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※突然ですが、マイアミで語学留学をしているつもりになって読んで下さい。
あなたは、アメリカフロリダ州のマイアミにホームステイをしながら語学留学をしています。
英語はまだ得意ではないですが、語学学校が始まって最初の休日、友達になった外国人のクラスメートとビーチに遊びに行くことになりました!
ですがその一日の中で、「これって英語で何て言うのだろう?」 と迷う場面に何度も遭遇します。
(この先は、クイズ形式になっています。留学生になったつもりで考えてみてくださいね)
朝からビーチに出かける予定でしたが、あなたは寝坊をしてしまったので、急いで出かける準備をしています。ホストマザーが「早くしなさい!」と玄関で急かすので、あなたは準備をしながら「今行きます!」と言います。
Q1: この時、「今行きます!」は英語でなんて言う?
① I’m coming!
② I’m going!
日本語の「行く」と「来る」ではいつも話者を中心に話をしますが、英語の場合は話題の中心は話し相手になります。Goは「ある場所から立ち去って、進む」という概念であり、Comeは「何かが向こうからやってくる」という概念です。そのため、話し相手のいる場所に行く時はcome、話し相手がいない場所に行く時はgoを使います。
この場面では待っているホストマザーと友人たちの場所に行くので、“I’m coming!” が適切な表現になります。
comeとgoの違い
無事に友達と一緒に出かけたあなたは、まずカフェに立ち寄りました。でも、初めて行くカフェでの英語の注文で何を頼んでも全然伝わらない…。とりあえず、自分の言ってる事がどれだけ相手に伝わっているか気になる…。直接聞いてみよう!
① Do / Can you understand what I’m saying?
② Does it make sense?
自分の話す英語に自信が無い時にはどうしても、「言ってる意味分かる?」って英語で聞きたくなりますよね?その時に和訳のイメージからついつい使ってしまう“Can you understand?” は実は失礼な表現なんです。
具体的には、Canには「〜する能力がある」という意味があるので、言い方にもよりますが、“Can you understand?” と言うと「私の言ってることは正しいけど、あなたちゃんと理解出来てる?」と言ったニュアンスなります。
このような「意味わかる?」というニュアンスで使うのに便利な表現として “Does it make sense?” というフレーズがあります。“make sense” とは「意味を成す」という意味であり、“it” は「私の言っていること」なので、「私の言っていることはちゃんと意味を成してる?」という確認になります。“make sense?” だけでも気軽に使えるので、オススメです。
カフェでお気に入りのドリンクを手に入れたあなたは、念願のビーチに来ました。留学に来て初めてのビーチを楽しみたい!
でも、日焼けして色黒になりたくないなぁ…
Q3: この時、「日焼けして黒くなりたくない」って英語でなんて言う?
① I don’t want to get black.
② I don’t want to get dark.
「日焼けする」はsunburnとも言えますが、これは日焼けをすると赤くなるタイプの人の場合です。「美肌を保ちたい、白い肌を保ちたい!」という意味で言う場合は、darkを使うべきです。darkには黒っぽいとか暗いと言う意味があります。何より、I don’t want to get black!とは言ってはいけません。人種差別のように聞こえてしまうからです。
ビーチで夕方までたくさん遊んだあと、友人から「このあと飲みに行かない?」と誘われました。本当はそのまま飲みに行きたいけど、あなたはホストマザーと約束したので家に戻って家事の手伝いをしなければなりません。「家事の手伝いをしなきゃいけないから、飲みにいけない」って断らないと…。
Q4: この時、「家事を手伝わないといけない」って英語で何て言う?
① I need to help with chores.
② I must help with chores.
選択肢にある表現は、日本語に訳すとどれも「〜する必要がある」または「〜しなければならない」といった意味になりますね。学校の授業でも、must は have to と同じ意味だと習った方は多いと思いますが、細かく見ると以下のようなニュアンスの違いがあります。
need to → 内的要因から〜する必要がある
must → 強い内的な義務感から〜する必要がある
have to → 外的要因から〜する必要がある
must と need to は似ていますが、must の方が need to よりも強制力が強いイメージです。上記の場合は「決まりだから、もしくはやれと言われたからやらないといけない」という意味になるので、決まり or やれと言われた = 外的要因となり、have to を使うのが適切となります。
いかがでしたか?
今回は日本人がよく迷う英語について、ストーリー仕立てでご紹介しました。
このように自分が海外に行って英語を使う場面を常にイメージし、日本にいる時でも「◯◯は英語でなんて言うのだろう?」と考える癖をつけると英語力アップに繋がるので、是非試してみて下さい!