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【英検®2級 二次試験】面接の流れとNo.3・No.4の答え方|Yes/Noより先に考えるべきこと

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「英検®2級の二次試験って何を聞かれるの?」
「英語で自分の意見をうまく言えるか自信がない」
英語での面接となると、不安を感じるものですよね。

英検®2級の二次試験では、パッセージの音読それに関連する質問3コマのイラスト展開を説明する問題、さらには受験者自身の意見を問う問題が出題されます。特に受験者自身の意見を問う問題では、その場で自分の考えを英語で話さなくてはならないので、苦手意識を感じる方も多いでしょう。

そこで本記事では、英検®2級の二次試験の流れや概要、受験者自身の意見を問う問題であるNo.3・No.4の回答のコツや例題・解答例を紹介します。
※記事内で紹介する例題および解答例は、本番の出題傾向に合わせて作成したオリジナル問題です。

英検®2級全体の難易度や合格ラインを確認したい方は、関連記事「英検®2級の合格点ラインは何点?難易度や何割の正解で合格できるのか解説!」もあわせて参考にしてください。

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面接の大まかな流れ

英検®2級の二次試験は、面接官とすべて英語でやり取りする面接形式のスピーキングテストです。試験時間は約7分で、次のような流れで進みます。

  1. 入室
  2. 面接カードを渡す
  3. 着席
  4. 氏名・受験級の確認、簡単なあいさつ
  5. 問題カードを受け取る
  6. パッセージの黙読
  7. パッセージの音読
  8. パッセージに関する質問【No.1】
  9. イラストの展開説明【No.2】
  10. 問題カードを裏返す
  11. 問題カードのトピックに関連した意見を問う質問【No.3】
  12. 日常生活や社会的な話題について意見を問う質問【No.4】
  13. 問題カードを返却し、退室


この記事では、No.3とNo.4の「受験者自身の意見を問う質問」について、重点的に解説します。
ただし、二次試験に合格するためには、試験の全体像を把握しておくことも大切です。まずは、次に紹介する概要を確認しておきましょう。


概要と評価項目、合格点

英検®の合否は、各級共通の尺度で英語力を示す「CSEスコア」で判定されます。英検®2級の二次試験ではSpeakingの力が650点満点でスコア化され、合格基準は460点です。問題ごとの点数だけを意識するのではなく、面接全体を通して「英語で質問を理解し、自分の考えを伝えられるか」が評価されると考えるとよいでしょう。

二次試験の対策をする際は、評価項目を意識して学習すると効果的です。

項目 内容
音読 問題カードに書かれたパッセージを読む
No.1
(パッセージに関する質問)
音読したパッセージに関する質問に答える
No.2
(イラストの展開説明)
問題カードに描かれている3コマのイラストの展開を説明する
No.3
(受験者自身の意見を問う質問)

問題カードのトピックに関連した質問に対し、意見を述べる

No.4
(受験者自身の意見を問う質問)
日常生活の一般的な事柄について、意見を述べる
(問題カードのトピックに関連しない内容も含む)
アティチュード 積極的に面接官とコミュニケーションを図ろうとする態度

出典元:旺文社『10日でできる!英検®2級 二次試験・面接完全予想問題

特にNo.3・No.4では、その場で自分の意見を考えて英語で伝える力が求められます。質問に対して、理由を添えながら自分の考えを答える練習をしておくことが大切です。


No.3・No.4で落ち着いて答えるための3つのポイント

No.3とNo.4は、”Yes / No”や”Agree / Disagree”を答えたうえで、その理由を英語で説明する問題です。「難しい表現を使わなければいけない」と感じるかもしれませんが、設問に対して自分の知っている単語と文法でシンプルに伝えるのが回答のコツです。

ここからは、英検®2級二次試験のNo.3・No.4で落ち着いて答えるための3つのポイントを紹介します。


ポイント1:根拠・理由を先に考える

「受験者自身の意見を問う質問」では、"Yes / No"や"Agree / Disagree"を答えるだけでは不十分です。自分の立場を伝えた後に、その理由を説明することが求められます。

回答の組み立て方としておすすめなのは、賛成・反対の立場を決める前に「どちらの理由なら英語で説明できるか」から逆算する方法です。

次のような質問例を用いて、具体的に解説していきます。

【質問例】

Some people say that parents should limit the time children spend playing video games. What do you think about that?

