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ビジネスで使える英語の自己紹介|基本の型・場面別例文・スモールトーク

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「英語で自己紹介するとき、名前のあとに何を話せばいい?」

「海外の取引先に、自分の部署や仕事内容をうまく説明できない」

「自己紹介までは準備できても、その後の会話が続かない」

このように、ビジネスシーンでの英語の自己紹介に不安を感じる方もいるのではないでしょうか。ビジネスでの自己紹介は、長い英文を暗記する必要はありません。まずは「名前・所属・役割・一言」を短く伝えられるようにしておけば、初対面の取引先との商談や英語会議でも対応できます。

この記事では、ビジネスで使える英語の自己紹介の基本構成から、会社・部署・仕事内容を伝えるフレーズ、場面別の例文、自己紹介後のスモールトークまで紹介します。



ビジネスの英語自己紹介は「名前・所属・役割・一言」が基本

ビジネスシーンで英語の自己紹介をするときは、すべての経歴を詳しく説明する必要はありません。相手が「誰で、どこに所属し、何を担当している人なのか」を理解できれば、最初の自己紹介としては十分です。
基本的には、次の4つを組み合わせます。

項目 英語例
名前  I’m Ken Tanaka.
会社・部署  I work in the Sales Department at ABC Corporation.
担当・役割  I’m responsible for overseas sales.
締めの一言  I’m looking forward to working with you.

つなげると、次のようになります。

I’m Ken Tanaka. I work in the Sales Department at ABC Corporation. I’m responsible for overseas sales. I’m looking forward to working with you.
(ABC株式会社営業部の田中健です。海外営業を担当しています。これから一緒にお仕事ができることを楽しみにしています)

まずはこの程度の長さから、自分用の自己紹介を作ってみましょう。

挨拶と名前を伝える

自己紹介の最初は、シンプルな挨拶と名前で問題ありません。

Hello, I’m Ken Tanaka.
(こんにちは、田中健です)

Good morning. My name is Ken Tanaka.
(おはようございます。田中健と申します)

初対面だからといって、難しい表現を使う必要はありません。会議や商談では、その後に所属や担当業務を伝えるため、名前の部分は簡潔にまとめたほうが会話を進めやすいでしょう。

会社名・部署を伝える

所属を伝えるときは、work for や work in を使うと簡潔です。

I work for ABC Corporation.
(ABC株式会社で働いています)

I work in the Marketing Department at ABC Corporation.
(ABC株式会社のマーケティング部で働いています)

会社名だけでなく部署まで伝えておくと、相手が自分の役割をイメージしやすくなります。

役職・担当業務を伝える

ビジネスの自己紹介では、肩書きだけでなく「何を担当しているか」まで伝えると、その後の仕事の話へつなげやすくなります。

I’m a sales manager at ABC Corporation.
(ABC株式会社の営業マネージャーです)

I’m responsible for digital marketing.
(デジタルマーケティングを担当しています)

I handle corporate sales in Japan.
(日本国内の法人営業を担当しています)

日本語の役職と英語の肩書きは必ずしも一対一で対応しません。役職名を詳しく確認したい場合は、関連記事「『役職』の英語は?肩書き一覧から名刺・履歴書での書き方まで解説」も参考にしてください。

目的や締めの一言を加える

最後に、今回参加している目的や相手との関係がわかる一言を加えます。

I’m here today to discuss our new project.
(今日は新しいプロジェクトについて話し合うために参加しています)

I’m looking forward to working with you.
(一緒にお仕事ができることを楽しみにしています)

日本語の「よろしくお願いします」をそのまま英訳しようとするより、その場面で相手に伝えたい内容に置き換えると自然です。


そのまま使えるビジネス英語の自己紹介テンプレート

自己紹介を一から英作文するのが難しい場合は、まずテンプレートを作り、会社名や仕事内容だけを自分用に入れ替えてみましょう。

まず覚えたい30秒の自己紹介

初対面の挨拶や会議の冒頭であれば、名前・所属・担当業務を中心に短くまとめます。

Hello, I’m Yuki Sato from ABC Corporation. I work in the Marketing Department, and I’m responsible for our digital marketing activities in Japan. It’s nice to meet you, and I’m looking forward to working with you.
(こんにちは、ABC株式会社の佐藤由紀です。マーケティング部で、日本国内のデジタルマーケティングを担当しています。お会いできてうれしいです。これから一緒にお仕事ができることを楽しみにしています)

すべてを暗記するより、「会社」「部署」「担当業務」の部分を自分の仕事に置き換えて何度か声に出してみるのがおすすめです。

少し詳しく話す1分の自己紹介

時間に余裕がある場合は、経験や現在取り組んでいる仕事を一つ追加します。

Hello, I’m Yuki Sato from ABC Corporation. I work in the Marketing Department and mainly handle digital marketing. I’ve been working in this field for about five years. I’m currently involved in a project to expand our business overseas, so I’m very happy to have the opportunity to work with you.
(こんにちは、ABC株式会社の佐藤由紀です。マーケティング部に所属しており、主にデジタルマーケティングを担当しています。この分野には約5年間携わっています。現在は海外事業拡大プロジェクトに携わっており、皆様とご一緒にお仕事ができる機会をいただき、大変うれしく思っております)

