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Duolingo English Test(DET)は、自宅で受験できるオンラインの英語試験で、結果が早く受験料も比較的安価なことから近年注目を集めています。しかし「手軽=簡単」というわけではありません。本記事ではDETの難易度について解説し、他試験と難易度(スコア換算・レベル)、試験形式、そして活用場面での比較をします。
結論から言うと、DETは「試験の利便性は最も高いが、高スコアを狙うなら相応の英語力が必要」という試験です。
自宅で受験可能: 24時間いつでも、自宅でリラックスして受けられます。
受験費用が安価: 1回の受験料が$77(税込)と、他の4技能試験より安いです。
DETが受けやすいからといって「DET=簡単」というイメージだけで挑むと、意外なポイントで苦戦します。
まず、DETの問題は受験者の実力に応じて難易度が変化する適応型(アダプティブ)テストです。正解するほど問題の難易度が上がり、高スコアを狙う人ほど、非常に高度な語彙や複雑な構文を問う問題が出される仕組みです。
また、1問あたりの制限時間が数秒〜数分と短く、じっくり考える余裕がありません。ライティングセクションでは時間内に一定の語数を書く必要があり、PC操作の慣れも影響します。瞬発力や、タイピング速度も求められるテストです。
さらに、「実在する英単語を選ぶ」「抜けている単語や語句を補う」といった問題に加え、文章中の該当箇所をハイライトして答える形式や、文章に最も適切なタイトルを選ぶ形式など、一般的な4技能試験ではあまりみられないような問題も含まれるため、DETの独特な出題形式に慣れておくことも重要です。
次からは、DETと他の主要な英語4技能試験との具体的な違いを項目別に比較します。それぞれ試験形式や時間、受験方法、活用目的などに注目して見てみましょう。
TOEFL iBTは1~6のバンドスコアで評価される学術英語テストで、大学入学に必要な目安は概ね4~4.5以上、名門大学なら5~5.5以上が求められます。CEFRではTOEFL iBT 4~4.5がB2、5以上でC1に相当します。
DETのスコアと比較すると、DET105~120点がTOEFL iBT3.5~4.5程度(B2レベル)、DET125~145点がTOEFL5~5.5程度(C1レベル)と大まかに対応します。例えば、TOEFL4.5(B2後半)はIELTS6.5相当ですが、そのレベルはDETでは約120点に相当します。一見するとDETの方がハイスコアを取りやすい印象を持つ人もいますが、DETは適応型テストのため難問が出るかどうかは受験者の実力次第であり、決して簡単ではありません。むしろTOEFL iBTの長文読解や講義リスニングに慣れた人でも、DETのテンポの速さや多様な形式に戸惑う場合があるため、別種の難しさがあります。
TOEFL iBTもReading / Listening / Writing / Speakingの4技能を測定しますが、各技能セクションは独立しており、Reading(50問、30分)→ Listening(47問、29分)→ Writing(12問、23分)→ Speaking(11問、8分)という構成です。
一方でDETは、同じ技能を問う問題がまとまって出題されるのではなく、13種類の問題形式が規定の順序で出題されるのが特徴です。前半は英単語の識別・穴埋めといった短めの問題がテンポよく続き、中盤からは特定のテーマに沿って複数の問題に答える「インタラクティブ」な読解・聴解タスクが登場。後半にかけてはスピーキングやライティングによるまとまったアウトプットの要素が増えていきます。
問題内容はTOEFL iBTが大学講義や論文などアカデミックな題材が多いのに対し、DETは日常~学術まで幅広く、瞬時に切り替わる設計です。両者とも高度な英語運用力を問いますが、TOEFL iBTは持久戦(全体で約2時間)、DETは瞬発力勝負(1時間で集中)という違いがあります。
またTOEFL iBTのWriting、Speakingセクションの採点は人による評価も含まれますが、DETはAIによる自動採点を採用している点が大きな違いです。
TOEFL iBTは北米・世界中の大学で標準的に利用される試験で、約13,000以上の機関が公式スコアを認めています。米国のみならず欧州やアジアの大学、大学院でも広く受け入れられており、「海外大学進学のスタンダードテスト」と言えます。また、英語教員採用や一部の専門職資格、国際機関の応募などでもTOEFL iBTでの高得点を求められるケースがあります。
一方、DETは新興の試験ながら、アメリカやカナダの多くの大学で公式に採用が進んでいます。特にコロナ禍以降、TOEFL iBTやIELTSの代替としてDETを認める大学が急増しました。しかしイギリスやオーストラリアなどではIELTSが依然主流で、DET未対応の学校も残っています。また移民ビザや国家資格申請にはTOEFL iBTやIELTSしか認めないケースが多く、DETは主に留学志願者向けです。
