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Duolingo English Test(DET)とは?特徴・スコア・受験方法・対策のポイントを解説

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「海外留学を考えているけれど、TOEFLやIELTSがなかなか受けられない」「点数が取れるか不安で、なにから準備すればいいか分からない」——そんな方々が、近年あらたに検討する選択肢が Duolingo English Test(DET、Duolingo英語テスト) です。DETはオンラインで受験可能で、結果も比較的早く確認できるため、スケジュールがタイトな出願準備でも計画に組み込みやすい試験として知られています。

ただし、DETは「便利だから受ければOK」という試験ではありません。行きたい学校がDET提出を認めているか、そして試験当日の受験環境やルールを守れるかによって、結果の扱われ方が変わる可能性があります。

そこで本記事では、DETの基本(どんな試験?スコアは?どう受ける?など)を整理しつつ、留学検討者が特に迷いやすい

  • 「志望校で提出できるか」の確認手順
  • 認定されない(受理されない)リスクを減らすチェックポイント
  • 短期間でも対策しやすい学習の進め方

をまとめました。

Duolingo English Test(DET)とは

DETは、語学学習アプリのDuolingoが提供するオンライン英語テストです。英語力を「読む・聞く・書く・話す」の4技能としてだけでなく、複数技能を組み合わせた形でも測れるよう設計されており、受験後は総合スコアに加えて複数のサブスコアが提供されます。

DETが選ばれやすい3つの理由

留学準備は、出願書類・推薦状・エッセイ・資金計画などやることが多く、英語試験だけに時間とコストを割きづらいのが現実です。DETはそうした状況でも検討しやすい要素が揃っているため、候補に入りやすくなっています。

  • 自宅で受験できる:自宅にパソコンとネット環境があれば受験ができます。
  • 試験時間が短い:約60分で試験が終了します。
  • 結果が比較的早い:公式情報では「結果は48時間(2日)以内」と案内されています。

便利な反面、オンライン試験ならではの注意点もあります。DETは受験環境や試験中の挙動がチェックされるため、準備不足だと「スコアが無効」となるリスクが高まります。まずは“受け方のルール”を押さえたうえで、対策に進みましょう。


DETのスコアと評価の見方(総合+サブスコア)

DETは総合スコアだけでなく、複数のサブスコア(個別/総合)でも結果が示されます。ここを理解しておくと、「何を伸ばすべきか」が明確になり、学習計画が立てやすくなります。

総合スコアは160点満点で評価

DETはCEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)に対応しており、対照表は以下のとおりです。海外大学留学においてはB2以上を出願要件とすることが多いです。

DETスコア CEFRレベル レベルの目安
130 - 160 C1 - C2 ネイティブレベル、流暢に話せる、専門的な議論ができる
100 - 129 B2 ディスカッションや複雑な話題の理解ができる
60 - 99 B1 さまざまな日常会話や、身近な話題での意見交換ができる
30 - 59 A2 基本的な日常会話や、身近な話題を伝えられる
0 - 29 A1 基本的な単語やフレーズで、簡単な会話ができる

サブスコアを“弱点の見える化”に使う

DETでは、Speaking / Writing / Reading / Listening の個別サブスコアに加え、Production / Literacy / Comprehension / Conversation の総合サブスコアが評価される点が特徴のひとつです。

  • 個別サブスコア:英語4技能でのスコア
    • Speaking / Writing / Reading / Listening
  • 総合サブスコア:2種類の個別サブスコアを組み合わせたスコア
    • Production(発信力):Writing + Speaking
    • Literacy(読み書き):Reading + Writing
    • Comprehension(理解力):Reading + Listening
    • Conversation(会話力):Listening + Speaking

個別サブスコアだけでなく総合サブスコアも確認することで、自分はアウトプット能力(Production)が弱いのか、インプット能力(Comprehension)が弱いのか、文法や語彙力(Literacy)が不足しているのか、などの弱点を把握し、集中的に対策することも可能です。

有効期限や提出条件は志望校の条件を要チェック

スコアの有効期限や提出条件は学校・プログラムによって異なります。大学の学部によっては特定のスキルに注目し、文系ではディスカッションが多いためConversationやProductionが、理系では論文の理解や執筆が多いためLiteracyが重視される、といったこともあるようです。
また、総合スコアの最低点だけなく、サブスコアの最低点も条件にしている学校もあります。必ず志望校のWebサイトなどで要件を確認し「どのスコアが何点必要か」を把握しましょう。


