トビタテ!留学JAPAN合格時インタビュー 黒崎峻様 | 「書いて、話す」オンライン英会話ベストティーチャー

ゴルフ部で目的もなく過ごしていた大学生活から、トビタテ!留学JAPAN日本代表に選ばれるまで成長したキャンパスライフとは? トビタテ!留学JAPAN日本代表に選ばれた黒崎様が、どんな大学生活を送ってきたのかをインタビューしてきました

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黒崎峻

黒崎峻様 上智大学4年
インタビューのポイント!
  • 留学生たちとの出会いにより、海外に興味を持つようになった
  • 音大生向け英会話サービスSkitを創業後、同じコンセプトを持つベストティーチャー代表と知り合う
  • トビタテ!留学JAPANでは5年以内に起業するのを長期的な目標にして、そのためのプログラミング力、海外で働くための語学力、アイディア力の3つを身につけたい

2014年6月末に発表になった「官民協働海外留学支援制度~トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム~」第1期生の選考結果で、見事日本代表第一期生に選ばれた上智大学4年の黒崎峻様にお話をお伺いしてきました。

入学当初は特にやる気もなく、何となく過ごしていた。

大学1年の時は特に何かをやりたいという気持ちはなく、何となくゴルフ部に入って活動をしていました。しかし、次第に「何に打ち込みたい」という思いが込み上げてきて、友達からの紹介がきっかけでGlobal Studentsという団体の立ち上げに関わり少しずつ生活が変わりました。その団体には大学1年の3月から大学2年の8月くらいまで関わり、ハーバードの先生をお呼びして200人くらいのイベントを開催したりしました。そのときは組織作りのことを中心に学びましたね。当時はそれ程海外に興味はありませんでした。

日本の広さを実感して、もっと広いはずの世界のことを知りたくなった

世間はグローバル、グローバルと叫んでいるように感じていましたが、僕はそもそも日本のことを知らないと感じたので、大阪まで自転車で行くことにしました。その時に、日本は自転車で横断すると広いなと感じました。日本がこのぐらい広いのだから、海外はもっと広いはず。日本の広さを肌で実感したことで、海外へ出ればどれ程楽しい毎日が待っているのかと次第に外の世界に興味を持ち始めました。このことがきっかけとなり、海外の人と一緒に住みたいと思い、留学生たちが住む国際寮に住み始めました。

価値観が揺るがされ築かれた寮生活

まさかその寮で人生の師匠となる人と出会うとは思っていませんでした。その方は、東京大学のエネルギー工学に関する研究室に所属しているにも関わらず、経済、哲学、物理学、世界史など、ありとあらゆる知識を持っていました。何でこんなに色んなことを知っている人がいるんだろうと不思議に思うと同時に、僕はとてもとても憧れました。「俊、どうしてお前は生きているんだ?」と問いかけは今でも僕の心に残っています。そんな今まで出会ったことのない人と出会う中で「休学して世界を体感したい」とか「自分も何か作り出すような人生を送りたい」と、自分の夢や生き方を考えるようになりました。

自分から動き始めて言語習得ができる国際交流団体Lingwave創設

大学2年1月、僕は寮を出ました。次に何をしようかと考えた時に、留学生たちと過ごした楽しい時間が忘れられず、彼らと関わる機会をもっと学生に提供したいという思いが強まり国際交流団体を立ち上げることを決意しました。その時にひっかかっていたのは、「国際交流」という言葉が一人歩きしていると感じたことです。このフワフワした言葉をしっかりと定義することから始めました。学内の国際交流団体を色々とヒアリングして分かったのは、イベント開催、参加者が多いという共通軸は多かったですが、本来留学生が日本に来る目的である言語習得の軸が弱いことに気付きました。ポジショニングマップを作ったわけです。

勉強したいコンテンツが用意されている、そんな国際交流団体を立ち上げたいと考えてLingwaveを創設しました。お互いの言語を学ぶことが日本人と留学生の合致するニーズだと想い、言語習得できるような仕掛けを作りながら、学びと遊びが両立できる団体を作りました。既存の団体がいくつかあったのですが、評判が評判を生み、最大手といえるまで成長しました。今は3年目に到達して、頼もしい後輩たちのお陰で組織としての安定感を増してきています。

自分の英語力の変化

これらの活動をする中で、僕の英語力にもかなり変化が現れました。高校までは英語が平均点以下のレベルだったのですが、大学1年の12月にアメリカ出身の方がゴルフ部に入ってきたのが、自分の英語力向上の大きなきっかけになりました。彼とは、日本語を教える代わりに英語を教えてくれる大親友とも言える仲になりました。

そこからは彼と一緒に留学生の輪の中に入りこもうとしたのですが、20人の留学生を前にすると何を話しているか全く分からず、調子を合わせて笑っているのが辛かったです。何と意思疎通を図るため、英会話フレーズ集に手を出して、とにかくそれがぼろぼろになるまで覚えて2ヶ月繰り返していたら、少しずつ日常会話が話せるようになりました。Lingwaveの代表になってからは、メンバーのみんなの前で英語を使って意思疎通を図る必要があったため、使用する英語にも変化がありました。話す前に話したいことを英語で書いて、留学生の人にチェックしてもらい準備をしていたら、より実践的な会話が話せるようになりました。まさにベストティーチャーのコンセプトと同じですね。