まとめると、「伝統的かつ万能な学術英語試験がTOEFL」であり、「手軽で結果の早い新鋭テストがDET」と言えます。ただ、実際に利用できるかどうかは申請する学校や機関によって異なります。利用できるかどうかは要項でしっかり確認しましょう。
IELTSは1.0~9.0のバンドスコアで評価され、大学学部出願には6.0~7.0程度、大学院では7.0以上を要求されることが一般的です。CEFRではIELTS6.0はB2、7.0でC1に相当します。 DETとの比較では、DET105~125点がIELTS6~6.5相当(B2程度)、DET130~145点がIELTS7.0~7.5相当(C1程度)と推測されます。例えばIELTS7.0(C1)はDETではおよそ130~135点に該当します。高スコア帯ではDET155~160点がIELTS8.0~9.0(ネイティブ級のC2)に匹敵します。
問題の難易度について、IELTSはエッセイ執筆や長文読解など伝統的な試験形式で、時間配分をしっかりと管理して取り組むことで対策が立てやすい側面があります。DETは短問応答やインタラクティブ課題など新しい形式が多い戸惑うこともありますが、逆にIELTSで苦手だった長文エッセイや対面インタビューがないので気負わずに受験できるという声もあります。相性によって難易度の感じ方が異なるようです。
IELTSはListening / Reading / WritingはPCまたは筆記試験で、Speakingは面接試験で、4技能個別にテストされます。リスニング約30分、リーディング60分(3篇程度の長文読解)、ライティング60分(Task1: 図表問題、Task2: 論述問題)、スピーキング11~14分(面接官との対話)という構成です。Academicモジュールでは内容がより学術的(大学の講義など)になります。またSpeakingは同日ではなく別日に行われる場合もあります。
DETは約1時間の試験で各技能を小問に細分化し、音声書き取りや口頭での写真描写、チャット形式の書き取りなど、多数の対話的・即応的な問題を解きます。
IELTSのスピーキングは試験官との直接会話(またはビデオ通話)であるのに対し、DETでは録音された質問に対して自分で録音回答するスタイルで、対人緊張がない利点があります。一方で各問題に厳しい時間制限があるため、じっくり考えるより瞬発力と反射神経が要求される点がDETの大きな特徴です。
IELTSがペーパー / PC試験で記述量が多いが問題のパターンはある程度定まっていることに比べ、DETはショート問題かつ適応型テストで難易度が変動するというのが大きな違いです。
IELTSはイギリス・オーストラリア・ニュージーランド・カナダを中心に大学入学やビザ申請の標準となっており、これら英語圏への留学・移住を目指すなら避けて通れません。アメリカでもIELTS受入校は増えており、グローバルで通用する試験です。さらにIELTSは医療・法律など特定職種の資格要件においても利用され、汎用性の高い英語力証明となっています。
一方でDETは特に北米の大学出願で力を発揮し、「急ぎで英語スコアが必要な学生」や「試験日程に柔軟性が欲しい社会人志願者」に適しています。アメリカ・カナダ以外でも採用校は増えていますが、イギリスやオーストラリアの一部ではまだIELTS/TOEFLのみを要件とするところもあります。就職用途ではIELTSもDETも日本企業ではあまり考慮されませんが、国際機関や海外就労においてはIELTSスコアが重宝されます。
総じて、「多国併願や海外就労ならIELTSが無難、米国志望でスピード重視ならDETが有力」との見方があります。
TOEICは主にビジネス現場での英語運用力を測る試験で、ここでは代表的なListening & Reading(L&R)テストについて比較します。スコアは10~990点で評価され、TOEICのスコアをCEFRに当てはめると、700~800点台でB2レベル、900点以上でC1に近いとされています。
DETは前述のように125点でC1相当、160点満点ではC2も測れるため、最高到達レベルはDETの方が上です。ただしTOEICは日常・ビジネス場面中心の語彙・表現が多く、問題の難易度自体は学術的な内容を含むDETやTOEFLより平易という意見もあります。そのためTOEICで満点近く取れても、必ずしもアカデミックな英語運用力が備わっているとは限らない、ということは理解しておく必要があります。
例えば一部の海外大学ではTOEIC L&Rスコアを英語要件の参考とできる場合がありますが、その場合は800~945点程度(B2~C1)というハイスコアでやっとDETやIELTSなどの代替とみなされます。
DETは4技能ですが、TOEIC L&R公開テストの基本形はリスニング100問+リーディング100問の2技能のみです。スピーキング・ライティングスキルを証明するには別途TOEIC S&W(Speaking & Writing)テストを受験する必要があります。