まず確認したい「志望校でDETを提出できるか」

DETを検討する方に最初に確認してほしいのが、「結局、私の志望校で使えるの?」という点です。ここが曖昧なまま学習を始めると、出願直前に条件違いが見つかって遠回りになります。

DETを採用している機関

DETは普及が進んでいますが、TOEFLやIELTSに比べて対応していないケースも見られます。

  • DET:世界6,000以上の機関で採用
  • TOEFL iBT:160カ国、13,000以上の機関で採用
  • IELTS:150カ国、12,500以上の機関で採用
    引用元:DETTOEFL iBT / IELTS

数字だけ見るとTOEFLやIELTSに比べて少なく見えますが、米国トップ100大学の95%がDETスコアを受け入れているなど、主要な大学の多くが対応しています。採用機関の一覧はDuolingo English Test公式サイトで確認することができます。

DETが使えない主なパターン

以下のケースでは、DETではなくTOEFLやIELTSが求められる傾向があります。

① 学生ビザの申請
イギリスやオーストラリア、カナダなどでは、大学が認めていても、ビザの申請にはDETが認められない場合があります。

② 大学院への留学
学部(Undergraduate)では認めていても、大学院(Graduate)への留学や、専門性の高いプログラムでは認められない場合があります。

③ 北米以外の地域への留学
ヨーロッパやアジアでは、以前としてTOEFL / IELTSを要件とするケースが多いです。


TOEFL/IELTSと比べたDETのメリットは?

「DETが志望校への出願に使えるか」という点に続いて、「期日までに目標スコアまで達成できるか?」という点も重要な判断基準です。DETは試験日も自由に決めて受験でき、費用も安く、すぐに結果がわかる、という点も大きなメリットです。

① オンラインでいつでも受験可能
・・・受験日を予約したり、受験会場へ移動する、などが不要のため、時間の融通が効く
② 受験料が安い
・・・テスト1回が$77(税込)と他より安価なので、複数回受験したい場合の負担が小さい
③ 結果通知まで最大2日
・・・出願期限ギリギリまで受験することができる

DETは時間も場所も選ばないテストですが、一方でテスト購入から"21日以内"に受験する必要があります。購入から受験までは計画的に対策を行いましょう。

IELTSやTOEFLのことについて知りたい方は「TOEFLとIELTSのどちらを受験すべき?試験の目的や内容・受けやすさ・難易度を比較」も参考にしてください。



DETの受験方法(申し込み〜当日までの流れ)

DETはオンラインで完結する一方、当日の環境不備やルール違反で試験中止やスコア無効となる可能性があるため、「英語力」とは別に“受験環境を整える”ことが重要です。

受験前に必ずやっておくべきこと

  • 公式ガイドで試験の流れを理解する
  • 練習テストで操作に慣れておく
  • 機材・通信・部屋の環境を整える(次で詳述)

特に重要なのは、「本番当日の動き」を事前に一度リハーサルすることです。事前にシミュレーションしておくことで準備不足があった場合に気づくこともでき、余計な不安を消しておけるので、本番の集中力が大きく変わります。


スコア無効にならないための「受験環境チェックリスト」

オンライン試験では、カンニングをしないように受験中の挙動や環境がチェックされます。公式ガイドでも、テストセキュリティの観点から試験は録画による監督・確認が行われることが説明されています。しっかりと対応しないと不正行為と判断され、受験の中止やスコア無効となってしまう場合があります。
以下のチェックリストを活用して、準備を完璧にしましょう。

受験環境チェックリスト

1. 物理的な環境を整える(試験会場をつくる)

  • 一人になれる静かな個室(家族やペットが入ってきたり、話し声が聞こえるとNG)
  • 机の上を片付ける(PC、マウス、キーボード以外を置くのは禁止)
  • 顔がはっきりと映るように照明の明るさ、位置を調整(逆光や暗すぎるとNG)

2. デバイスと通信のセッティング

  • デスクトップアプリをインストールする
  • イヤホン / ヘッドホンは使わない(PC内蔵のスピーカーとマイク、または外付けスピーカーとマイクを使用する)
  • 安定したネット環境を使用する

3. PCのセッティング

  • バックグラウンドアプリを終了させる(ATOKなどの予測変換ソフトを含む)
  • Slack、Zoom、Teamsなどのチャットツールを終了させる
  • ブラウザの拡張機能を停止させる
  • OSのシステム通知、カレンダーのリマインダーなどすべての通知をオフにする

