オンライン英会話「ベストティーチャー」
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英検®️2級を受験予定の皆さん、試験に向けた準備は進んでいますか?
英検2級のライティング問題で求められる、80〜100語のエッセイをどう書いていいのか…と構成などで悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そんな方必見!本記事では、減点されないために押さえておくべき「テンプレート」をご紹介し、書くためのヒントをお伝えします。
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英検2級のエッセイは、Introduction(序文)→ Body(本文)→ Conclusion(結論)の流れで書くのがテンプレートとなっています。
Introduction:自分がどの立場で主張を述べるのかを明示する
I think / I don’t think + S + V 〜.
Body:主張を裏付けるための理由や根拠を提示する
First, S + V 〜.
Second, S + V 〜.
Conclusion:改めて主張を論じて文章をまとめる
For these reasons, I believe / I don’t believe + S + V 〜...
特に、Body部分は自分の意見を補足するための情報を書いていく箇所なので、文章の中で最もボリュームがある部分になります。この部分をどう書いていくかが、ライティングでのカギとなるでしょう。
Body部分を書く上でのポイントは、「ディスコースマーカー」を入れて内容を分かりやすくすることです。
ディスコースマーカーとは、文章の流れや構造をわかりやすくするための単語やフレーズで、上記では “First”, “Second”, “For these reasons” などがディスコースマーカーとなります。ディスコースマーカーは「対比」「逆説」「言い換え」「例示」「追加」「並列」「因果関係」などを示す目印になるので、これらをうまく使うことで、論理的な文章になるように意識するとよいでしょう。
ここからは、「そうは言われても、実際にどんなことを書けばいいの?」という方に向けて、Bodyを充実させる方法をご紹介します。
何を書いたらよいのかわからないというのは、どのような観点で内容を考えたらよいのかがわからないということです。そこで、いつでも使える便利な観点をご紹介しましょう。
一般論
「一般的に〇〇は、~といわれている」という観点で、テーマについて考える方法です。「一般的には〜です。」といういい方のほか、「〜という人もいます。」といういい方もできます。
メリット・デメリット
テーマに関する「良いところ」と「悪いところ」に着目して考える方法です。「〜は〇〇という点で良い(悪い)です。」と、判断の基準を示すと説得力が増します。
具体例
抽象的なテーマの場合は、具体例に置き換えて考えるとわかりやすくなります。「例えば、〜。」と、適切な例をあげます。
このような観点からテーマを考えることで、書くべき内容が自然と浮かんでくるでしょう。実際に問題を解くときは、無理に難しい表現を使おうとせずに、質問と自分のボキャブラリーを照らし合わせて、書きやすいことを書いていけばよいでしょう。
知っている単語で書けそうなことを書く!
それではここから、実際に例題を使って解答の流れを確認していきます。
今回は、「子供のネット利用時間を制限するべきか」というテーマに対して、賛成の立場で意見を書いていくことを考えます。
先程挙げた3つの観点に即した解答例を、使える表現とともに確認していきます。
“Some people say that many kids use the internet for hours every day.”
「多くの子供が毎日何時間もインターネットを使っているという人もいます。」
Some people say that / These days / Generally speaking など
“Excessive use of the Internet can affect children’s ability to communicate with others.”
「ネットの過度な利用は、子どもたちの対人コミュニケーション能力に影響を与えるおそれがあります。」
It is good (bad) for など
“For example, a bad way of using social networking services can cause bullying at school.”
「たとえば、ソーシャルネットワーキングサービスの不適切な使用方法は、学校でのいじめを引き起こす可能性があります。」
For example / For instance など
以上のことを踏まえて、改めて例題と解答例を確認していきましょう。
Some people say that parents should limit the time children spend using the Internet. Do you agree with this opinion?
「親は子供たちがインターネットを利用する時間を制限すべきだと言う人もいます。あなたはあなたはこの意見について賛成しますか?」
I think that parents should limit the time children spend using the Internet. I have two reasons. First, some people say that many kids use the internet for hours every day. I think that using the Internet for a long time is not good for children’s brain. Second, excessive use of the Internet can affect children’s ability to communicate with others. For example, a bad way of using social networking services can cause bullying at school. For these reasons, I believe that the amount of time children spending using the Internet should be limited by their parents. (97 words)
「親は子供がインターネットを使う時間を制限すべきだと思います。 それには2つの理由があります。 まず、多くの子供たちが毎日何時間もインターネットを使用していると言う人もいます。 インターネットを長時間使用することは、子供の脳に良くないと思います。 第二に、インターネットを過度に使用すると、子どもが他の人とコミュニケーションをとる能力に影響を与える可能性があります。 たとえば、ソーシャルネットワーキングサービスの不適切な使用方法は、学校でのいじめを引き起こす可能性があります。これらの理由から、子供たちがインターネットを使用する時間は親によって制限されるべきだと思います。」
以下にもう一問例題を用意したので、こちらも同様に、解答例を確認していきましょう。
Some people prefer to live in a large city and others want to live in a rural area. Do you think living in a big city is a good thing?
「大都市に住むことを好む人もいれば、田舎に住みたい人もいます。 大都市に住むことは良いことだと思いますか?」
I think living in a big city is a good thing. I have two reasons. First, a lot of people are moving to big cities seeking jobs these days. Many companies have their headquarters in the metropolitan area so there are many job opportunities there. Second, there are many places to visit and hang out with friends compared to a rural area and people can enjoy their daily lives. For these reasons, I believe that living in a big city is a good thing. (84 words)
「大都市での生活は良いことだと思います。 それには2つの理由があります。 まず、最近では多くの人々が仕事を求めて大都市に移動しています。 多くの企業は首都圏に本社を置いているため、多くの雇用機会があります。 第二に、農村部に比べて、友人と遊びに行く場所がたくさんあり、人々は日常生活を楽しむことができます。 これらの理由から、大都市に住むことは良いことだと思います。」
ここでのポイントは、”I think living in a big city is a good thing.”という主張の直後に”because, ~”と理由を述べるのではなく、”A lot of people ~”と一般論に話を展開していることです。
英文を書いていて、「字数が足りない」と困ってしまったときは、今回ご紹介した一般論や具体例などに話を広げることができると、全体の字数を稼げるうえ、分かりやすい文章を書くことができると思います。ぜひ意識してみてください。
本記事では、ライティング問題でBody部分を書くときのヒントをご紹介しました。まとめとして、もう一度、Bodyを充実させるための便利な観点をおさらいしておくと、
一般論
「一般的には〜です。」「〜という人もいます。」
メリット・デメリット
「〜は〇〇という点で良い(悪い)です。」
具体例
「例えば、〜。」
となります。ライティングは書き方を勉強することで、さまざまな問題に対応でき、安定して高得点を狙っていけるようになる項目だと思います。今回ご紹介した内容を意識して、いろいろな問題に挑戦してみてください。
皆さんの合格を応援しています!
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