中学卒業レベルで、準2級は高校中級程度のレベルとされています。筆記試験の時間は65分から80分へと長くなり、リスニング問題の音声も3級では2回流れていたものが、1回のみになるなど難易度は高くなります。
準2級 | 3級 | |
語彙数 | 約3,600 | 約2,100 |
問題数 | リーディング:29 リスニング:29 ライティング:2 |
リーディング:30 リスニング:30 ライティング:2 |
試験時間 | 筆記80分 / リスニング約25分 面接:約6分 |
筆記65分 / リスニング約25分 面接:約5分 |
リスニング音源が 流れる回数 |
全て1回 | 会話 文の内容一致選択問題は2回 |
語彙数ももちろん増えますし、英検®️3級と比較するとより実践的な英語力が求められるでしょう。
英検®️準2級の合格点と合格率について解説します。
各セクションの正答数をもとに英検®️®️CSEスコアが算出され、合格基準スコアに達していれば合格と判定されます。
英検®️®CSEスコアとは、CEFRに対応したユニバーサルなスコア尺度「CSE(Common Scale for English) 」を英検®️®️の各級で表記したものです。CEFRはA1〜C2表記ですが、CSEはさらにそれを細分化し「0〜4000」で表されます。
準2級は、このCSEスコアが「1728」で合格となります。内訳は、一次試験はリーディング・リスニング・ライティングの3技能のスコアを合算して「1322」、二次試験は「406」です。詳細は公式Webサイトから確認できます。
つまり、合格するためには4技能でバランス良く得点を得ることが大切です。
2016年度以降、合格率は公表されていませんが、2015年度の合格率は36.7%でした。
英検®️準2級を受験することで得られるメリットを3つ紹介します。
英検®️は、高校や大学入試と似ている点も多く、さらに英語の4技能をバランス良く鍛えるというポイントは入試対策にも役立ちます。
もちろん入試対策として、希望する学校や大学入学共通テストの過去問を利用した対策も欠かせませんが、英検®️の勉強を通して、英語における自身の強みや弱みを把握しておけば、効率良く入試対策ができるでしょう。
一般的に大学入試で英検®️が優遇されるのは2級からと言われていますが、もちろん英検®️準2級が活用できる大学もあります。特に中学や高校入試であれば、英検®️準2級は「高校中級程度」のレベルであるため、優遇される学校も多いでしょう。
どこの専門学校 / 短大 / 大学で優遇されるかは、公式Webサイトから確認できます。中学と高校については、募集要項を確認しましょう。
英語学習で一番難しいのは継続することです。継続にはモチベーションが欠かせませんが、英検®️準2級合格という明確な目標ができれば、英語学習のモチベーションになります。
さらに、英検®️は1級まであるので準2級に合格した後は2級、準1級、1級と難易度の高い級の合格に向けて頑張るきっかけにもなるでしょう。
合格に必要な勉強時間は、スタート時のレベルによって変わります。現在持っている英語力が3級程度の場合は、25〜35時間程度を目安にすると良いでしょう。
準2級の合格を目指している人の多くは学生だと思います。学校や部活、習い事などのスケジュールを考えて、無理なく勉強できるように1〜2ヶ月の期間を目標に計画を立てましょう。
英検®️準2級の勉強法を紹介します。
準2級は「高校中級程度」のレベルであることから、高校1〜2年生で習うレベルの単語が出題されます。
例文を通して単語を覚える場合は、単語を分類して、それぞれの単語が持つ意味合い(例えば、外見、動作、体の部位について話すときに使われるなど)をより深く理解するようにしましょう。また、英検®️準2級の過去問を利用して語彙力を鍛えるのもおすすめです。
もちろん一度見ただけで単語を完璧に覚えることはできないので、読むだけではなく声に出して読んでみたり、耳から聞くなどさまざまな方法で定着させましょう。
準2級の単語分析記事も参考にしてみてください。
文法を問われる問題は少ないものの、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングのすべてにおいて文法は重要となります。準2級の問題集を解いてみて、分からない文法が出てきたら、その都度文法書で確認しましょう。
もし、分からない文法が多く読み進められない、理解できない場合は3級の問題集や参考書に戻って学習し直しましょう。試験まで3ヶ月程度時間がある場合は、高校生向けの文法書を見て分からない文法を順番に潰していく方法もおすすめです。
準2級になると3級とは異なり、すべての問題に対して音声は1回しか流れません。そのため、1度で正確に聞き取れるリスニング力が必要になります。