音大生向け英会話サービスSkitの創業

Lingwaveも組織として運営することができるようになり、良い意味で僕がいなくても継続できる組織になりました。次に何をしようかなと思った時に、アメリカにもLingwaveと似たような団体が各大学に点在していることを知り、各団体の代表と話したいと思いました。大学3年の2月は、それでアメリカに行っていろいろな国際交流団体を見てきました。

そのうち1つの団体が寸劇をやっていたのですが、クオリティが高くて感動しました。劇をやると感情もこもるし、セリフも覚えられていいんじゃないか、と気付きました。「これって一言で言うと何?」と団体の方に聞いたら、「Skit」と答えてくれました。あ、これだと思いましたね。その原体験を元に創業しました。最初は子ども向けのサービスを提供して、子どもたちが自分の日常に紐づく英会話をしていましたが、親と子のニーズが違うのが大変でした。それで、専門技術や専門知識を持った日本人を応援したいというコンセプトに変更して、音大生向けにサービスを変えて今のサービスになりました。

去年のクリスマス前、新宿のサザンテラスでベストティーチャー代表の宮地と出会う

「Skit」を創業した後に、Mana.boでインターンをしている友人にベストティーチャーっていう同じようなコンセプトのオンライン英会話があるから見てみな、と勧められました。ベストティーチャーを見て、これは素晴らしいサービスだと大変共感しました。Webサービスとしての完成度や価格帯、講師のオペレーションコストが抑えられていそうな工夫がすごいな、と。

ベストティーチャー代表の宮地さんをFacebookでフォローしたら、10分後ぐらいに宮地さんから突然ダイレクトメールがきて。僕のFacebookの基本データを見てくれたようで、「Skit」のコンセプトがベストティーチャーと一緒だ、と興奮していたそうです。そこで、去年のクリスマス前に新宿のサザンテラスで男二人で会うことになりました。飲みながらいろいろな話をしたのですが、その時のご縁でこのインタビューへとつながっています。

そして、日本を飛び立つ。トビタテ!留学JAPAN日本代表に。

Skitの経営が落ち着いてから、一度スペインに行きました。そこで会ったスペイン人から衝撃を受けました。彼らは、日中は遊んだりしていて5時に家に戻ってそこからプログラミングをして生計を立てていていました。どんな仕事なのか聞いたら、「Googleにシステムを売っているんだ」と答えてくれました。その姿を見て、彼らのように自由に働くことにワクワクしたことを覚えています。僕の父は会社を経営していますので、会社は自分で作って働くのが当たり前だと思っていましたが、Skitを経営していてある意味限界も感じていて、何か武器が欲しいとも思っていました。

そんな時にトビタテ!留学JAPANの話を耳にして、学生最後、全く新しい経験に挑戦してみようと思い切りました。具体的には5年以内に起業するのを長期的な目標にして、そのためのプログラミング力、海外で働くための語学力、アイディア力の3つを身につけるため、シリコンバレーで現地企業40社にインタビューを行うことと、現地企業でフェローシップを行う計画を立てて、幸運にも第一期生として日本代表に選ばれました。

トビタテ!留学JAPANとは?

トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラムには4つのコースがあります。
1. 自然科学系、複合・融合系人材コース(第一期は60名程)
2. 新興国コース(第一期は150名程)
3. 世界トップ100大学コース(第一期は60名程)
4. 多様性人材コース(第一期は30名程)

最初の3つは、大学機関が決まっている人たちが行くコースで、僕は多様性人材コースなのですが、自分で海外に行く計画を立てて応募するコースになります。留学期間は1〜12か月の幅で決められますが、1ヶ月20万円の支給と学費、渡航費もいただけるため、長期間で申し込む方が多いようです。2014年は募集期間が短かったですが、1500人の応募があり書類通過は600人、面接通過の合格者が300人であったようです。 今年4月に告知開始し、5月応募締切、5月末に書類審査、6月頭に面談というタイトなスケジュールでした。主に、留学プラン、タイムスケジュール、今までしてきた活動が問われていたようです。

合格後、選考を通過した日本代表の集まりにも参加したのですが、みんなビジョンが大きくて自己完結していない人ばかりでした。就活に有利だからという理由で参加している人はほとんどいなくて、研究したいテーマややりたいことがあって参加している人ばかりでした。この横の繋がりは、今後も自分の大きな財産になると感じました。また、壮行会には下村大臣だけではなくソフトバンクの孫正義社長も会場に激励に来て下さり、当日会場はヒートアップしました。

インタビューを終えて

黒崎様のお話を聞いていて、自分のやりたいことを楽しんで生きている方だなと感じました。やりたいことにまっしぐらに進む中でも、色々面白いエピソードがあって、笑いの絶えないインタビューでした。特に印象に残ったのは、「自由に働きたい」「自分で作りたい」という言葉でした。海外の方との出会いを通じて変わったことがたくさんあったとおっしゃっていましたが、やはり英語ができることにより一気に世界が広がると思いました。黒崎様の留学プログラムが実りの大きいものになるよう願っております!

第二弾インタビュー:トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム第1期生渡米中インタビュー 黒崎峻様