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英検®準2級ライティング対策|Eメール・英作文の書き方とコツ

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英検®準2級のライティングでは、「Eメール問題」と「英作文(意見論述問題)」の2題が出題されます。

2024年度第1回検定から問題形式がリニューアルされ、従来の意見論述問題にEメール問題が追加されました。 Eメールは40〜50語、意見論述は50〜60語を目安に書きます。

「何を書けばよいかわからない」「時間内に英文を書き切れるか不安」という方もいるでしょう。 しかし、それぞれの問題で求められている内容と基本的な型を押さえておけば、答案を組み立てやすくなります。

この記事では、英検®準2級ライティングの最新形式を確認したうえで、Eメール問題の書き方と、意見論述問題で使える「3ステップライティング法」を紹介します。

英検®準2級全体の試験内容や勉強法から確認したい方は、 「英検®準2級に合格するには?効率的な勉強法とおすすめの教材5選」 もあわせて参考にしてください。

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英検®準2級 ライティングテスト概要

時間配分

英検®準2級のリーディング・ライティングテストの解答時間は80分です。

ライティングは2題あるため、リーディングに時間を使いすぎないことが重要です。 時間配分には個人差がありますが、例えば次のように決めておくとよいでしょう。

  • リーディング:約40分
  • ライティング(Eメール問題):約15分
  • ライティング(意見論述問題):約20分
  • 見直し:約5分

これはあくまで目安です。リーディングが得意ならライティングに多めに時間を残すなど、過去問を解きながら自分に合った時間配分を見つけましょう。

特に避けたいのが、リーディングで時間を使い切り、ライティング2題を最後の短時間で書くことです。 事前に「何分になったらライティングへ移る」と決めておくと、本番でも時間を管理しやすくなります。

リーディングの解き方や時間短縮のコツについては、 「【英検®準2級】リーディング対策:4つの問題形式ごとのコツ」 で詳しく解説しています。

ライティングの配点

英検®準2級の英作文(意見論述問題)は、 「内容」「構成」「語彙」「文法」の4つの観点について、それぞれ0〜4点で評価され、16点満点です。

採点観点 配点
内容 0〜4点
構成 0〜4点
語彙 0〜4点
文法 0〜4点
合計 16点満点

ただし、実際の合否判定では、この16点をそのままリーディングやリスニングの得点と足し合わせるわけではありません。 英検®では、各技能の成績を英検CSEスコアに換算して合否を判定します。 準2級では、リーディング・リスニング・ライティングの各技能がそれぞれ600点満点です。

準2級一次試験のCSEスコア

  • リーディング:600点満点
  • リスニング:600点満点
  • ライティング:600点満点
  • 一次試験の合格基準:3技能合計1322点

CSEスコアは、各回の全答案を採点したあとに統計的な手法を用いて算出されるため、 「英作文で16点中○点取ればCSEスコアが○点になる」と事前に換算することはできません。 また、一次試験は3技能の合計スコアで判定されるため、ライティングだけに独立した合格点が設定されているわけではありません。

なお、2024年度から追加されたEメール問題について、英検®協会が現在公開している準2級の英作文の採点案内では、個別の素点の配点は示されていません。 そのため、「Eメールが○点、意見論述が○点」と断定するのではなく、どちらの問題にも必ず解答し、問題の指示に沿った内容を書くことを意識しましょう。
参照:https://www.eiken.or.jp/eiken/result/eiken-cse_admission.html

Eメール問題

Eメール問題では、外国人の知り合いから届いたメールを読み、それに対する返信を書きます。

2026年度第1回検定では、次のような条件が示されています。

  • 受け取ったEメールの質問にわかりやすく答える
  • Eメール中の下線部について、特徴を問う具体的な質問を2つする
  • 40〜50語を目安に書く

また、受け取ったEメールの内容に対応していないと判断された場合は、0点と採点されることがあります。 最初に「相手は何について話しているか」「何を質問されているか」「下線部はどこか」を確認しましょう。

Eメール問題は、次の順番で考えると答案を作りやすくなります。

1.相手の話題に一言反応する

2.下線部について質問を2つする

3.相手からの質問に答える

4.必要に応じて理由や説明を加える

例えば、「週末に料理教室へ行った」という内容のEメールを受け取り、「将来、料理を学ぶ学生は増えると思う?」と質問されたとします。

【解答例】

That sounds like fun. I have two questions about the cooking class. How many students joined it? What food did you make there? I think more students will learn how to cook in the future because cooking is useful in daily life and can help them stay healthy.

