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「一次試験は通ったけれど、面接で話す内容が思い浮かばない」
「トピックを見てすぐに意見を組み立てられるか不安」
のように、英検®1級の二次試験対策で頭を悩ませていませんか?
英検®1級では、一次試験を突破したあとも難易度の高い二次試験が待っています。二次試験では、社会性の高いトピックについて2分間で自分の意見を述べ、面接官からの質問に英語で答えなければなりません。
本記事では、英検®1級二次試験の流れ、トピック選びのコツ、2分間スピーチの構成、Q&A対策、当日までの練習方法を解説します。
英検®1級全体の難易度や必要な英語力を確かめたい場合は、関連記事「英検®1級の合格レベルや難易度はどのくらい?」もあわせて参考にしてください。
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英検®1級の二次試験は、英語で行われる個人面接です。試験時間は約10分で、以下の流れで進みます。
スピーチ前に与えられる準備時間の1分間は、メモを取ることができません。そのため、頭の中でトピックを選び、主張と理由をすばやく整理する練習を重ねましょう。
また、面接室ではすべて英語でやり取りを行います。入室時のあいさつや着席時の受け答えも含め、簡単な表現は事前に確認、練習しておくと安心です。
当日の持ち物や服装、聞き返し方などに不安な人は、関連記事「初めての英検®二次試験も安心!服装は?など面接でよくある質問まとめ」も確認してみてください。
英検®1級の二次試験は、英検CSEスコアで合否が判定されます。1級は各技能の満点が850点で、二次試験ではSpeakingのスコアが評価対象となります。1級二次試験の合格基準スコアは602点です。つまり7割以上の得点が必要ということです。
評価は、主にスピーチ・応答の内容、語彙、文法、発音の正確さなどの観点から行われます。準1級までの二次試験と異なり、アティチュード(積極性、コミュニケーションへの態度、意思)は評価に含まれません。ある程度英語が話せることを前提に評価されます。
| 評価項目 | 測る能力 |
|---|---|
| スピーチ・応答の内容 | 与えられたトピックについて自分の意見を述べ、スピーチの内容や関連する質問に対して適切に答える力 |
| 語彙 | 社会性の高い幅広い分野の話題について、内容に合った語句を使って伝える力 |
| 文法 | 自分の意見や理由、具体例を、文法的にわかりやすい英語で伝える力 |
| 発音の正確さ | 面接委員に伝わる発音、アクセント、イントネーションで話す力 |
なお、最終的な合否は、上記の評価項目を単純に点数化して合計する形式ではなく、英検CSEスコアによって判定されます。英検CSEスコアは統計的手法によって算出されるため、受験者が自分の正答数や手応えから正確なスコアを計算することはできません。
英検®1級の二次試験は、2名の面接委員によって実施されます。準1級から3級までは面接委員1名で試験を行いますが、1級では受験者1名に対して面接委員2名が評価をします。
二次試験の面接委員の国籍はさまざまで、受験者が面接委員を選ぶことはできません。日本人の面接官だけでなく、ネイティブスピーカーを含む外国籍の面接官が担当する場合もあります。そのため、相手の国籍や話し方にかかわらず、落ち着いて英語でやり取りできるように、心の準備をしておきましょう。普段からさまざまな国籍の方と会話する機会が作れるとなお良しです。

英検®1級を受験する方であれば、自己紹介や簡単な日常会話そのものに大きな問題はないかもしれません。しかし、本番では緊張して、普段なら答えられる質問でも言葉が出てこないことがあります。
面接の冒頭では、名前の確認のほか、職業、学校、趣味、会場までの交通手段、最近の生活などについて簡単に聞かれる場合があります。そのため、以下の内容について1〜2文の英語で答えられるようにしておきましょう。
この日常会話は、スピーチ前のウォームアップと捉えるとよいでしょう。完璧な回答を目指す必要はありませんが、聞かれた内容に対して自然に反応し、英語で話す感覚を整えておく姿勢で臨んでください。
トピックカードには5つのトピックが記載されています。受験者はその中から1つを選び、1分間でスピーチの準備をします。
過去には、以下のような社会性の高いトピックが出題されています。
英検®1級では、政治、経済、環境、教育、医療、テクノロジー、国際関係、文化など、幅広いテーマが扱われます。すべての分野を深く学ぶことは難しいため、まずは自分が話しやすい分野を複数作っておきましょう。
トピック選びにおいて重視したい点は、「興味があるテーマ」や「答えがありそうなテーマ」ではなく「自分が理由と具体例を出せるテーマ」を選択することです。
たとえば環境問題に関心がある人であれば、climate change、renewable energy、carbon emissions、biodiversity といった語彙を使って話せるようにしておくと、関連するトピックを選びやすくなります。教育やテクノロジーが得意な人であれば、AI、online learning、privacy、job automation などの論点を整理しておくとよいでしょう。
重要なのは、難しい語彙をたくさん覚えることではありません。自分が実際に使える語彙で、主張・理由・具体例を組み立てられる状態にしておきましょう。
1分間の準備時間で、5つのトピックをじっくり比較する余裕はありません。目安としては、最初の10秒程度でトピックを選び、残りの時間でスピーチ構成を考えるのがおすすめです。