すべての経歴を盛り込む必要はありません。「今回の相手に知っておいてほしいこと」を一つ追加する程度にすると、自己紹介が長くなりすぎません。


ビジネスの自己紹介で使える英語フレーズ

自分用の自己紹介を作るときは、仕事内容に合わせてフレーズを組み合わせます。

会社・所属を伝えるフレーズ

I work for ABC Corporation.
(ABC株式会社で働いています)

I’m with ABC Corporation.
(ABC株式会社の者です)

I work in the Human Resources Department.
(人事部で働いています)

担当業務・仕事内容を伝えるフレーズ

仕事内容を説明するときは、responsible for、handle、work on などが便利です。

I’m responsible for product development.
(商品開発を担当しています)

I handle international sales.
(海外営業を担当しています)

I mainly work on web marketing projects.
(主にWebマーケティングのプロジェクトを担当しています)

相手にとっては、役職名だけより「何を担当している人なのか」のほうが、その後の会話に必要な情報になる場合があります。

経歴・経験を伝えるフレーズ

専門性や経験を伝えたい場合は、次のような表現を加えます。

I’ve been working in sales for five years.
(営業の仕事を5年間しています)

I have ten years of experience in software development.
(ソフトウェア開発で10年の経験があります)

年数そのものが重要でなければ、無理に加える必要はありません。商談やプロジェクトに関係する場合に使うとよいでしょう。


【場面別】ビジネスで使える英語の自己紹介例文

自己紹介は、相手や目的によって伝える情報を少し変えます。ここでは代表的な場面を見てみましょう。

初めて取引先と会うとき

Hello, I’m Taro Yamada from ABC Corporation. I’m responsible for corporate sales. I’ll be your main point of contact for this project. It’s a pleasure to meet you.
(ABC株式会社の山田太郎です。法人営業を担当しています。今回のプロジェクトでは、私が主な窓口を担当します。お会いできてうれしいです)

取引先への自己紹介では、肩書きよりも「今回、自分が何を担当するのか」を伝えると、その後の連絡もスムーズです。

英語会議・オンライン会議に参加するとき

Good morning. I’m Mai Suzuki from the Product Development Team. I’m in charge of the Japanese market, and I’ll be joining today’s discussion from the product side.
(おはようございます。商品開発チームの鈴木麻衣です。日本市場を担当しており、本日は商品担当として参加します)

複数人が参加する会議では、「今日の会議での役割」を加えると、相手が発言者を把握しやすくなります。

英語会議の進行やフレーズについて詳しく知りたい方は、「英語での会議完全ガイド」もあわせて確認してみてください。

新しいチームやプロジェクトに参加するとき

Hi everyone. I’m Kenta Mori from the IT Department. I’ll be responsible for system integration in this project. I’m looking forward to working with all of you.
(みなさん、こんにちは。IT部の森健太です。このプロジェクトではシステム連携を担当します。みなさんと一緒に仕事ができることを楽しみにしています)

社内のプロジェクトでは、会社の説明よりも、自分の担当領域を中心にすると簡潔です。

商談・展示会で自己紹介するとき

Hello, I’m Aya Nakamura from ABC Corporation. We provide software solutions for manufacturers, and I’m responsible for business development in Asia.
(ABC株式会社の中村彩です。当社は製造業向けのソフトウェアを提供しており、私はアジア地域の事業開発を担当しています)

商談では、自分だけでなく会社について簡単に説明することもあります。ただし、最初から会社紹介を長く続けるのではなく、相手の反応を見ながら必要な情報を補いましょう。

商談全体の進め方については、「英語での商談の流れを7ステップで解説」で詳しく紹介しています。


自己紹介の後に使えるビジネス英語のスモールトーク

自己紹介を終えたあと、すぐに本題へ入るとは限りません。初対面の取引先との商談や海外メンバーとの会議では、簡単な会話を挟むこともあります。無理に気の利いた話題を探す必要はありません。相手の仕事や今回の会議など、共通しているビジネス上の話題から始めると自然です。

相手の仕事や担当について尋ねる

相手の自己紹介で聞いた内容について、もう少し詳しく尋ねてみましょう。

What kind of projects are you working on?
(どのようなプロジェクトを担当されていますか)

How long have you been in this role?
(この役割を担当されてどのくらいですか)

事前に用意した質問を機械的に投げかけるより、「相手が自己紹介で話した内容」を拾って質問すると会話がつがります。

今回の会議やプロジェクトについて話す

初回の会議であれば、これから一緒に取り組む仕事そのものも話題になります。

Is this your first time working on this project?
(このプロジェクトに参加されるのは今回が初めてですか)

