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「面接の流れがイメージできない」
「自分の意見をその場で英語にできる自信がない」
英検®準2級の一次試験を突破した喜びも束の間、英語での面接となると、どう対策してよいか戸惑ってしまうものです。英検®準2級の二次試験には受験者自身の意見を問われる問題もあり、「沈黙してしまいそう」と不安に思う人が少なくありません。
しかし、受験者自身の意見を問われる問題には、どんな質問にも対応できる解答パターンがあります。
この記事では、英検®準2級の二次試験の流れから、自分の意見を答えるNo.4・No.5のポイント、例題と解答例まで解説します。面接対策で何から手をつければいいか分からない方は、ぜひ最後まで読んで不安を解消してください。
※記事内で紹介する例題および解答例は、本番の出題傾向に合わせて作成したオリジナル問題です。
関連記事「初めての英検®二次試験も安心!服装は?など面接でよくある質問まとめ」では、当日の持ち物やチェックリストを紹介しています。あわせてぜひ参考にしてください。
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目次
英検®準2級の二次試験は、面接形式のスピーキングテストです。試験時間は約6分で、面接委員1人と英語でやり取りをします。
面接で扱われるテーマは、日常生活に関する話題が中心です。過去には次のような題材が出題されました。
合否は「英検CSEスコア」で判定され、600点満点中406点以上で合格となります。
採点は各問題の合計点ではなく、発音や発話の態度も含めて総合的に評価し、CSEスコアに換算されます。そのため、「この問題で何点取れば合格」と一概に言い切ることはできません。試験全体の構成を正しく理解し、各設問に合った対策していきましょう。
英検®準2級全体のレベルや一次試験を含めた対策を確認したい方は、関連記事「英検®準2級に合格するには?効率的な勉強法とおすすめの教材5選」も参考にしてください。
英検®準2級の面接は、以下の流れで進みます。
No.1〜No.3では、問題カードを見ながら答えられます。一方、No.4・No.5ではカードを裏返した後に質問されるため、問題カードを見ずに自分の考えを答える必要があります。
また、質問が聞き取れなかった場合は、自然な流れで聞き返せば問題ありません。ただし、何度も聞き返したり、答えに詰まって沈黙が長くなったりすると、減点対象になります。聞き返しは最小限にし、以下のような表現を使って聞き取れた情報をもとにできるだけ答えましょう。
面接は「英語でコミュニケーションを取ろうとする姿勢を見せる場」でもあります。入室から退室まで、あいさつや返事も含めて、はっきり声に出すことを意識するとよいでしょう。
英検®準2級の面接では、音読と5つの質問が出題されます。
| 問題 | 内容 |
|---|---|
| 音読 | 問題カードに書かれたパッセージを読む |
| No.1 | 音読したパッセージに関する質問に答える |
| No.2 | 問題カードに書かれたイラストAの人物の行動を描写する |
| No.3 | 問題カードに書かれたイラストBの人物の状況を説明する |
| No.4 | 問題カードのトピックに関連した質問に答える |
| No.5 | 日常生活に関連した質問に答える |
| アティチュード | 積極的に面接官とコミュニケーションを図ろうとする態度 |
出典元:旺文社『10日でできる! 英検®準2級 二次試験・面接 完全予想問題』
アティチュードについては、具体的には次のような点が評価対象になります。
①積極性:十分に自己表現をしているか、コミュニケーションを続けようとしているか
②明瞭な音声:相手に聞こえる声の大きさか、はっきりと明瞭に話しているか
③自然な反応:スムーズな回答か、不自然な間がないか、無闇に何度も聞き返していないか
No.4では、問題カードのトピックに関連する身近な話題について”Do you think ~?”の形で意見を聞かれることが多いです。その後に”Why?”または”Why not?”と理由を尋ねられます。
【質問例】
Do you think people should get up early?
(人々は早く起きるべきだと思いますか?)
この質問の場合、「早く起きるべきかどうか」について聞かれていることを理解する必要があります。質問文全体を一語一句完璧に把握しようとするよりも、「何についてYes/Noを答えるのか」を聞き取ることを意識しましょう。
質問の趣旨を理解すれば、次のように解答できます。
【賛成の場合】
Yes, I do. Getting up early is good for people’s health. Also, they can have more time in the morning.
(はい、そう思います。早く起きることは人々の健康によいです。また、朝により多くの時間を持つことができます。)
【反対の場合】
No, I don’t. Some people work late at night. They need enough sleep in the morning.