トピックは以下3つの基準で選ぶとよいでしょう。
テーマに興味があっても、理由や具体例が出てこない展開に不安がある場合は避けた方が安全です。英検®1級の二次試験では、スピーチ後のQ&Aで深掘りされるため、表面的に話せるだけのトピックよりも、自分の意見を広げられるトピックを選定しましょう。
スピーチ準備では、次の順番で考えると短い時間を有効活用できます。
たとえば、「Should governments invest more in renewable energy?」というトピックなら、以下のように回答の枠組みを考えます。
立場:賛成
理由1:環境への負担を減らせる
理由2:新しい産業や雇用を生み出せる
具体例:太陽光・風力発電、エネルギー自給率、グリーンビジネス
このように、準備時間で全文を作る必要はありません。頭の中で「立場+理由2つ+例」の骨組みを作ることを目標にしましょう。
論理的なスピーチを組み立てるには、型を決めておくことが有効です。英検®1級では、2分間話す必要がありますが、内容を詰め込みすぎると途中で回答の一貫性が失われやすくなります。まずは、以下の構成を使って練習してみましょう。
最初に、自分の立場をはっきり述べます。
必要に応じて、背景説明を1文入れてもよいでしょう。
1つ目の理由を述べ、具体例で補足します。
理由だけで終わらせず、なぜそれが重要なのかを説明すると、内容に厚みが出ます。
2つ目の理由を述べます。1つ目と違う観点を出すと、説得力が増します。
環境の話だけでなく、経済・雇用の観点を加えると、スピーチ全体の幅が広がります。
最後に、冒頭の主張を少し言い換えて締めます。
結論は長くする必要はありません。時間が足りない感じる場合でも、最後に主張を言い切ることでスピーチとしてきれいにまとまります。
Q&Aでは、スピーチの内容や選んだトピックに関連して、面接官から質問されます。ここで意識したいポイントは、スピーチで話した内容をそのまま繰り返すのではなく、理由の補足や、具体例を追加することです。
英検®1級レベルになると、小手先のテクニックだけで乗り切るのは難しくなります。普段から社会問題や時事問題に触れ、自分の意見を英語で言う練習を重ねることが、試験当日の成果につながります。
質問を受けたら、最初に Yes / No や I agree / I disagree などで立場を示します。前置きが長くなると、質問に答えていない印象になりやすいので注意しましょう。
Q&Aでは、面接官が「なぜそう思うのか」「具体的にはどういうことか」を確認してくることがあります。そのため、答えるときはできるだけ具体例を加えましょう。
具体例は、国際ニュースでなくても構いません。日本社会、学校、職場、地域の例など、自分が説明しやすいものを使いましょう。
面接官から反対意見のような質問をされることもあります。その場合、すぐに自分の意見を変える必要はありません。
相手の意見を一部認めたうえで、自分の主張に戻すと、自然なやり取りになります。
質問にすぐ答えられないときは黙り込むよりも、以下のようなフレーズを活用し、考える時間を作りましょう。
ただし、時間稼ぎをしすぎると、肝心の回答時間が短くなってしまいます。フレーズ例の1文だけ活用し、すぐに自分の意見へ移る流れが理想的です。
英検®1級の二次試験で不合格になる原因は、英語力そのものだけではありません。一次試験を突破している人でも、二次試験の形式に慣れていないと実力を出し切れないことがあります。
特に多いのは、次のようなケースです。
英検®1級では、高度なテーマについて話す必要がありますが、すべてを完璧な英語で話す必要はありません。まずは質問に対して立場を示し、理由と具体例を加え、相手に伝わる英語で話し続けることを優先しましょう。
二次試験対策では、知識を増やすだけでなく、実際に声に出して練習することが欠かせません。
おすすめの練習方法は、以下の4ステップです。
練習時は、必ず時間を測りましょう。録音して聞き返すと、話すスピード、沈黙の多さ、発音、文法ミスに気づきやすくなります。
また、一次試験の英作文対策で書いた意見論述は、二次試験にも活用できます。ライティングで使った理由や具体例を、スピーキング用に短く言い換える練習を重ねて、本番で話せるネタを蓄えましょう。
英検®1級全体の学習計画を見直したい方は、関連記事「英検®1級の勉強法は?独学で合格するための手順を紹介!」も参考にしてください。
スピーチやQ&Aは、自分だけでは改善点に気づきにくい分野です。オンライン英会話ベストティーチャーの英検®1級対策コースでは、二次試験の面接問題に取り組み、話す内容を一度書いて整理してから添削を受け、Speakingレッスンで本番を想定した練習ができます。
「スピーチの内容が薄くなる」「Q&Aで言葉に詰まる」「自分の英語が自然か不安」という方も、フィードバックを受けながら練習することで、改善点を明確にしやすくなります。無料体験レッスンも実施しているので、英検®1級二次試験に向けて実践練習を増やしたい方は、英検®1級対策コースをチェックしてみてください。
英検®1級の二次試験では、社会性の高いトピックについて、短い準備時間で自分の意見をまとめ、2分間のスピーチとQ&Aに対応する力が求められます。
対策のポイントは、次の4つです。
英検®1級の二次試験は難易度が高いですが、本番で落ち着いて対応できるよう練習を繰り返しましょう。
みなさんが合格できることを願っています!
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※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。