I’m looking forward to working with your team.
(みなさんのチームと一緒に仕事ができることを楽しみにしています)

天気や趣味などの話題を無理に探さなくても、共通の仕事について短く話すだけで十分です。

出張や訪問について話す

対面の商談で相手が出張してきた場合は、移動や滞在について尋ねることもできます。

Is this your first time in Japan?
(日本に来るのは初めてですか)

How was your trip?
(移動はいかがでしたか)

ただし、初対面では家族や収入など、プライベートに深く踏み込む質問は避けたほうが無難です。

スモールトークから本題へ自然に移る

会話が一段落したら、次のような表現で仕事の話へ移ります。

Shall we get started?
(それでは始めましょうか)

Let’s move on to today’s agenda.
(それでは本日の議題に移りましょう)

Perhaps we can start by discussing the project schedule.
(まずプロジェクトのスケジュールから話し始めましょう)

「自己紹介→短い会話→本題」という流れまで準備しておけば、自己紹介が終わった瞬間に何を話せばよいかわからなくなる状況を減らせます。



ビジネスの英語自己紹介で好印象を与えるポイント

ビジネスの自己紹介では、英語の難しさより「相手に必要な情報が伝わるか」を優先しましょう。

長く話しすぎず、相手に必要な情報に絞る

自己紹介で、経歴や担当業務をすべて説明する必要はありません。初対面であれば、まず名前・所属・今回の役割を伝え、詳しい話は相手から質問されたときに補足します。

難しい表現より自分が使える英文を選ぶ

複雑な構文や普段使わない単語を詰め込むと、本番で思い出せなくなることがあります。

たとえば「海外営業を担当しています」であれば、無理に難しく表現せず、I’m responsible for international sales. のような短い英文でも十分伝えられます。

自己紹介後に聞かれそうな質問まで準備する

自己紹介がうまく言えても、相手から「どのような顧客を担当していますか?」「このプロジェクトでは何を担当しますか?」と聞かれる可能性があります。

自分の自己紹介文を見ながら、「相手なら次に何を聞くか」を考え、回答も2〜3個用意しておくと実践的です。



ビジネスの英語自己紹介で避けたい例

準備するときは、次のような自己紹介になっていないかも確認してみましょう。

情報を詰め込みすぎる

自己紹介が長くなるほどよいわけではありません。過去の経歴、会社の歴史、担当商品などをすべて話すと、相手が「この人は何を担当しているのか」をつかみにくくなります。

今回の相手との仕事に関係する情報を優先してください。

日本語をそのまま直訳する

「よろしくお願いします」のように、そのまま一つの英語表現に置き換えにくい言葉もあります。

一緒に仕事をする相手なら I’m looking forward to working with you.、初対面の挨拶なら It’s a pleasure to meet you. など、伝えたい意味に合わせて表現を選びます。

自分の英語力について最初に謝る

自己紹介の冒頭から「英語が苦手です」と説明するよりも、まず自分が伝えたい仕事の内容に集中しましょう。
完璧な英文を長く話すことより、短く区切りながら相手に必要な内容を伝える方が、実際のビジネスコミュニケーションでは役立ちます。



自分用の英語自己紹介を作って、実際に話す練習をしよう

ビジネスの自己紹介は、例文を読むだけではなく、自分の会社・部署・仕事内容に置き換えて準備する必要があります。
まず日本語で「名前」「所属」「担当業務」「今回の役割」を整理し、それぞれを短い英文にします。その後、声に出して確認し、30秒程度で無理なく話せるように調整してみてください。さらに、自己紹介後に相手から聞かれそうな質問と回答も書き出しておくと、本番の会話を想定した練習になります。

ベストティーチャーでは、実務で使いたい内容をWritingレッスンで英文にし、講師による添削を受けたうえでSpeakingレッスンに取り組むことができます。
今回の自己紹介のように、受講者一人ひとり話す内容が異なるテーマでも、自社の業務に合わせた英文で実践的な練習が可能です。自社の事業内容や職種に合わせた英語力を社員に身につけさせたいとお考えの企業様は、ぜひ研修の導入をご検討してみてはいかがでしょうか。



まとめ

ビジネスでの英語の自己紹介は、長い英文を暗記するのではなく、「名前・所属・役割・一言」を基本に、自分の仕事に必要な情報を選ぶことから始めましょう。

まずは30秒程度の自己紹介を作り、慣れてきたら経験やプロジェクトでの役割を追加します。また、本番では自己紹介だけで会話が終わるとは限りません。相手の仕事内容について質問したり、今回のプロジェクトについて話したりするところまで準備しておくと、実際の場面でも対応しやすくなります。

次に英語を使う会議や商談を思い浮かべながら、まずは「自分なら何を伝えるか」を日本語で整理し、短い英文に書き出してみてください。

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