(いいえ、そう思いません。夜遅くまで働く人もいます。そのような人たちは、朝に十分な睡眠をとる必要があります。)
No.5では、ある事柄に対する一般論が述べられた後、それに対する受験者自身の考えについて問われます。
【質問例】
These days, many people use social networking services. Do you use SNS?
(最近、多くの人がSNSを使っています。あなたはSNSを使いますか?)
この場合、前半の"These days, many people use social networking services."を完璧に理解できなくても、後半の"Do you use SNS?"が聞き取れれば答えることができます。
では、この問題の解答例を確認しましょう。
【賛成の場合】
Yes, I do. I use SNS to talk with my friends. I also check news and information about my hobbies.
(はい、使います。私は友だちと話すためにSNSを使います。また、ニュースや趣味に関する情報も確認します。)
【反対の場合】
No, I don’t. I do not have much time to use SNS. I usually read books or watch movies in my free time.
(いいえ、使いません。私はSNSを使う時間があまりありません。自由な時間には、普段、本を読んだり映画を見たりします。)
No.5では、自分自身の経験を使って答えると、内容を広げやすくなります。難しい意見を言おうとする必要はありません。自分が英語で話しやすい内容で説明しましょう。
No.4・No.5では、”Yes / No”だけの返答だと、英語力のアピールが不十分です。目安として、”Yes / No”の後に2文程度で理由や具体例を加えるとよいでしょう。
次のような解答の型に当てはめて答えるのがおすすめです。
【賛成の場合】
"Yes, I do." + 理由① + 理由②または具体例
【反対の場合】
"No, I don’t." + 理由① + 理由②または具体例
以下の質問では、Yesの場合とNoの場合でそれぞれ次のように答えることができます。
【質問例】
Do you think students should read newspapers?
(学生は新聞を読むべきだと思いますか。)
【賛成の場合】
Yes, I do. Newspapers help students learn about society. Also, reading newspapers is good for improving their reading skills.
(はい、そう思います。新聞は学生が社会について学ぶのに役立ちます。また、新聞を読むことは読解力を伸ばすのにもよいです。)
【反対の場合】
No, I don’t. Students can learn about the news on the Internet. Also, using smartphones is easier than reading newspapers.
(いいえ、そう思いません。学生はインターネットでニュースについて学ぶことができます。また、スマートフォンを使う方が新聞を読むより簡単です。)
解答の型を意識しながら、実際にNo.4・No.5の例題を解いていきましょう。
【例題①(No.4)】
Do you think children should play more outside?
(子どもたちはもっと外で遊ぶべきだと思いますか?)
→解答が"Yes, I do."の場合:Why?
→解答が"No, I don't."の場合:Why not?
Yes, I do. Playing outside is good for children’s health. Also, they can make friends when they play with other children.
(はい、そう思います。外で遊ぶことは子どもの健康によいです。また、ほかの子どもたちと遊ぶことで友だちを作ることができます。)
No, I don’t. Some children are very busy with school and club activities. They should have enough time to relax at home.
(いいえ、そう思いません。学校や部活動でとても忙しい子どももいます。家で十分に休む時間も必要です。)
【例題②(No.4)】
Do you think people should have breakfast?
(人々は朝食をとるべきだと思いますか?)
→解答が"Yes, I do."の場合:Why?
→解答が"No, I don't."の場合:Why not?
Yes, I do. Having breakfast gives people energy. Also, it helps them study or work better.
(はい、そう思います。朝食をとるとエネルギーを得られます。また、勉強や仕事をよりしやすくなります。)
No, I don’t. Some people are not hungry in the morning. They can eat a good lunch instead.
(いいえ、そう思いません。朝はお腹が空いていない人もいます。その代わりに、昼食をしっかり食べることができます。)
【例題③(No.5)】
These days, Japanese food is very famous in many countries. Do you like Japanese food?
(最近、日本食は多くの国でとても有名です。あなたは日本食が好きですか?)
→解答が"Yes, I do."の場合:Why?
→解答が"No, I don't."の場合:Why not?
Yes, I do. I like Japanese food because it is delicious and healthy. My favorite Japanese food is sushi, and I eat it with my family on weekends.
(はい、好きです。日本食はおいしくて健康的なので好きです。私の好きな日本食は寿司で、週末に家族と食べます。)
No, I don’t. I usually eat food like pasta and pizza. I like Italian food because there are many kinds of dishes.