(親は子供たちがビデオゲームをする時間を制限すべきだと言う人もいます。あなたはどう思いますか?)


賛成の場合は「ゲームのしすぎは健康に悪い」「勉強や外遊びの時間が減る」といった理由が考えられます。反対の場合は「ゲームにも学べることがある」「子どもにも自由な時間が必要だ」が挙げられるでしょう。

回答する際は、どちらの理由の方が英語で説明しやすいかを考え、その理由に合わせて立場を決めるとスムーズです。
それでは、回答例もチェックしていきましょう。

【賛成の場合】

I agree. Children spend too much time playing video games, which is harmful to their health. They should use more time studying or playing outside.
(同意します。 子どもたちはビデオゲームをするのに時間を費やしすぎていて、そのことは健康を害します。 彼らは勉強したり外で遊んだりするのにもっと時間を使うべきです。)

 

【反対の場合】

I disagree. Children should do what they want to do. Also, playing video games is good for their brain because children make strategies while playing them.
(同意しません。 子どもたちは自分がやりたいことをすべきです。 また、子供たちはゲームをプレイしながら戦略を立てるので、ビデオゲームをすることは彼らの脳にとって良いことです。)


どちらの立場が正解ということはありません。正しそうな回答をするより、答えやすい立場を選ぶことを優先しましょう。


ポイント2:立場を明確にする

No.3の設問では、問題カードのトピックに関連した内容について、次のような形で質問されることが多いです。

Some people say that ~. What do you think about that?

この場合は、冒頭で” I agree.” または” I disagree.” と意思表示をしておくと、その後の話がスムーズに展開できます。

一方、No.4の設問では、問題カードのトピックとは直接関係しない内容について、次のように質問されます。

Do you think ~?

この場合は、”Yes, I do. / No, I don’t.” と自身の考えを明確に答えましょう。面接官から”Why?”,”Why not?”と深掘りされるケースが多いため、”Yes / No”の表明と同時に、理由までセットで考えておくのがポイントです。

「立場と理由」をセットで示すために、どんな内容にも使える回答の型を頭に入れておきましょう。

【No.3の場合】
I agree. / I disagree. + 理由 + 補足

【No.4の場合】
Yes, I do. / No, I don’t. + 理由+ 補足


長く話そうとしすぎる必要はありません。2〜3文で、立場と理由が伝われば十分です。


ポイント3:理由や具体例を文章で付け足す

立場を示した後は、理由などの補足情報を文章で付け足しましょう。質問例をもとに、解説していきます。

【質問例】

Do you think studying abroad is a good way to learn English?
(留学は英語を学ぶよい方法だと思いますか?)

この場合、"Yes, I do. It is good. I can study English." のように短い文だけで終わると、質問には答えているものの、なぜ留学が英語学習によい方法なのかが十分に伝わりません。

評価される回答にするには、"Yes / No"のあとに理由や具体例を加えて答えることが大切です。

【評価される回答例】

Yes, I do. Students can use English every day when they study abroad. Also, they can make friends from other countries.
(はい、そう思います。留学をすれば毎日英語を使わなければなりません。また、海外の友達を作ることもできます。)


また、答えに迷ったときのために、次のフレーズを覚えておくと安心です。

・Let me see.
・That’s a difficult question.
・I think it depends on the situation.