4. 受験中のルールを確認する

  • 視線は固定する(画面から目をそらしたり、下の方を何度も見たり、考え込む際に上を向いたりしていると、カンニングとみなされてしまいます)
  • 耳を露出する(イヤホンをしていないことを証明する)
  • 身分証明書の原本を置いておく(パスポートや運転免許証など)
  • OSのシステム通知、カレンダーのリマインダーなどすべての通知をオフにする

違反になりやすい行動TOP5

DET公式ブログでも、違反になりやすい行動として「画面から目を離す」などが挙げられています。意図せずやってしまうことが多いので、"やらない行動"として試験前から常に意識しておきましょう。

  • 視線が頻繁に画面外にいく(考えるときに上を見る/うつむくなど)
  • イヤホンを使う、スマホや別端末に触れる(どちらも禁止事項)
  • 口元や耳が隠れる、カメラから外れる
  • 途中で席を立つ、部屋に他の人が入る
  • 別画面や別アプリを起動する

自分が対策していても、家族が気づかずドアを開けたり、、、ということもあります。試験の時間を伝えておく、ドアに「試験中」という張り紙をするなど、周りにもしっかり共有しておくことが大事です。


DET対策の進め方(短期間でも回せる学習設計)

DETは形式に慣れることも大切ですが、公式ガイドでも“英語力そのもの”を伸ばすことの重要性が示されています。とはいえ、忙しい留学準備中は「何からやればいいか」で止まりがちです。行動に移しやすい形で整理してみましょう。

まずは「練習テスト受験」 → 「弱点仮説」を作る

  • 無料の練習テストで操作・時間感覚に慣れる
  • 詰まった場面をメモし、原因を1行で言語化する
    • 例:「語彙がない」→「同義語が出ず言い換えできない」
    • 例:「時間が足りない」→「要点を絞れず長く書きすぎる」
  • サブスコアの考え方を前提に、練習配分を決める

ここで“仮説”としたのは、最初から正解を当てる必要がないからです。原因を具体化して、次にやる練習を決めることが重要です(言い換え練習/要約練習/音読/時間を測って練習など)。

2週間〜1か月で回す「ミニ学習プラン」

短期で伸ばすコツは、「毎日少し+週末に調整」の形にすることです。複数技能のレベルアップには、同じ素材で“書く→話す”まで回すほうが効率的です。練習テストは何度も受けることが可能なので、こちらも活用しましょう。

平日(20分)

  • 5分:短文音読(口を動かして即答力を作る)
  • 10分:短い英文を読み、要点を1文で要約(読む→書く)
  • 5分:その要約を声に出して言い直す(書く→話す)

週末(60分)

  • 45分:練習テスト/形式練習を、時間を測って解く
  • 15分:テストで“詰まった理由”を1行で整理し、次週の課題を1つに絞る)

改善点は増やしすぎないのがポイントです。「次週は“理由を必ず1つ入れる”だけ」「言い換えを1回入れるだけ」など、1つに絞るほうがフォームが崩れず、結果的に伸びやすくなります。


LINEのAI英語アシスタントを活用!

独学で止まりやすいのは、「自分の英語が自然か分からない」「どこを直せば点が上がるのか判断できない」という部分です。ここで詰まると、練習量を増やしても改善が頭打ちになりがちです。そんな時にはできるだけ専門家などのフィードバックを受けてみましょう。

オンライン英会話ベストティーチャーのLINE公式アカウントでは、LINE上で AIを活用した英語学習支援(AI英語アシスタント) を利用できます。毎日の学習のサポートにぜひ使ってみてください。

AI英語アシスタントを“DET学習の習慣化”に使うコツ

  • 「今日書いた1文要約」を送って、より自然な表現に直す
  • 「言い換えの候補」を出してもらい、声に出して言い直す
  • 「次の1週間で何をやるべきか」を相談し、迷いを減らす

ただし、AIの回答は学習支援の参考情報であり、正確性等は保証されません。上手に使うコツは、答えを鵜呑みにするのではなく、アウトプットを増やすための相手として活用することです。

 

まとめ

DETは、比較的安価で自宅で受験でき、結果もすぐに分かるため、留学準備を進める方にとって検討しやすい英語試験です。一方で、志望校がDETを受理するか、必要スコアや提出条件はどうなっているのかなど、要件確認が欠かせません。
また、自宅で受験できるとは言っても、受験環境をしっかり作らないとルール違反で認定されないケースもあるので、事前準備を徹底しましょう。
対策は「弱点把握→短時間の反復」が鍵です。まずは公式教材などを活用しながら学習の習慣化を進め、確実なレベルアップを目指しましょう。

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