英文引用


質問を考えるときは、What / Where / When / Who / Why / Howなどの疑問詞から考えると便利です。

ただし、どのような質問でもよいわけではありません。 問題文で指定された下線部について、「何人参加したの?」「どんなものを作ったの?」など、特徴を具体的に確認する質問を考えましょう。

意見論述問題

意見論述問題では、QUESTIONについて自分の意見と、その意見を支える理由2つを50〜60語程度で書きます。

英検®協会が公開している準2級の英作文の採点基準では、 「内容」「構成」「語彙」「文法」の4つの観点から評価されます。

採点観点 確認されるポイント
内容 意見と、それに沿った理由2つが書かれているか
構成 英文の流れがわかりやすく論理的か
語彙 課題にふさわしい語彙を正しく使えているか
文法 文構造にバリエーションがあり、正しく使えているか

これらを踏まえたうえで、2つのポイントを意識して対策していきましょう。

  • 3ステップライティング法のテンプレートを使う
  • 減点されない英作文を書く


3ステップライティング法のテンプレートを使う

意見論述問題で「何から書けばよいかわからない」という方は、次の3ステップを基本の型として覚えておくと便利です。

ステップ1:QUESTIONに対する自分の意見を述べる

ステップ2:自分の意見を支える理由を2つ述べる

ステップ3:必要に応じて最後に自分の意見をまとめる

実際に例題を使って解説していきます。

【例題】

QUESTION:Do you think learning English is necessary for Japanese people?

ステップ1:QUESTIONに対する自分の意見を述べる

まずは、自分の立場をはっきりと述べます。 賛成の場合は「I think ~」、反対の場合は「I do not think ~」などから始めると、何について述べる文章なのかが伝わりやすくなります。

賛成の場合

I think learning English is necessary for Japanese people.

反対の場合

I do not think learning English is necessary for Japanese people.

難しい表現を無理に使う必要はありません。 まずはQUESTIONに正しく答え、自分が賛成なのか反対なのかを明確にすることを優先しましょう。

ステップ2:自分の意見を支える理由を2つ述べる

次に、自分の意見を支える理由を2つ書きます。

理由を2つ書くのは、問題文でそのように指定されているためです。 理由が1つしか書かれていなければ、「内容」の評価に影響する可能性があります。

次のような型を覚えておくと便利です。

I have two reasons.
First, ~.
Second, ~.

さらに余裕があれば、理由の後に具体例や補足説明を加えます。

First, ~. For example, ~.
Second, ~. For instance, ~.

「便利だから」「楽しいから」と理由だけを書いて終わるのではなく、 なぜ便利なのか、どのような場面で役立つのかまで説明すると、自分の意見を支える理由が伝わりやすくなります。

【話題の展開に使える表現】

  • First:第一に
  • Second:第二に
  • For example:例えば
  • For instance:例えば
  • In addition:加えて
  • Also:また
  • However:しかし(文頭におくとButと同義。Butは基本的には文頭には置かない。)
  • on the other hand:一方で
  • in fact:事実として
  • furthermore:さらに

英作文に使える単語がなかなか思い浮かばない場合は、単語を意味だけで暗記するのではなく、例文と一緒に覚えておくことも有効です。

準2級で使われる語彙を確認したい方は、 「【英検®準2級対策】過去問を分析!知っておくべき頻出単語・熟語まとめ」 も参考にしてください。

ステップ3:必要に応じて最後に自分の意見をまとめる

最後に、文章全体をまとめます。

例えば、次のような表現が使えます。

For these reasons, ~.
That is why ~.