沈黙が長く続くと減点対象となる恐れがあるため、これらの表現でつなぎながら、できるだけ早めに答え始めましょう。

ここまでは、本番で落ち着いて回答するための3つのポイントを解説してきました。
しかし、面接本番では緊張のあまり頭では理解していても、思うように実践できないこともあります。本番で焦らずに対応できるよう、次に紹介する例題を使って実践練習を重ねましょう。

 

No.3の例題①:健康に関する意見を述べる問題

【No.3 例題①】

Some people say that taking supplements is better than doing exercise to maintain their health. What do you think about that?
(サプリメントを摂取することは運動をすることよりも健康を維持するために良いことだという人もいます。あなたはどう思いますか?)


解答例:同意する場合

I agree. Supplements provide us many kinds of vitamins which we cannot obtain from doing exercise. Also, we can easily take supplements even when we are sick.
(私は賛成します。サプリメントは私達に運動をすることでは得ることができないたくさんの種類のビタミンを与えてくれます。また、サプリメントはたとえ私達が病気のときでも、簡単に摂取することができます。)


解答例:同意しない場合

I disagree. Doing exercise is not only good for our health but also our feelings. Also, we can interact with people through exercise.
(私は反対します。運動をすることは健康だけでなく、私達の気持ちににとっても良いことです。また、私達は運動を通して、人々と交流することができます。)



No.3の例題②:身近な社会の変化について答える問題

【No.3 例題②】

Some people say that the number of paper books will decrease in the future. What do you think about that?
(紙の本の量が減っていくだろうという人もいます。あなたはどう思いますか。)


解答例:同意する場合

I agree. It is hard for us to carry paper books. A lot of people read books on electronic devices and I think that is more useful.
(私は賛成します。紙の本を持ち運ぶことは私達にとって大変なことです。多くの人々が電子機器で本を読んでおり、私はそのほうが便利だと思います。)


解答例:同意しない場合

I disagree. Paper books are kind to our eyes because there is no electricity. Also, many people like the feeling of paper.
(私は反対します。紙の本は電気を使わないため我々の目にとって優しいです。また、多くの人々が紙の感触を好んでいます。)



No.4の例題①:学校生活に関する質問への答え方

【No.4 例題①】

Some schools are increasing the number of computer classes. Do you think this is good for students?
(一部の学校では、コンピュータの授業の数を増やしています。 これは学生にとって良いことだと思いますか?)

→回答が"Yes, I do."の場合:Why?
→回答が"No, I don't."の場合:Why not?



解答例:Yesの場合

Today, the work related to computers is highly demanded in many fields. Also, studying about computers gives students a lot of knowledge about science and mathematics.
(今日では、コンピュータに関連した仕事は多くの分野で必要とされています。また、コンピュータについて学ぶことは科学や数学に関する多くの知識を生徒に与えてくれます。)


解答例:Noの場合

Students can study about computers themselves on websites. Computer classes may decrease the amount of time for students to communicate with each other.
(コンピュータの授業はお互いにコミュニケーションをとる時間を減らすことになるかもしれません。生徒はディスカッションやプレゼンテーションなどの対話式の科目を通じてもっと学ぶべきです。)



No.4の例題②:英語学習に関する質問への答え方

【No.4 例題②】

These days, a lot of students go abroad to study English. Do you think this is a good way to study English?
(最近では、多くの学生が英語を学ぶために海外に行っています。これは英語を学ぶのに良い方法だと思いますか。)

→回答が"Yes, I do."の場合:Why?
→回答が"No, I don't."の場合:Why not?