問題自体は短めで簡単な語彙、かつ基本的な時制が使われます。主に「何をするか」「なぜ/どのように〇〇が起こったか」といったものが多いので、基本的な時制(単純・完了・継続)をしっかり理解していれば、それほど難しいものでもありません。
できるだけ多く過去問を解いて、リスニング問題に慣れましょう。メモを取りながら音声を聞けるように練習し、慣れてきたらスピードを上げて再生するのも良いリスニング練習になります。
【英検®️®︎準2級】リスニング直前対策:合格するための3つのコツでも対策法を紹介しています。
過去問を使って、構成に気をつけて書く練習をしましょう。自分の意見とその理由を書く必要がありますが、理由は単に「好きだから・楽しいから」というものでは不十分です。
「自分の考え」を実行することで得られる利益、または得られない利益をしっかり書かなくてはいけません。現在形、現在進行形、法助動詞(can、be able to)は使えるようにしましょう。
書くことに慣れるまでは、ライティングの型 (テンプレート)を使用しての練習をおすすめします。そして、自分が書いた英文が合っているか不安な場合は、オンライン英会話やアプリで添削を受けると効率良く対策できます。
型の基本は「Introduction(序文)→ Body(本文)→ Conclusion(結論)」です。詳しくは、【英検®️®2級ライティング対策】テンプレートに沿ったオススメの書き方でも紹介しているので参考にしてください。
パッセージを読んでそれに対する基本的な質問に答え、2つのイラストについて説明し、日常生活に関連する質問に対して答えと理由を述べることが求められます。
イラストの説明では、現在進行形を使って絵の中の動作を説明し、登場人物がなぜその動作をできるのか、あるいはできないのか、あるいは何をしようとしているのかを説明する必要があります。普段からそれを意識して練習しましょう。
最後の日常生活に関する質問に対しては、重文や復文を利用して意見や理由を述べる必要があります。まずは言いたいことを紙に書いて、英語に精通している人に添削してもらってから話すと良いでしょう。
英検®️準2級のおすすめ参考書と過去問を紹介します。
過去問分析から「でる順」に掲載されており、さらに、旺文社リスニングアプリ「英語の友」で音声も聞けるので、効率良く学習したい人に最適です。
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英検®️の教科書のような一冊です。特に受験の心得Q&Aなど英検®️情報が豊富に掲載されているので、初めて準2級に挑戦する人におすすめです。
詳細はこちら:https://www.amazon.co.jp/dp/4010949147
1日30分(最終日の模擬テストを除く)20日間で完成するので、対策できる期間や時間が限られている人におすすめです。各問題の解答ポイントの解説も掲載されているので、確認しながら進められます。
詳細はこちら:https://www.amazon.co.jp/dp/4010949090
面接の様子だけでなく、会場到着から試験終了までの一連の流れを動画で確認できるので、事前に確認しておけば試験内容のみに集中できるでしょう。本番さながらの問題カードも付いているので、初めて二次試験を受ける方におすすめです。
詳細はこちら:https://www.amazon.co.jp/dp/4010930802
面接を体験できるシミュレーションがWeb特典として付いてくるので、事前に雰囲気を体感できます。二次試験のパッセージ音読の模範例も収録されているので、読み上げるペースや間なども練習できます。
詳細はこちら:https://www.amazon.co.jp/dp/4010937343
旺文社が提供する「英検®️(R)一次試験 解答速報サービス」を利用することで、いち早く結果を知ることができます。日本英語検定協会が発表する「一次試験解答速報」に基づき、自己採点ができる無料のサービスです。
Web上で解答を入力すると、リーディング / リスニングのスコアが自動採点され、ライティング(英作文)も評価項目別に自己採点ができます。
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注意点として、あくまでも自己採点ができるサービスなので、合否結果について英検®️公式サイトから確認しましょう。
英検®️準2級のレベルやメリット、勉強方法ついて紹介しました。英検®️2級合格への足掛かりとして、確実に準2級に合格できるよう問題集や参考書などを上手に活用していきましょう。
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