TOEIC L&Rは全問が選択式で、ビジネス文書や会話文の読解・聞き取り、短文穴埋めなどが出題されます。一方DETは選択問題に加えて記述問題(ライティング)と後述問題(スピーキング)も出題され、AIによる自動採点で総合力が評価されます。形式面ではTOEICは慣れ親しんだ設問パターンが多く対策しやすい反面、DETは初見の形式にも対応できる総合的な能力を要します。
TOEICは日本企業の採用・昇進で最も重視される英語試験となっており、特にスコア700点以上を社内基準にする企業も多いです。履歴書に書ける指標として知名度が高く、国内でのキャリア形成には有利に働きます。
ただし海外大学出願や移住ビザではTOEICは公式には認められない場合がほとんどで、学術用途には不向きです。DETは前述の通り海外の大学・大学院出願で力を発揮し、北米を中心にTOEFL / IELTSの代替として使えるケースが増えています。一方で日本国内の就職ではDETスコアは認知度が低く評価基準としている企業はほぼ無いため、ビジネス目的であれば圧倒的にTOEIC優位です。
総じて、「就職・社内評価にはTOEIC」、「海外留学やオンライン出願にはDET」といった棲み分けになっています。
DETのスコアと英検®級をCEFR基準で比較すると、DET120〜135点程度が1級レベル(CEFRでC1程度)、DET100点が準1級レベル(B2程度)、DET80点が2級レベル(B1程度)と考えられます。
英語スキルが高い人にとっては「1級よりDETの方が遥かに難しく感じた」と感じられるかもしれません。これはDETが適応型テストでC2レベル(ネイティブに近いレベル)まで測定可能なためです。
DETはReading / Listening / Speaking / Writingの4技能を統合的に出題し、選択式や穴埋め、写真描写、口頭応答、記述など多様な問題形式があります。
一方、英検®は各級ごとに一次試験(筆記(Reading / Writing)+ Listening)と二次試験(面接形式のSpeaking)に分かれています。3級以上では一次試験で英作文(Writing)が課され、合格すると二次試験で対面での面接(Speaking)があります。
文章量に関しては、DETの読解パッセージは最長でも140語程度と短めですが、制限時間が短く短時間で内容把握する力が求められます。英検®は級によって語彙のレベルや単語数は異なりますが、基本的には長文(1級では800〜1,000語)です。その分1問当たりの見直し時間を含めやや余裕を持って解答可能です。
問題文の長短のみで難易度は比較できないですが、問題のレベルが明確に定められている英検®と、アダプティブで問題の難易度が変わるDET、という点は大きな違いです。
英検®は日本国内での認知度が非常に高く、中高生の英語力指標や高校・大学入試の優遇措置、就職活動でのアピールなどに広く利用されています。特に1級・準1級は難関資格として評価され、英語教員や翻訳など英語専門職では実力証明になります。ただ海外の大学出願では英検®を受け付けない学校も多く、グローバルでの利用は限定的です。
DETはアメリカ・カナダを中心に世界約6,000以上の教育機関で公式スコアとして受け入れられており、特に米国名門大学でも採用が拡大しています。一方で日本国内企業での評価軸としてはまだ知名度が低く活用されていません。
「段階的に英語力を伸ばしたい」「国内で通用する資格が欲しい」場合は英検®が有効ですが、「留学出願に迅速に対応したい」「短期間で結果が欲しい」場合にはDETが適しています。
英語力を伸ばすためには、日々の学習を積み重ねていくことが大切です。オンライン英会話ベストティーチャーのLINE公式アカウントでは、英語チャットによるアウトプット練習や英文添削、疑問点の質問対応など、英語試験対策にも活用できるAI英語アシスタント機能が無料で利用可能です。スマホ1つで手軽に始められるため、スキマ時間を使った学習にも最適です。ぜひ友だち登録してみてください。
Duolingo English Test(DET)はその手軽さ・速さ・低コストから従来の英語4技能試験に新風を吹き込んでいますが、難易度自体は決して低くありません。適応型テストによるダイナミックな難易度とCEFRに準拠した厳密なスコア評価によって、英検®やTOEIC、TOEFL、IELTSと同等に英語力を証明する手段となりつつあります。
試験ごとに形式や目的が異なるため、自分の目標(留学・就職・移住など)に合った試験がどれなのか、しっかりと選ぶことが重要です。英検®やTOEICは国内での評価や基礎力養成に適し、TOEFLやIELTSはグローバル標準として幅広く認められています。DETはそれらの代替・補完として、「迅速かつ包括的」に英語力を証明できる新しい選択肢と言えるでしょう。