(いいえ、あまり好きではありません。私は普段、パスタやピザのような食べ物を食べます。イタリア料理にはたくさんの種類があるので好きです。)
【例題④(No.4)】
Today, CDs are becoming less popular. Do you usually buy CDs?
(現在、CDは以前より人気がなくなっています。あなたは普段CDを買いますか?)
→解答が"Yes, I do."の場合:Why?
→解答が"No, I don't."の場合:Why not?
Yes, I do. I like buying CDs because I can keep them for a long time. Also, I enjoy looking at the pictures in the CD case.
(はい、買います。CDは長く持っておくことができるので好きです。また、CDケースの写真を見るのも楽しいです。)
No, I don’t. I usually listen to music on my smartphone. Music apps are useful because I can listen to many songs anywhere.
(いいえ、買いません。私は普段スマートフォンで音楽を聞きます。音楽アプリは、どこでも多くの曲を聞けるので便利です。)
この記事ではNo.4・No.5の解答のコツを中心に解説しましたが、他のパートについても、押さえておきたいポイントを紹介します。
音読は、意味のまとまりを意識して読みましょう。ピリオドやコンマで区切って読むと、聞き手に伝わりやすくなります。
No.1では、パッセージの内容に関する質問が出題されます。質問に含まれるキーワードを聞き取り、本文の該当箇所を抜き出して答える練習が効果的です。
No.2では、イラストに描かれている人物の行動を説明します。現在進行形を使って、”A man is ~ing.”,”A woman is ~ing.”のように答えるのがよいでしょう。
No.3では、イラストに描かれている人物や物の状況を説明します。人物の気持ちや困っている状況を説明することが多いため、”He looks worried.”, ”She cannot ~ because …”といった表現を使えるようにしておくと便利です。
面接全体で大切なのは、難しい単語を使うことではなく、質問に対して自然な英語で答えることです。短い文でもよいので、理由や具体例まで説明できるようにしておきましょう。
面接でよく使う表現を事前に練習しておくと、本番でもスムーズに受け答えできます。ここでは、面接で役立つフレーズを紹介します。
ただし、時間がほしいときの表現を多用したり、長く考え込んだりするのは避けましょう。沈黙しないようにこれらの表現でつなぎながら、できるだけ早く解答に入ることが大切です。
面接本番では、質問が聞き取れなかったり、答えがすぐに思いつかなかったりすることがあります。そんな時は、黙ってしまうより、英語で何かしら反応した方がコミュニケーションを取ろうとしている姿勢が伝わります。
質問が聞き取れなかった場合は、以下のように聞き返しましょう。
答えがすぐに思いつかない場合は、質問の内容に対して"Yes / No"の立場を示しましょう。その後、短くてもよいので、理由を1文だけでも加えるだけで印象は大きく変わります。
例えば、次のような質問をされたとします。
【質問例】
Do you think smartphones are useful for students?
(スマートフォンは学生にとって役に立つと思いますか?)
この場合、詳しい理由をすぐに思いつかなくても、次のように答えることができます。
Yes, I do. Students can use them to study.
(はい、そう思います。学生は勉強するためにスマートフォンを使うことができます。)
このように、短い解答でも"Yes / No"の立場を明確にし、理由を1文でも添えれば減点を抑えることができます。よい理由が思いつかないからといって沈黙するのは避けましょう。
英検®準2級の面接では、日常生活に関する身近な質問に対して、自分の考えを英語で答える力が求められます。ここで身につけた「結論+理由+具体例」の解答の型は、英検®2級以降の面接やライティングでも役立ちます。
オンライン英会話ベストティーチャーの英検®対策コースでは、英検®1級・準1級・2級を対象に、ライティングと二次試験に特化した対策ができます。まず英文で自分の考えを書き、講師の添削を受けたうえでSpeakingレッスンに進むため、英文法もしっかり指導してもらえるのが特徴です。
準2級の面接対策を通じて「英語で意見を言う」ことに慣れてきたら、次のステップとして2級対策も視野に入れてみましょう。
英検®準2級の面接は、音読と5つの質問で構成されています。
特にNo.4・No.5では、質問を聞き取ったうえで、自分の考えを英語で表現する力が必要です。試験では、以下の3つを意識しましょう。
難しい単語や長い文を使う必要はありません。まずは「Yes/No+理由+具体例」の型を使いこなせるように練習しましょう。
面接は、事前に流れと答え方を知っておくだけで、当日の緊張を和らげられます。記事で紹介した例題で練習し、本番でも積極的に英語でコミュニケーションを取る姿勢を見せましょう。
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