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早稲田大学文化構想学部と文学部は、2017年度入試より、英語の外部検定試験を利用した選抜方式「一般入試(英語4技能試験利用型)」を実施しています。新方式の導入は、早稲田大学が目指す「世界の至る所で、また、あらゆる分野で、グローバルリーダーとして社会を支えるグローバルリーダーを育成する」ための試みの一環です。
2018年度の文化構想学部・文学部「一般入試(英語4技能試験利用型)」の志願者は、2017年度に比べて約2.5倍に増えており、高い基準点を設けているのにも関わらず、志願者が増え続ける傾向にあります。
本記事では2017年度の一般入試(英語4技能試験利用型)で早稲田大学・文学部に合格した幡野実彩季さんに詳しいお話を聞きました。早稲田大学が2019年と2020年度に使用する英語4技能試験と基準点も紹介しています。
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早稲田大学・文学部「中東・イスラーム研究コース」2年生
幡野実彩季さん
高校入学当初、早稲田はレベルが高いと思っていたので、志望する気はありませんでした。ですが、高校1年の初めの全国模試で良い点数を取ったことがきっかけとなり、普段から学業面でお世話になっていた高校の先生の後押しもあって、早稲田大学を第一志望で受験することを決めました。
高校のカリキュラムの一貫でGTECを受験していたため、英語4技能試験のことは知っていました。早稲田大学 文学部の一般入試(英語4技能利用型)のことは、当時通っていた塾の掲示板で知り、受験を決めました。今回活用した英語4技能試験は「英検®︎(準1級)」で、高3の10月頃に受験しました。
英検®︎は他の英語4技能試験よりも汎用性が高いと思ったからです。また、小学生の頃から何度も試験を受けていた英検®︎の試験形態には馴染みがあり、他の英語4技能試験に比べてあまり抵抗なく試験が受けられると考えました。
過去も英検®︎を受験した経験があったため、準1級のための特別な対策はしませんでした。大学受験の英語を勉強し、2次試験の面接に関しては、放課後に高校の先生と練習しました。
私の高校は英語に力を入れていて、放課後に「国際塾」というものがありました。国際塾には希望者が集まり、英語の動画(TED*など)を見ながら、ネィティブの先生と英語で話をします。私も参加して、英語を話すことに慣れる良い機会になりました。
*TED:Technology Entertainment Designは、アメリカ合衆国の西海岸または、カナダのバンクーバーで年一回、講演会を主催しているグループ。主催する講演会は”TED Conference”と言い、学術・エンターテイメント・デザインなど様々な分野の人物がプレゼンテーションを行なっている。2006年から講演会の内容がインターネット上で無料動画配信されている。
早稲田大学 文化構想学部・文学部の入試において、英語4技能試験を活用する大きなメリットは、一発勝負となる一般入試で英語の試験が免除されることだと思います。また、大学受験前に英語4技能試験を受験することで、大学入試や面接の予行練習にもなります。検定試験で緊張感を経験しておくことで、本番に自信を持って臨む度胸がつくと思います。
高校3年生では、朝早く学校に行き勉強し、授業を受け、授業後も学校に残り勉強しました。家では勉強しないと決めていたので、自宅はリラックスのための時間に使っていました。学校以外でも、電車での通学時や空き時間などを勉強時間に充てていました。普段から街中で英語が目に入った時も、学習する習慣をつけていました。
負けず嫌いな性格のため、勉強で誰にも負けたくありませんでした。勉強を続けるのは大変で、苦しい時もありましたが、努力した分結果が出るので頑張り続けることができました。
中東やイスラムに興味を持ったきっかけは、高校の修学旅行でマレーシアに行ったことです。マレーシアはイスラムを信仰している人が多い中、イスラムの文化に触れ、興味を持ちました。
2年生に進級する際、文学部に新しく「中東・イスラーム研究コース」が出来ることを知りました。歴史ある早稲田大学でコースの1期生になることに魅力を感じたため、もともと興味のあった「中東・イスラーム研究コース」に進むことを決めました。入学した時は学びたいことが定まっておらず「自分は文学部で何を学びたいんだろう」と迷う時期もありました。ですので、私が2年生に進級するタイミングで「中東・イスラーム研究コース」が設立されて本当に良かったと思っています。