ただし、最後に意見をもう一度述べること自体が試験の必須条件ではありません。

50〜60語の中で理由を十分に説明できている場合は、無理に結論を追加する必要はありません。 一方、「意見 → 理由1 → 理由2 → 結論」という型をあらかじめ決めておけば、本番で構成に迷いにくくなります。

今回の例題であれば、次のような答案を作れます。

【解答例】

I think learning English is necessary for Japanese people. I have two reasons. First, they can communicate with people from many countries. This is useful when they travel or work abroad. Second, English helps them get information from websites and books. For these reasons, I believe learning English is important for Japanese people.



減点されない英作文を書く

英検®準2級のライティングでは、難しい単語をたくさん使うことより、 問題の指示に沿って、意味が伝わる英文を正確に書くことが重要です。

特に意識したい3つのポイントを紹介します。

 (1) 不必要な省略形を避ける
 (2) 同じ言い回しだけに頼らない
 (3) 文法のミスに注意する

(1)不必要な省略形を避ける

I’m、don’t、can’tなどの省略形を使っただけで、自動的に減点されるという公式ルールはありません。

ただし、意見論述問題ではフォーマルな表現が好ましいことに加え、準1級以上では特に重要視されるため、「I am」「do not」「cannot」のように省略しない形で練習しておくと良いでしょう。

一方、Eメール問題は知り合いへの返信という形式なので、省略形を一律に避ける必要はありません。 省略形を使うかどうか以上に、問題にきちんと答えているか、正しい英文になっているかを意識しましょう。

(2)同じ言い回しだけに頼らない

英検®準2級の英作文では、語彙だけでなく、文構造のバリエーションも評価されます。 そのため、すべての文を「I think ~. I think ~. I think ~.」のように同じ形で続けるより、使い慣れている範囲で表現を変えるとよいでしょう。

【言い換えの例】

  • want to → would like to
  • For example → For instance
  • can → be able to
  • difficult → hard
  • important → necessary / useful など

ただし、同じ言い回しを避けることだけを目的に、意味や使い方に自信がない表現を使う必要はありません。

難しい単語を間違って使うよりも、自分が知っている単語や表現を正しく使うことを優先しましょう。

(3)文法のミスに注意する

文法は、英検®準2級ライティングの採点観点のひとつです。

答案を書き終えたら、特に次のポイントを確認しましょう。

主語と動詞が合っているか
単数形・複数形が合っているか
a / an / theを付け忘れていないか
過去・現在・未来の時制が適切か
三人称単数の「s」を忘れていないか
スペルを間違えていないか
Becauseだけで終わる不完全な文になっていないか

また、「英検®の英作文では現在形を使えばよい」と決めつけるのは避けましょう。

過去の出来事について書くなら過去形、将来について述べるならwillなど、 QUESTIONやEメールの内容に合わせて適切な時制を選ぶ必要があります。

できれば最後の5分程度を見直しに残し、特に動詞・複数形・冠詞・スペルを確認しましょう。

まとめ

英検®準2級ライティングでは、現在Eメール問題と意見論述問題の2題が出題されます。

Eメール問題では、メールの内容を正しく読み取り、指定された下線部について具体的な質問を2つしながら、相手からの質問に答えることがポイントです。

意見論述問題では、

1.自分の意見を述べる

2.理由を2つ述べる

3.必要に応じて結論でまとめる

という3ステップを基本にすると、50〜60語の英文を組み立てやすくなります。

テンプレートを覚えたら、さまざまなテーマについて実際に英文を書き、 「内容・構成・語彙・文法」のどこに改善点があるかを確認することが大切です。 自分だけでは文法ミスや不自然な表現に気付きにくいため、学校の先生や英語に詳しい人などから添削を受けるのもよいでしょう。

一次試験後の対策については、 「英検®準2級面接対策|二次試験の流れとNo.4・No.5の答え方を解説」 も参考にしてください。

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※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。 このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。

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