オンライン英会話「ベストティーチャー」
自分で台本を書いてから話すレッスンスタイルです。「自社のサービスや商品を英語で説明する」など、あなたが本当に必要としている英語力が身につきます。24時間Speakingレッスン可能なので、忙しいビジネスパーソンにもオススメです。
アメリカでは日本で一般的に使用されるものとは異なる単位を、日常的に使っています。そのため「アメリカ旅行に行った時に混乱して困った……」という経験のある方もいるのでは?
そこで、アメリカで一般的に使われている単位の読み方・表記、そして日本の単位との違いなどをご紹介していきます。単位は、日常生活における人々の感覚を大きく左右しています。また、一部の4技能試験でも、会話文などにも登場することがあるため、きっと役立つと思います。
オンライン英会話ベストティーチャーには、IELTS / TOEFL / 英検をはじめとした6つの試験対策コースがあります。スピーキングだけではなく、ライティングも対策可能!無料体験レッスンも実施しているので、気になる方はぜひお試しください!
日本人に馴染みのある「長さを表す単位=メートル」「質量を表す単位=キログラム」などは「メートル法」と呼ばれており、日本以外でもフランスなど世界的に使用されている計量方法です。
今回はアメリカで一般的に使用されている「ヤード・ポンド法」と呼ばれる計量法についてお伝えします。なお、イギリスでもヤード・ポンド法が一部の単位に用いられていますが、アメリカとは表わす単位数が異なるので要注意です。
本記事ではアメリカで使われているヤード・ポンド法を基準に、「重さ・長さ」を表わす単位表現について紹介していきます。
重さを表わす一般的な単位は2つあります。
1 pound=約453g
1ポンドは約453グラムに値します。
ポンドは質量を表わす単位で、食品料には「lb.(lbs.とも表記します)」という記号を使って表記します。
日常では食料品を初め、病院などで自分の体重を申告する際にもポンドを使います。たとえば、自分の体重が65kgの場合、65キログラム=約143ポンドなので、紙には143lb.(lbs.)と表記します。
またスーパーでは食べ物の量り売りをしているところが多く、$〇〇 per 〇〇 lb. と書いて売ってあるのを目にすることがあります。
ポンドは日常生活で頻繁に使用する単位表現なので、理解できるようになっておくと便利です。発音する際は「ポンド」ではなく「パウンド」と発音した方がより英語に近い読み方になります。
ファーマーズマーケットに訪れた際の写真で、果物の量り売りをしている風景です。少し小さくて見えずらいですが、$3.00 per lb. と書いてあります。これは「1lb.(435g)を3ドル」で買えますよ。を意味しています。
1 ounce (oz)= 1/16 pound(lb.) = 約28g
オンス(ounce)はポンド(pound・lb.)よりも小さい重さの単位を表わす時に使います。一般的に「oz」の記号を使って表記されていることが多いです。1オンス(oz)は28グラムですが、覚えにくい場合は、1オンスは約30グラムで覚えると良いかもしれません。
発音する際には、「オンス 」ではなく「アゥンス」と読む方がより英語らしい音になります。
日常生活では、お肉やお米などの量り売りで、1 lb. (約453g)以下を頼みたい時に、「8オンス(8 ounce)ください」もしくは、(1 lb. は 16 oz 計算なので)「a half poundください」と言うケースがあります。また、自分の体重を伝える際にポンドを使用すると言いましたが、もっと細かく伝えるときには「143 lbs. 4 oz(約65kg)」と表します。
混乱するのでここでは深堀はしませんが、オンスは液体の質量を表す時にも使用されていて、「fl oz(fluid ounce)」と表記される場合もあります。1fl oz は約29.57ミリリットルです。
次に、長さや距離を表わす単位表現4つをご紹介します。
1 inch=2.54 cm
inch(インチ)は長さの単位で、1インチは約2.54センチメートルに値します。
インチを表わす記号は「in」もしくは「”」(ダブルプライムと言います)で、「10 in(10”)」などと表記します。
inchは単数形で、1 inch以上の値を表すときは複数形となり「〇〇 inches」と表記するので注意が必要です。
1 foot=12 inches=30.48 cm
footはインチ(inch)の次に大きい長さを表わす単位です。
日本人に馴染みのある「フィート(feet)」は複数形で、単数形は「フット(foot)」と言います。1フットは12インチで、約30センチと思っておくと覚えやすいです。
ちなみにアメリカのサブウェイではパンのサイズを選ぶ時に、「6 inches/footlong, please.」と言って注文します。6 inchesは15cm・footlongは12 inchesなので30cmです。
単位記号は「ft」もしくは「’(プライム)」を使用し、インチと合わせて長さを表現する際には、6フィート5インチ(6’5”)などと表わすことができます。
諸説ありますが、「フット(foot)」という言葉は「成人男性の足の大きさ(約30cm)」に由来していると言われています。
inchは成人男子の親指の幅に由来しているそうです。何かの大きさを測るとき、まずは「指」をものさしにして"inch"で表現し、それよりも大きいものなら「足」をものさしにして"foot"で表現したと考えれば納得ですね。
1 yard=3 feet=36 inches
アメリカ英語ではヤード(yard)は「庭」という意味で使われていることもあり、聞いたことがある人が多いかもしれません。
1ヤード(yard)は3フィート(ft)で、メートルでは0.9144メートル(m)となります。
これらを覚えるのが難しい場合は、1 footが30cm(成人男性の足の大きさくらい)で、1ヤードは3フィートなので、1ヤードは成人男性の靴3足分と覚えておくといいかもしれません。
日常ではあまり使う機会がないかもしれませんが、ゴルフやアメリカンフットボールではメートルではなくヤードが使われているので、スポーツ観戦が好きな方はぜひ覚えておきましょう。
複数形にはsをつけて「2 yards」となり、単位記号は「yd」と表わします。
1 mile=1,760 yard=1609.344 m
マイルという単位は聞いたことある人が多いかもしれませんね。1マイルは約1609メートルという計算なので、「1マイル=1.6キロ」で覚えておくと良いでしょう。
アメリカでは公道や高速道路で目にすることが多く、高速では「出口まで1/2 miles」や公道では「speed limit 25 mph(miles per hour)」などと書かれた看板を見かけます。
州によって違いはありますが、アメリカの街中では時速25〜40マイル(40〜65キロ)、高速だと55~75マイル(90〜120キロ)の速度制限が一般的だそうです。基本的にアメリカの速度制限は日本よりも緩やかで、場所によっては速度制限が85マイル(137キロ)の地域もあるようです。
アメリカの道路では上記の右側のような看板に制限速度が書かれていることが多いです。20マイルは時速約32キロになります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。ヤード・ポンド法での単位の表わし方を知っておくと、アメリカ旅行や洋書を読む際にも役立ちますよね。
また、TOEFLやIELTSなどの英語4技能試験のリーディングやリスニングではグラムやメートルではなく、ポンドやマイルで出題されることもあります。試験対策として、単位の名前や単位の種類だけでも覚えておくと良いかもしれませんね。
オンライン英会話ベストティーチャーには、IELTS / TOEFL / 英検をはじめとした6つの試験対策コースがあります。スピーキングだけではなく、ライティングも対策可能!無料体験レッスンも実施しているので、気になる方はぜひお試しください!