現在はイスラム建築に興味があります。マレーシアでモスクを訪れた際、現地で見た建物や彫刻などに感銘を受けました。モスクなどのイスラム建築は、日本ではあまり浸透しておらず、研究もされていません。私は大学で学んだことを活かして、イスラム文化の研究や、イスラム文化そのものを日本や世界にもっと浸透させたいと考えています。将来はハラルビジネスなどに加わり、中東系の文化を広げる仕事をしたいです。
中東系は関連する地域やジャンルが広く、音楽や芸術など、さまざまな分野を学べる点が魅力です。大学入学後に色々なことを学び、学んだことの中で自分のやりたいことを見つけることができます。大学中に少しでも興味のあることをたくさん学び、将来やりたいことを迷える時間もあるので、将来やりたいことが決まっていない人にもオススメのコースだと思います。
現在は英語、スペイン語、アラビア語の授業を取っています。英語のアカデミッククラスでは、教授も学生も英語で話します。スペイン語とアラビア語に関しては、基礎を徹底的に学んでいる段階です。
今まで受験英語を勉強してきましたが、実際に英語を話す時に伝えたい言葉が出てこず、もどかしく感じることがあります。言いたいことを伝えられるようになるためにも、これからは自分の意見を英語で言い、英語を聞くことに時間を費やしたいです。目標は、日常生活やビジネスの場で活用できる英語を身につけることです。
大学在学中に、海外留学も考えています。中東にも近く、アルハンブラ宮殿があるスペインに興味があり、3年の夏に行けたらいいなと思っています。学生の今しか出来ない経験なので、ぜひ実現したいです。
受験勉強はテキストや参考書だけではなく、日常生活の中でも学ぶことができると思います。たとえば、街を見渡してみると、電車の中やお店の看板などに英語が見つかります。
私は外出先で英語を見つけると、一緒に書かれている日本語の意味と比べてみたりします。すると、机の上では気づかなかったことを発見したりします。勉強は机に向かってするものだと思わずに、生活すべてが勉強になると考えるといいと思います。日常生活でも学べることはたくさんあり、そうすれば受験勉強も楽しくなりますよ!
早稲田大学のウェブサイトで、2019年度と2020年度に文化構想学部・文学部の一般入試(英語4技能試験利用型)での使用可能な英語4技能試験と各試験の基準点が公開されました。
2019年度・2020年度の使用試験・基準点は以下の通りです。*試験概要は2018年8月時点のものです。
技能 | TEAP | IELTS | TOEFL iBT | GTEC | 英検®︎ | ケンブリッジ英検 |
総合点 | 280 | 5.5 | 60 | 1100 | 2200 | 160 |
Reading | 65 | 5 | 14 | 250 | 500 | 150 |
Listening | 65 | 5 | 14 | 250 | 500 | 150 |
Writing | 65 | 5 | 14 | 250 | 500 | 150 |
Speaking | 65 | 5 | 14 | 250 | 500 | 150 |
技能 | TEAP(CBT) | IELTS | TOEFL iBT | GTEC | 英検®︎ | ケンブリッジ英検 |
総合点 | 280/470 | 5.5 | 60 | 1100 | 2200 | 160 |
Reading | 65/110 | 5 | 14 | 250 | 500 | 150 |
Listening | 65/110 | 5 | 14 | 250 | 500 | 150 |
Writing | 65/110 | 5 | 14 | 250 | 500 | 150 |
Speaking | 65/110 | 5 | 14 | 250 | 500 | 150 |
一般入試(英語4技能試験利用型)についてもっと詳しく知りたい方は、早稲田公式ページをご確認ください。
英検®︎準1級を活用して早稲田大学 文学部に合格した幡野さんにお話を伺いました。現在、英語4技能試験の活用を考えている受験生のみなさんも、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
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