解答例:Yesの場合

If we go to other English-speaking countries, we are forced to speak English to communicate with other people. I think that is the best way of studying English.
(もし私達が他の英語圏の国に行ったら、他の人と英語で話すことを強いられます。私はそれが英語を学ぶのに最も良い方法だと思います。)


解答例:Noの場合

Going abroad is not that effective when we think about the cost. We can study English even if we don’t go to other countries because there are a lot of ways to study English in Japan.
(費用について考えると、海外に行くのはそれほど効果的ではありません。 日本で英語を勉強する方法はたくさんあるので、他の国に行かなくても英語を勉強できます。)


試験の流れや答え方のコツを掴んだら、本番に向けた具体的な準備を進めていきましょう。

初めて二次試験を受ける方は、当日の服装や入室時のマナーなども気になりますよね。面接当日の不安を解消したい方は、関連記事「初めての英検®二次試験も安心!服装は?など面接でよくある質問まとめ」もあわせて確認してください。



本番までにやっておきたい英検®2級の二次試験対策

No.1はパッセージの内容を使って答える

No.1では、音読したパッセージの内容について質問されます。自分の意見を答える問題ではないため、まずは質問に関連する箇所を問題カードの中から落ち着いて探しましょう。

ただし、見つけた文をそのまま読むだけでは、質問への答えとして不自然になることがあります。本文の内容をもとにしながら、質問に合う形に調整して答える練習が役立ちます


No.2は3コマの出来事を順番に説明する

No.2では、3コマのイラストの展開を英語で説明します。20秒の考える時間が与えられるため、「登場人物・場所・出来事の順番」を確認しましょう。

説明するときは、次のような流れを意識するとスムーズに話せます。
・One day, ~.
・Then, ~.
・After that, ~.
・Finally, ~.

イラストの展開を説明する問題では、出来事の流れを説明するため、過去形や過去進行形を多く使います。シンプルな英語でよいので、イラストの内容を順番に、正確な文法で説明することを意識しましょう。


聞き取れなかったときの表現も練習しておく

本番で質問が聞き取れなかった場合は、自然な流れで聞き返しても問題ありません。万が一に備えて、聞き返すフレーズも覚えておくと安心です。
・Pardon?
・Could you say that again?
・I’m sorry, could you repeat the question?

ただし、何度も聞き返すと減点のリスクが高まるため、練習の段階から一度で質問を聞き取って答える力も養いましょう。


アティチュードも意識する

英検®2級の二次試験では、回答内容だけでなく、積極的にコミュニケーションを取ろうとする姿勢も評価されます

具体的には、次の点を意識するのがポイントです。
・面接官を見て話す
・聞こえる声ではっきり答える
・沈黙しすぎない
・わからなくても最後まで答えようとする
・入室時や退室時の挨拶を丁寧に行う

文法や発音に多少ミスがあっても、伝えようとする姿勢が見えると印象はよくなります。ミスを恐れて黙り込むより、伝えようとする意識が大切です。



英検®2級の二次試験対策は「書いてから話す」練習も効果的


英検®2級の二次試験におけるNo.3・No.4では、その場で意見を考えて英語で答える必要があります。いきなり話す練習をしても自分の回答が適切かわからない場合は、まず回答を英文で書いてみるのも効果的です。

オンライン英会話ベストティーチャーの英検®対策コースでは、英語で回答を書き、添削を受けたうえで、講師とのSpeakingレッスンに進みます。作成した回答を見直しながら面接練習をしたい方は、対策方法の一つとして活用してみてください。


まとめ

英検®2級の二次試験におけるNo.3・No.4は、受験者自身の意見を問う問題です。

回答は立場をはっきり示し、理由や補足情報を文章で加えるのがポイントです。立場を真っ先に決めるのではなく、自身が英語でスムーズに表現できる理由から逆算して選ぶと、話す内容に迷いません。

また、面接官の目を見て話すといった、積極的にコミュニケーションを取ろうとする姿勢も評価に影響します。ミスを恐れて黙ってしまうよりも、最後まで伝えきる姿勢をアピールしましょう。

本番でどのような質問がされるかは事前にわかりませんが、この記事で紹介した回答のコツを身につけておけばどんな質問にも対応できます。臨機応変に答えられるよう、例題を活用して練習を重ねましょう。


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